「ラーメン店で20代くらいの女性客が、店を出る前に厨房に向かって大きな声で『ごちそうさまでした』と言いました。行儀が悪い。」→ ネットで賛否

ヤフーニュースによると…

ラーメン店で20代くらいの女性客が、店を出る前に厨房に向かって大きな声で「ごちそうさまでした」と言ったのは行儀が悪い気がするーー数年前、大手質問投稿サイトにこんな質問がありました。飲食店で店員さんに「ごちそうさま」を伝えるかどうか。人によってさまざまな考えがあるようで、現在の閲覧数は10万回を超えています。

■投稿者「引きました」「行儀が悪い気がします」  

投稿者さんは「わざわざ大きい声で言うあたりはさらに引きました」とし、お会計の際にさりげなく伝えたのではなく、他の客にも聞こえる声のボリュームだったことを強調。その点も含めて「引きました」「行儀が悪い気がします」と率直な思いをつづり、閲覧者からの意見を求めています。  

この質問に対し、ユーザーからは「ごく普通の挨拶をごく普通にしているだけに見えます」「感謝の意を伝えるのって素晴らしい事だと思います」「感謝を言う事がいけないのでしょうか」「行儀が悪いと考える貴方が可笑しいかなと思います」という声が。  

また、普段からどんな業態の店でも「ごちそうさま」は伝えているという男性からは、大きな声だった点に「ちょっと恥ずかしいかも」。  

別の男性からはこんな意見も。「ラーメン屋は女性に不向きな雰囲気が有る」とした上で、「その空気感がその女性の行動や言動に違和感を覚える大きな要因になってる気がします。私もその場に居合わせたら、同じ様にヒクかもしれません」と述べています。

■SNS上では否定的な声も  

飲食店で「ごちそうさま」を伝えるかどうか。これまでにも何度となく話題になるテーマです。SNS上では賛成の声が目立ちますが、中には否定的な意見も。  

否定派からは「お金を払っている。ごちそうさまではない」「友達から恥ずかしいからやめた方がいいと言われた」など。  

賛成派からは「言うのは当然だと思っていた」「欠かさず言います」「目が合った店員さんには伝えている」「(セルフスタイルの店で)食器を返却するときに伝えている」「ラーメン店や個人店だと店主にごちそうさまと声をかける」「『おいしかったです。また来ます』も伝えている」「あいさつする人を見ると好感度がアップする」「ごちそうさまとちゃんと言える人が好き」など。  

飲食店勤務の経験がある人からは、「どんなに忙しいときでも、ごちそうさまと言われるとうれしい」「おいしかったの言葉はうれしい」などがありました。

[全文は引用元へ…]

以下X(旧Twitter)より

ツイッター速報さんの投稿

引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/85bc2ba45a66a519ecae3e28a5d28211969b404e

みんなのコメント

  • 「ごちそうさま」を言うのは素晴らしいことだと思う。感謝を表す行為を行儀が悪いと批判するのは理解できない。
  • 大声で「ごちそうさま」を言うことに違和感を覚える人もいるが、感謝を伝えること自体には問題がないと思う。
  • 日本の文化では挨拶や感謝の言葉を大切にするのが一般的。批判する側がこの点を見直すべきではないか。
  • 挨拶をする人を見ると好感を持つ。飲食店で「ごちそうさま」を言うのは、むしろ良い習慣だと感じる。
  • 店員に対して「ごちそうさま」を伝えるのは、お金を払った以上の人間的な交流を示す大切な行為だ。
  • 大声が苦手な人もいるだろうが、感謝の気持ちが伝わるなら多少の声の大きさは気にならない。
  • 批判する人が「行儀が悪い」と感じる理由がわからない。むしろ日本の良い文化を体現している行為では。
  • 飲食店の店員さんは「ごちそうさま」を言われると喜ぶ人が多い。感謝を伝える文化を守るべきだ。
  • 自分もいつも「ごちそうさま」を伝えるようにしている。感謝の表現をすることで良い人間関係が築ける。
  • 飲食店で「ごちそうさま」を言わない人が増えると、店側のモチベーションが下がるのではないかと心配だ。
  • お金を払っているから感謝は不要だという意見には同意できない。金銭以上の価値を認めるべきだ。
  • 挨拶を行儀が悪いと感じるのは過剰な反応だと思う。むしろ日本らしい美徳が現れている行為だと感じる。
  • SNSでの批判は極端すぎる部分もある。感謝の文化が失われないように守っていくことが大切だ。
  • 「ごちそうさま」を言う人を見ると自然と気持ちが明るくなる。批判する必要はないと思う。
  • 大声かどうかにこだわるのではなく、感謝の気持ちが伝わることの方が重要だと思う。
  • 店員さんが喜ぶなら、それだけで「ごちそうさま」を言う価値がある。習慣として広まってほしい。
  • 批判する人たちは、感謝を言葉で伝えることの価値を理解していないのではないかと感じる。
  • ラーメン店での大声が気になるなら、自分が気にしないだけの広い心を持つべきだと思う。
  • 感謝の言葉を素直に伝えることができる人が増えれば、もっと温かい社会になるはずだ。
  • 大声でも小声でも、「ごちそうさま」を言う行為そのものが日本の良い文化だと信じている。

