読売新聞によると
【ワシントン=太田晶久】米国のトランプ大統領は今回の日米首脳会談の日程を通じ、2017~21年の第1次政権時に蜜月関係を築いた安倍晋三・元首相に再三、言及した。政府内には「安倍氏の『遺産』が会談を成功に導いた」(高官)との見方も出ている。
トランプ氏は会談の冒頭で安倍氏の銃撃事件に触れ、「シンゾーは偉大な友人だった。あれほど悲しかったことはない」と悼んだ。その後の共同記者会見でも、日本の防衛費増に関し「私はシンゾーと一生懸命取り組んだ」と振り返るなど、約40分間に5度、安倍氏の名前を口にした。
会談では、安倍氏の英語通訳だった外務省の高尾直・日米地位協定室長が通訳を務めた。高尾氏はトランプ氏から「little prime minister(小さな首相)」と呼ばれるなど親しまれており、会談の潤滑油となった可能性がある。
トランプ氏は就任に先立つ昨年12月には、安倍氏の昭恵夫人をフロリダ州の邸宅「マール・ア・ラーゴ」に招待し、昭恵氏を通じて「PEACE(平和)」と直筆した写真集を石破首相に贈呈。首相は会談で、写真集について「非常に感銘を受けた」と語った。
[全文は引用元へ…]
以下,Xより
【ライブドアニュースさんの投稿】
【日米首脳会談】「シンゾーは偉大な友人」トランプ氏、会談中に5度言及https://t.co/A8Ge8zRMMB
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 8, 2025
トランプ氏は会談の冒頭で安倍氏の銃撃事件に触れ「シンゾーは偉大な友人だった。あれほど悲しかったことはない」と悼み、その後の共同記者会見でも約40分間に5度、安倍氏の名前を口にした。 pic.twitter.com/is8UkHogxA
トランプ大統領流の安倍晋三さんが好きだからお前わかってるだろなというメッセージ
— ほわほわ (@cross0830) February 8, 2025
なんだかだあったけど
— よし🌽 (@sukonbu_yoshi) February 8, 2025
あのころがよかったね
にはしないようにしてくれ
かなり信頼していましたからね
— きなこ (@kinako_1119) February 8, 2025
あとは石破への当てつけか?
トランプ大統領のビジネスマンとしてのテクニックだな。日本人を喜ばすやり方は上手い。これで日本と言うATMを手に入れた。
— 霞拳四朗🇺🇸🇪🇸🇯🇵🇵🇱🇺🇦 (@vcAbFMPIZ612513) February 8, 2025
シゲルっては言われたかな…?
— マーボー🐱マヒログのパパ (@elef_mabo) February 8, 2025
石破さんにもこうなってもらいたいんだけどなぁ…💦 pic.twitter.com/N9KfXky5ED
— みっぴー|ビジネスと家庭を両立する🐰 (@ohamikky03) February 8, 2025
引用元 https://www.yomiuri.co.jp/pluralphoto/20250208-OYT1I50131/
みんなのコメント
- 安倍氏が築いた日米関係が、今もなお影響を与えているのは間違いない。トランプ氏の発言からも、その重要性が改めて浮き彫りになった。
- 首脳会談で過去の指導者についてこれほど言及するのは異例だろう。それだけ安倍氏が築いた関係が強固だったことを示している。
- 安倍氏がいたからこそ、トランプ政権時代の日米関係はスムーズに進んだ。現政権もこの遺産を活かしながら、新たな外交を築くべきだ。
- トランプ氏の発言を聞く限り、安倍氏の影響力は日本国内よりもむしろ海外で強く残っているのではないかと感じる。
- 防衛政策の強化は安倍氏の功績のひとつだった。トランプ氏が「シンゾーと一生懸命取り組んだ」と語るほど、重要なテーマだったことが分かる。
- 日本の安全保障政策は安倍氏の時代に大きく変わった。アメリカの元大統領がここまで評価しているのに、日本国内では正当に評価されているのか疑問だ。
- 安倍氏が推進した自由で開かれたインド太平洋構想も、日米関係の重要な軸となっている。この流れを継続できるかどうかが今後の課題だ。
- トランプ氏と安倍氏の関係は、単なる政治的な付き合いではなく、本当の信頼関係があったことが分かる。こうした外交が今の日本に必要ではないか。
- 通訳が安倍氏の時代からの人物だったことも、会談を円滑に進める要因となったのだろう。外交は言葉だけでなく、人間関係がものを言う場面が多い。
- 昭恵夫人をフロリダに招待し、石破首相に写真集を贈るというのも、単なる儀礼ではなく、安倍氏への敬意の表れだろう。
- 安倍氏の外交手腕は、歴代の日本のリーダーの中でも際立っていた。トランプ氏がここまで言及するのは、それだけ信頼されていた証拠だ。
- 日米関係を強固にすることは、日本の国益にとって欠かせない。安倍氏の時代に築いた基盤を、今後どれだけ維持できるかが問われる。
