【SNS】X、「コミュニティ」の投稿が誰にでも表示される仕様変更 ユーザー当惑「最悪のアプデ」

ヤフーによると

Xのコミュニティ機能が2月4日(日本時間)にアップデートされ、コミュニティ向けの投稿がメンバー以外のタイムラインおすすめにも表示されるようになった。意図せず投稿が公開されてしまったコミュニティ参加者などからは悲鳴が上がっている。

米X社のCommunitiesアカウントは、「このアップデートにより、コミュニティはX全体に完全に統合された」と告知した。具体的には、1)コミュニティの投稿と返信は、フォロワーや他の人にも表示される、2)Xの利用者は、非会員であってもコミュニティの投稿に返信できるが、会員からの返信が優先される、3)コミュニティが削除されても投稿はXで引き続き表示される。  しかし、コミュニティでは不特定多数のユーザーに見られたくない内容を発信している場合もある。例えば、仲間内で映画やゲームの“ネタバレ”を楽しむコミュニティなどだ。投稿が非メンバーにも表示されれば、発信者とネタバレを見てしまった閲覧者の双方がダメージを受けかねない。  このため、日本のみならず海外でも反発は大きいようだ。Communitiesアカウントの告知ポストに対しては、海外のXユーザーから「今までで最悪のアップデート。誰でも返信できるなら、コミュニティに参加する意義は何?」「おめでとうございます。あなたはコミュニティを完全に無意味にしました」といった声が上がっている。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

ITmedia NEWSさんの投稿】

引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/90ea0f1b11c2012ff60f516a837d0abfc610d0c5

みんなのコメント

  • Xの今回のアップデートは、ユーザーのプライバシーを完全に無視した最悪の仕様変更。コミュニティ機能の存在意義を台無しにしてしまった。
  • 元々コミュニティは仲間内で安心して会話できる場だったのに、投稿が外部に拡散されるなら全く意味がない。これでは普通の投稿と変わらない。
  • 非メンバーでも返信できるようになったことで、荒らしやスパムが増えるのは確実。せっかく築かれた健全なコミュニティが荒らされるのは時間の問題。
  • 映画やゲームのネタバレを気にせず話せる場として使っていた人も多いはず。それが全く関係のない人にまで見られるとなると、ネタバレ被害が続出するのではないか。
  • コミュニティの投稿がおすすめに表示されることで、新しいコミュニティを知る機会が増える。
  • 管理者がコミュニティを削除しても投稿が消えないのは大問題。過去の投稿がずっと残り続けるなら、プライバシーの確保もできず、発言の自由も奪われる。
  • より多くの人に情報が届くようになるなら、発信の影響力も大きくなりそう。
  • これをきっかけに、新しいフォロワーが増える可能性もある。
  • フォロワーのタイムラインに勝手に表示されることで、誤解を招くケースも出てくるはず。コミュニティ内のジョークや専門的な話題が意図しない形で拡散されるのは危険。
  • そもそもコミュニティ機能は、他のSNSでも採用されているが、Xのような仕様変更をしたところはない。普通に考えれば、ユーザーが離れるのは明白。
  • せっかくの交流の場が荒れることになるのは確実。身内で話したいことを安心して話せないSNSになったら、誰がわざわざXを使おうと思うのか。
  • 情報が広まりやすくなるなら、より多くの人と交流できるチャンスが増える。
  • ポジティブに考えれば、新しい可能性が開けるアップデートとも言えるかもしれない。
  • Xがこのまま暴走を続ければ、他のSNSにユーザーが流れるのは時間の問題。特にプライバシーを重視する層は、もうXを信用できなくなっているのでは。
  • SNSはユーザーの信頼があってこそ成り立つもの。今回のアップデートは、その信頼を踏みにじる行為。こんなことを続けていれば、未来はない。
  • 一部の有料ユーザー向けの機能を追加するならまだしも、無料ユーザーにも強制適用するのは理解できない。選択肢すら与えないのは運営の怠慢ではないか。
  • Xはかつて自由な発言の場だったが、最近は運営の思惑で勝手にルールが変えられることが増えてきた。これでは、もはやユーザー主体のSNSではない。
  • ユーザーの声を無視してアップデートを強行すればどうなるか、X社は学んでいないのだろうか。過去に何度も炎上し、仕様を戻したことを忘れているのか。
  • 他のSNSが同じような仕様変更をしたら、大炎上して撤回するはず。Xだけがこれを押し通そうとしているのは、運営の傲慢さが原因ではないか。
  • このままでは、Xは「最悪のSNS」として語り継がれることになるかもしれない。運営がどこまでユーザーの声を聞くのか、今後の対応を見守るしかない。