編集部Aの見解

飲食店で「ごちそうさま」と伝える行為は、文化や個人の価値観によって捉え方が大きく異なる話題です。特に今回のように、大きな声で「ごちそうさま」を伝えた女性が行儀が悪いと感じられる一方、それを好意的に受け止める意見もあるという点は、私たちが持つ挨拶や感謝の文化について考える良い機会だと思います。

まず、「ごちそうさま」を伝える行為そのものは、日本の食文化に深く根付いている習慣です。料理を提供してくれた店員や店主、さらにはその料理を作るために関わった全ての人や自然に対する感謝の気持ちを込めた挨拶と言えます。この言葉には「いただきます」と同じく、日本独特の敬意と感謝の精神が込められていると感じます。そのため、この行為を自然と行うこと自体には肯定的な価値があると考えます。

一方で、今回のケースのように、大きな声で「ごちそうさま」を伝える行為が「行儀が悪い」と感じられることについては、それを周囲がどのように受け止めるかによる部分も大きいでしょう。大声での挨拶は確かに目立つため、場合によっては周囲が「騒がしい」と感じることもあるかもしれません。ただし、そこに悪意がなく、単に感謝をしっかり伝えたいという思いがあったのであれば、それを批判するのは少し行き過ぎのようにも思えます。

「大きな声」に焦点を当てると、これは日本の社会における「控えめ」な美徳が影響しているのかもしれません。日本人は一般的に、静けさや周囲との調和を大切にする文化を持っています。そのため、大きな声での発言や行動が、無意識に「目立ちすぎる」として受け止められ、行儀が悪いとされることがあります。今回の女性の行動が不快に感じられた人も、この「目立つ」行為に違和感を覚えたのではないでしょうか。

しかし、このような文化的背景を踏まえても、挨拶そのものを否定する意見には疑問が残ります。「お金を払っているから言う必要がない」という意見も見られますが、感謝の表現は金銭のやり取りとは別次元のものです。店員や店主が自分のために一生懸命に料理を作り、提供してくれたことに対して感謝を伝えることは、対人関係の中で自然な行為です。特に個人経営の店やラーメン店では、店主が一皿一皿に心を込めて作っている場合が多く、その努力を評価する意味でも「ごちそうさま」の一言は大切です。

また、否定的な意見がある一方で、「好感度が上がる」「気持ちが良い」と感じる人が多いのも事実です。飲食店勤務経験者の意見に見られるように、「おいしかった」「ありがとう」という言葉は、店側にとって励みになると同時に、接客のモチベーションを高める効果があります。これを考えると、挨拶がいかに重要な役割を果たしているかが分かります。

一方で、「女性がラーメン店に不向き」といった意見には違和感を覚えます。ラーメン店が男性中心の文化を持っているとしても、女性客がその文化に合わないというのは偏見と言わざるを得ません。飲食店は性別や年齢を問わず、全ての人が平等に楽しむべき場所です。その中で、特定の行為が女性だから違和感を与えると考えるのは、性別による役割分担の押し付けにもつながりかねません。

今回の話題を通じて、挨拶や感謝の表現について改めて考えさせられます。挨拶は、社会の中で相互の尊重を深める大切なコミュニケーションツールです。それを行うかどうかは自由であるべきですが、挨拶を自然にできる社会こそが温かみのある共同体だと思います。そして、感謝の表現は大声であろうと小声であろうと、その気持ちが伝わることにこそ意味があると感じます。

執筆:編集部A

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