- 安倍氏が推し進めた防衛費の増額も、トランプ氏の発言から重要なテーマだったことがうかがえる。これを無駄にしてはいけない。
- 日本国内では安倍氏の評価をめぐり意見が分かれるが、トランプ氏のように海外からは高く評価されている。この差は一体何なのか。
- 安倍氏の外交スタイルは、日本のリーダーのあるべき姿を示していた。トランプ氏との関係も、日本の利益を最優先に考えた結果だったのではないか。
- 過去の遺産に頼るだけではなく、新たな日米関係をどう築いていくのかが今後の焦点になる。現政権には、それを考える責任がある。
- トランプ氏が「偉大な友人」と繰り返し語ったことは、単なる美辞麗句ではない。彼が安倍氏をどう見ていたのかがよく分かる。
- 日米関係の基盤が安倍氏の時代に確立されたからこそ、今の会談がスムーズに進んだ。この遺産を無駄にしてはならない。
- 安倍氏の功績を考えると、日本の外交においてリーダーの個人的な資質がいかに重要かが分かる。信頼関係を築ける人物が今後も求められる。
- 今後の日本外交がどうなるかは不透明だが、安倍氏が築いた関係が日本にとって大きな資産になっていることは間違いない。
編集部Aの見解
今回の日米首脳会談では、トランプ氏が安倍晋三元首相について繰り返し言及したことが注目された。安倍氏が首相在任中に築いた日米関係の基盤が、今なお影響を与えていることを強く印象づける内容だった。トランプ氏が「シンゾーは偉大な友人だった」と語る姿からも、安倍氏との関係がいかに深かったかが伝わってくる。
首脳会談の場で過去の指導者についてこれほどまでに触れるのは異例のことだ。それだけ安倍氏の存在が大きかったということだろう。特に防衛費の増額について「私はシンゾーと一生懸命取り組んだ」と語るなど、安倍氏の政策が今の日米関係にも影響を与えていることを示唆していた。これは、日本が進めてきた安全保障政策が正しかったことの証明でもあるのではないか。
日本の防衛政策は、これまでアメリカとの協力関係を軸に進められてきた。安倍政権のもとで行われた日米同盟の強化は、単なる外交戦略ではなく、日本の安全保障を確実なものにするための重要な決断だった。トランプ氏が安倍氏との取り組みを振り返り、それを評価する形で言及したことは、日本の防衛政策が米国にとっても価値のあるものであったことを示している。
また、会談で通訳を務めたのは、安倍氏の英語通訳も担当していた外務省の高尾直氏だった。トランプ氏が彼を「小さな首相」と親しみを込めて呼んでいたという話も興味深い。安倍氏との関係が築いた信頼感が、そのまま今の日米首脳会談にも影響を与えていたのかもしれない。外交の世界では、こうした細かな人間関係が意外な形で役立つことがある。
トランプ氏は昨年末、安倍氏の昭恵夫人をフロリダの邸宅に招待し、「PEACE(平和)」と直筆した写真集を贈った。石破首相もこの写真集に「非常に感銘を受けた」と語ったようだ。こうしたエピソードからも、安倍氏が築いた日米関係の基盤が、今なお強い影響力を持っていることが分かる。
今回の会談では、日米関係の継続性が強調された。安倍氏が作り上げた信頼関係が、現在の政権にも受け継がれているという点は、日本にとっても重要な意味を持つ。国際関係は、単に政策だけでなく、リーダー同士の個人的な関係が大きく影響することが多い。安倍氏とトランプ氏の間に築かれた信頼が、今後も日本にとってプラスに働くことは間違いないだろう。
もちろん、安倍氏の遺産だけに頼るわけにはいかない。日本の現政権が新たな日米関係をどう築いていくのかが問われている。防衛費の増額や経済協力など、具体的な政策の方向性を明確にし、日本の国益をしっかり守ることが求められる。
トランプ氏が安倍氏について語るたびに、日本の外交のあり方を改めて考えさせられる。安倍政権は、日米同盟の強化だけでなく、自由で開かれたインド太平洋構想を推進し、日本の国際的な立場を確立するために尽力した。こうした取り組みが評価され、今もなおアメリカの指導者から称賛されるのは、日本にとって誇るべきことだ。
ただし、過去の実績に頼るだけではなく、現在の政権がどのような外交を展開していくのかも重要だ。日本の安全保障環境は日々変化しており、今後も強固な日米関係を維持しながら、日本独自の戦略を持つことが必要だろう。安倍氏の遺産を活かしつつ、新たな日米関係の構築を目指すことが、今後の日本外交にとっての大きな課題となる。
今回の会談を通じて、日本の外交がこれまで築いてきたものが、今も確かな影響力を持っていることが改めて示された。安倍氏の功績は確かに大きいが、今後の日本のリーダーがどのように舵を取っていくのかが、さらに重要になってくるだろう。トランプ氏が語った「偉大な友人」という言葉は、単なる追悼ではなく、日本がこれからもアメリカと共に歩んでいくことへの期待を込めたものだったのかもしれない。
執筆:編集部A
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