日弁連は6月14日の定期総会で「選択的夫婦別姓」の導入を求める決議を賛成多数で採択した。
夫婦同姓を義務付ける民法750条が、「婚姻の自由」や「氏名の変更を強制されない自由」などを制限し違憲だとして、国に対し、選択的夫婦別姓制度の導入を求めている。
渕上玲子会長は冒頭のあいさつで、女性が姓を変えることがほとんどだとして、同姓の強制は「女性活躍の阻害要因。今こそ選択的夫婦別姓の実現を追求したい」とアピールした。
女性として初めて会長職についた自身についても、「日弁連、社会の男女共同参画を推進していく責任がある」と抱負を述べた。[弁護士ドットコムニュース]
日弁連・渕上会長からのご挨拶
2024年2月9日に実施された日弁連会長選挙において、会長に選出された渕上玲子(ふちがみ・れいこ)です。どうぞよろしくお願いいたします。 日弁連は1949年に設立されましたが、75年目にして初めての女性会長となりました。
これから2年の任期において全国の会員とともに取り組んでいく課題のごく一部となりますが、以下にご紹介をしたいと思います。
家庭裁判所の人的・物的な拡充
多様化、複雑化する現代社会において、家族のあり方や家族観も多様なものになっており、家族法制の改正も予定されています。さまざまな要因が複雑に絡み合う家事事件も増えており、今後、家庭裁判所の役割はますます重要になると予想されます。日弁連として、紛争解決のスピードと実を上げるための家庭裁判所の人的・物的な拡充など、制度改善を求めていきます。
男女共同参画の推進
多様性を認め合う社会の実現に向けて、他者尊重と気づきの機会を大切にしつつ、男女共同参画を推進してまいります。法制審議会で議論されてから四半世紀経ても実現していない選択的夫婦別姓制度の実現に向け、国会および政府に強く働きかけていきます。
災害復興・被災者支援
2024年1月1日に発生した能登半島地震で亡くなられた方々にお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまに心からのお見舞いを申し上げます。毎年のように各地で水害や地震が多発しており、南海トラフ地震、首都直下地震などの大規模災害も発生すると予測されています。弁護士が被災者への支援活動を行うための体制を整備するとともに、立法事実を収集した上で、災害対策法制の改正を国に提言していきます。
民事裁判手続のIT化
2020年のコロナ禍以降、急速に進んだIT化・デジタル化により、司法をとりまく環境は大きく変容しました。2025年度中に民事裁判手続における訴訟書面等のオンライン提出などの実施が予定されています。司法のIT化・デジタル化が、すべての人にメリットが行きわたるものとなるよう、関係機関と協議を行っていきます。
刑事司法改革
刑事司法改革は道半ばです。取調べの録音・録画の全事件・全過程への対象拡大、取調べへの弁護人立会権の確立、刑事手続のIT化においてはオンラインによる接見の実現、新たに提案された電磁的記録提供命令(デジタルデータの提出にかかる強制や罰則化)の問題など、重要な課題があります。
その他にも、日弁連は、子ども、高齢者、障がい者、外国人、犯罪被害者などの権利擁護、そして消費者、貧困、公害環境、情報問題などあらゆる場面で人権擁護活動を実践していますが、これからも調査・研究を重ね、各種の提言を行ってまいります。
このような日弁連の活動を市民の皆さまに知っていただくために、さまざまな広報媒体を通じた情報の発信に努めていきたいと思っています。引き続き、日弁連の活動に関心をお寄せいただければ幸いです。
2024年(令和6年)4月1日
日本弁護士連合会会長
引用元 https://www.bengo4.com/c_18/n_17664/
https://www.nichibenren.or.jp/jfba_info/organization/message.html
みんなのコメント
- 夫婦別姓は戸籍制度無くすために言ってるようです。戸籍制度無くなったら遺産相続のときに弁護士が必要になるらしい!弁護士うはうは
- いまこそ!子供の苗字で争いの種を!!そしてインサイダー取引をしやすく!!だろ?
- 司法も乗っ取られましたね
- 今や弁護士=活動家と認識している
- 左翼弁護士の会
- 価値観の同じ人だけで新しい弁護士会作ればいいのに。依頼する方も選べるからありがたいはず
- 日弁連ではなく朝鮮人弁護士会になっとるな
- 国会議員と弁護士にチョンばかりいるのがおかしい 法律でいろいろと規制できたはずだが その法律を制定するときにすでに 国会議員にチョンが紛れ込んでいたとしか思えない
- 国会議員と弁護士にチョンばかりいるのがおかしい 法律でいろいろと規制できたはずだが その法律を制定するときにすでに 国会議員にチョンが紛れ込んでいたとしか思えない
- 私は中国人よ と言う個人の権利やアイデンティティを保持したいのでは選択的夫婦別姓制度と二重国籍問題の共通点は名前も中国人 国籍も中国と日本 選択的夫婦別姓制度の擁立持って突破口として帰化で母国の国籍が消滅してしまう制度を無くしたいと思ってるのではないかな
- 日弁連は、必要の無い組織! 弁護士は、都道府県知事に届け出で仕事が出来るようにすれば問題無し。 法律改正するとよい!
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