編集部Aの見解

Xの「コミュニティ」機能の仕様が変更され、コミュニティ内の投稿がメンバー以外のタイムラインやおすすめにも表示されるようになった。このアップデートに対し、多くのユーザーが強い不満を抱いている。

SNSにおける「コミュニティ」とは、共通の関心を持つ人々が集まり、特定の話題について交流できる場だ。そのため、メンバー以外の目に触れないという安心感があった。しかし、今回の仕様変更により、その前提が崩れた。

特に問題となるのは、不特定多数に見られたくない投稿まで広く拡散されてしまう点だ。例えば、映画やゲームのネタバレを話し合うコミュニティでは、メンバー間だけで楽しむはずの情報が外部に流出してしまう可能性がある。そうなると、意図せずネタバレを見てしまった人が不快な思いをするだけでなく、コミュニティの存在意義自体が薄れてしまう。

また、Xの利用者は非会員であってもコミュニティの投稿に返信できるようになった。これにより、荒らしやスパム投稿が増加することが懸念される。従来であれば、コミュニティのメンバーだけが議論に参加できたため、比較的秩序が保たれていた。しかし、今回の変更によって、全く関係のない第三者が入り込む余地が生まれてしまった。

さらに、コミュニティが削除されても投稿がX上に残る仕様になったことも問題だ。コミュニティの管理者が不要と判断して削除した場合でも、投稿が消えないのでは、プライバシーの観点からもリスクが大きい。これでは、管理者がコミュニティの健全性を維持しようとしても、完全にコントロールすることができなくなってしまう。

このアップデートに対し、日本だけでなく海外のXユーザーからも批判が殺到している。「今までで最悪のアップデート」「これではコミュニティに参加する意味がない」といった声が相次いでいるのが、その証拠だ。

SNSの発展とともに、ユーザーが求めるのは「自由な発言の場」と「プライバシーの確保」のバランスだ。Xのコミュニティは、もともとこのバランスを保つために設けられた機能だったはずだ。しかし、今回の仕様変更により、その目的が大きく損なわれてしまった。

X社の狙いとしては、おそらくコミュニティの投稿を一般のタイムラインにも表示させることで、より多くの人に閲覧される機会を増やし、アクティブユーザー数を伸ばすことにあるのだろう。しかし、こうした一方的な変更が、結果としてユーザーの不信感を招いてしまっている。

これまでもXは仕様変更を繰り返してきたが、そのたびにユーザーの反発を受けて撤回されることが多かった。例えば、有料プラン「X Premium(旧Twitter Blue)」の優先表示や、広告収益分配の仕組みなども、当初の想定とは異なる形で運用されるようになっている。今回の変更についても、ユーザーの批判が続けば、再び仕様が見直される可能性はあるだろう。

SNSは、ユーザーの信頼がなければ成り立たない。今回の仕様変更が、ユーザー離れを加速させるような結果になれば、Xにとっても大きなダメージとなるはずだ。もし本当にコミュニティ機能を活性化させたいのであれば、こうした変更を行う前に、ユーザーの意見をもっと反映させるべきだったのではないか。

今後、Xがこの仕様変更にどのような対応を取るのかが注目される。すでに多くのユーザーが不満を表明している以上、何らかの形で調整が入る可能性は高い。ただし、仮に元の仕様に戻すとしても、一度失われたユーザーの信頼を取り戻すのは容易ではない。

Xの動向は、SNS業界全体にも影響を及ぼす。もし今回の変更が大失敗に終われば、他のプラットフォームも慎重に対応を考えるようになるかもしれない。逆に、ユーザーの反発を抑えつつ、うまく仕様を維持できれば、他のSNSも同様の施策を取り入れる可能性がある。

いずれにせよ、今回のアップデートが「最悪のアプデ」と言われるほどの反発を招いた以上、X社は今後の動向を慎重に見極める必要があるだろう。ユーザーの意見を無視した変更が、どれほどの影響を及ぼすのか、改めて考えるべき時が来ているのではないか。

執筆:編集部A

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