【動画】「ファクトチェック」廃止をメタが発表…トランプ氏へ配慮との見方も

NHKによると…

アメリカのIT大手メタは、SNSのフェイスブックやインスタグラムなどで行ってきた第三者による投稿内容の事実確認、ファクトチェックを廃止すると発表しました。
アメリカのメディアは、トランプ氏が1月20日に大統領に就任することを踏まえた動きだと伝えています。

メタのザッカーバーグCEOは公式サイトに動画を掲載し、メタが運営するSNSのフェイスブックやインスタグラムなどで実施している、民間の非営利組織など第三者による投稿内容の事実確認、ファクトチェックを廃止すると発表しました。

ザッカーバーグ氏は不適切な投稿への対策が複雑化し、検閲が行き過ぎたと説明したうえで「表現の自由を回復することに集中する」と述べました。

かわりにイーロン・マスク氏が所有するXが導入した「コミュニティーノート」と呼ばれる、利用者どうしで指摘するしくみを採用するとしていて、まずはアメリカでこうした措置を実施するということです。
(略)
しかし、大統領選挙後には、トランプ氏の大統領の就任式関連の基金に100万ドル、日本円にしておよそ1億6000万円を寄付するなど関係改善を進めていて、アメリカのメディアは今回の措置はトランプ氏が今月20日に大統領に就任することを踏まえた動きだと伝えています。

[全文は引用元へ…]

以下X(旧Twitter)より

【NHKニュースさんの投稿】

【読売新聞オンラインさんの投稿】

引用元 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250108/k10014687371000.html

みんなのコメント

  • 日本は弱くなりましたね 悪質な日本のメディアに操られている可能性が高いと思います
  • ファクトチェック自体がダメだったんじゃなくてそれを統括する部署や担当者の思想に縛られて、無意識だったとしても結果的には恣意的であるかのような運用になってしまうのが明らかになったように思えます。結論としては廃止でいいと考えます
  • ファクトチェックと言えば聞こえはいいが、実際は検閲だからな
  • まったくですね。文化的にはポリコレにはなっていない感じですが、生活としてはちょっと良からぬ感じですね。国会議員がポリコレ大きな声の方を向いている時点でアウトのような気がしているのは自分だけでしょうか。。。。
  • 偏りすぎるのだ!
  • 自民党やパヨク界隈が必死になって情報統制しようとしていますね
  • ファクトチェックに名を借りた厳しい検閲。 特にあのクスリはヤバかった。 トランプ大統領で風向きがガラッと変わる可能性は有るけど、既得権者の反撃が怖い

編集部Bの見解

メタがフェイスブックやインスタグラムで実施してきたファクトチェック制度を廃止するというニュースを読んで、非常に興味深く感じました。これまでSNS上で行われてきた第三者による事実確認は、一部では誤情報を防ぐために役立っていたかもしれませんが、逆に言論の自由を制限しているという批判も多くありました。今回の措置は、そうした批判や世論の変化を反映した結果なのではないかと感じます。

ザッカーバーグCEOは、不適切な投稿への対策が複雑化しすぎていたことや検閲の過剰さを認め、表現の自由を回復するためにファクトチェックを廃止すると説明しました。この判断は、今後のSNS運営の方向性を大きく変える可能性を秘めていると思います。

特に今回の決定は、アメリカの政治情勢と密接に関係していると報じられています。トランプ氏の大統領就任に合わせた動きではないかという見方もあり、SNS運営企業が政治的な圧力や影響を受けていることが改めて浮き彫りになりました。

ここで気になったのは、ファクトチェックが本来持つ役割と、それがどのように使われてきたかという点です。当初、ファクトチェックは誤情報の拡散を防ぎ、利用者が正しい情報を得られるようにするための仕組みとして導入されました。しかし、実際には特定の価値観や思想を持った団体が関与し、偏った検閲が行われていたのではないかという疑念が拭えませんでした。

特に、選挙関連や政治的な話題については、ファクトチェックを理由に投稿が削除されたり、アカウントが凍結されたりするケースも報告されていました。こうした状況が、言論の自由を侵害しているのではないかという批判につながり、今回の決定に至ったのだと思います。

一方で、ファクトチェックが完全になくなることによって、誤情報や虚偽情報が再び拡散するリスクも指摘されています。これに対する対策として、メタはイーロン・マスク氏が所有するX(旧ツイッター)が導入した「コミュニティーノート」制度を採用する方針を示しました。

コミュニティーノートは、利用者同士が投稿内容について指摘し合い、事実関係を補足する仕組みです。これによって一方的な検閲を防ぎながらも、情報の正確性を担保しようとする試みは興味深いと思います。

ただし、この制度も完全に公平で中立なものになるかどうかは、今後の運用次第だと感じます。利用者同士の指摘に頼ることで、新たな偏見や対立が生まれる可能性も否定できません。そのため、コミュニティーノートを適切に管理し、信頼性を確保するための仕組みを整える必要があるでしょう。

今回のニュースを受けて、日本国内でもSNSの運営や規制について再考する動きが出てくるのではないかと思います。特に日本では、近年SNS規制を強化しようとする動きが見られ、政府による監視や介入の強化が議論されています。この流れが、言論の自由を脅かす方向に進まないよう注意が必要です。

SNSは現代社会において重要な情報発信の場であり、多くの人々が意見を交換するためのプラットフォームです。そのため、表現の自由と誤情報防止のバランスをどう取るかが、これからの課題となるでしょう。

メタの今回の決定は、そうしたバランスを再構築するための第一歩として注目されます。ファクトチェックという一方的な制度を廃止し、利用者同士の議論を重視する方向に舵を切ったことは、SNSの運営モデルとして新たな可能性を示したと言えるかもしれません。

しかし、これで問題がすべて解決するわけではありません。誤情報の拡散防止や利用者のリテラシー向上のためには、SNS運営側と利用者の双方が責任を持つ必要があります。また、情報の信頼性を高めるための教育や啓発活動も重要になってくるでしょう。

今回のニュースを通じて感じたのは、表現の自由を守りながらも社会の安全を確保する難しさです。メタが新しい仕組みを導入することで、より公平で透明性のある情報空間が実現することを期待します。そして、日本でもこの動きを参考にしながら、適切な制度設計を進めてほしいと思います。

今後はSNSの役割や運用方法について、より広範な議論が必要になるでしょう。特に、政治や社会問題に関する情報が多く飛び交う中で、利用者自身が正しい情報を見極める力をつけることも求められています。

このニュースが示すように、SNSのあり方は大きく変わろうとしています。表現の自由を守るために何が必要なのかを改めて考えるきっかけになったと思いました。

執筆:編集部B

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