【ベネッセ】進研ゼミ冊子に「ポケモン」キャラ無断使用で謝罪/原因は「制作過程のミス」

Yahoo!・J-CASTニュースによると…

ベネッセコーポレーション(岡山県岡山市)の通信教育「進研ゼミ小学講座」の冊子に、ポケモンに酷似したキャラクターが描かれているとして、Xに投稿された画像が波紋を広げている。クレジットがないことなどから無許可での掲載を疑う声が相次いだ。

 ベネッセコーポレーションの親会社、ベネッセホールディングス(HD)は、2024年12月6日、無許可でのポケモンのキャラクターの掲載を認め、「今回の件を重く受け止め、社内の制作・チェック体制をあらためて見直し、再発防止に努めてまいります」とした。

■「ニンフィア」と「ゼラオラ」に酷似したキャラに「パルワールドもビックリ」  注目を集めているのは、小学5年生向けの教材「1分集中スピードクイズQ」を紹介するものだ。「がんばるとキャラクターが育つから勉強のやる気もぐんぐんアップ!」と記載されている。

 その下に、ポケモンの「ニンフィア」と「ゼラオラ」に酷似したキャラクターが描かれている。ポケモンの公式イラストとはタッチが異なることや、クレジットの記載がないことから、無許可ではないかと疑う声も上がった。

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↓X(旧Twitter)

【Yahoo!ニュースさんの投稿】

引用元:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6521950

みんなのコメント

  • 著作権って本当に大事な問題なのに、大企業がこういうミスをするのはどうかと思う。教育関係ならなおさら厳格に管理してほしい。
  • これがただの「制作ミス」だっていう説明は苦しいと思う。ちゃんと確認しないまま進めた結果じゃないのか。
  • ポケモンの厳しさを知ってる人なら、こんなキャラクターを無断で使うなんて信じられない。誰も気づかなかったのが不思議。
  • AIで生成したとか、コスト削減の影響とか言われてるけど、それ以前に基本的なチェックができてないのが問題だと思う。
  • 進研ゼミって子ども向けの教材なのに、こういう著作権問題があると親も不信感を持つよね。教育会社としてどうなの。
  • 似てるどころか、もうほぼそのままじゃないかってレベル。大企業のやることじゃない。
  • ポケモンって世界的なブランドだから、訴訟に発展する可能性もある。大丈夫なんだろうか。
  • 教材にポケモンのキャラがいると誤解させるのはかなりマズいと思う。子どもたちに間違ったメッセージを与えてしまう。
  • こういうことが起きると、AI技術とかの使い方も再検討しなきゃいけないよね。便利だけど危険な面も多い。
  • 企業としてのチェック体制が甘いのが一番の問題だよね。再発防止って簡単に言うけど本当にできるのか。
  • ベネッセがこういうミスをするなんて驚き。大企業だからこそもっと慎重にやるべきだったんじゃないの。
  • 教育関係の会社が著作権を軽視するようなことをしてはいけないと思う。信頼回復に時間がかかりそう。
  • 制作過程のミスって言うけど、明らかに似すぎてる。これを見過ごした人が多いのが問題じゃない?
  • 子ども向けの教材だからこそ、こういう問題はもっと厳格に対応してほしい。親として不安になる。
  • ポケモン側がどう対応するのか気になる。大事にならないといいけど、簡単には済まなさそう。
  • こういうミスが起きると、教育現場での教材の質にも影響するよね。信頼を取り戻すには時間がかかるだろう。
  • 無断使用はもちろんダメだけど、それに気づかない体制が一番の問題だと思う。ちゃんと確認する仕組みを作ってほしい。
  • 教材を受け取った子どもたちも混乱するだろうね。ポケモンが出るって思ったのに違ったらがっかりする。
  • ベネッセみたいな大企業でもこんなことが起きるなんて、他の会社も気をつけないと同じ問題が起きるかも。
  • ポケモン側に謝罪して終わりじゃなくて、ちゃんとした対応策を公表してほしい。それが信用回復の第一歩だと思う。

編集部Bの見解

ベネッセコーポレーションが通信教育「進研ゼミ小学講座」の冊子でポケモンに酷似したキャラクターを無断使用していた件について、関係者への多大な影響が議論を呼んでいます。この問題を通して、著作権に対する企業の意識や、AI生成の画像に伴うリスク、そしてコンテンツ制作における人間の創造性の重要性が浮き彫りになりました。

まず、この事件が示す最も大きな問題は、著作権への認識不足です。ベネッセはポケモンのキャラクターである「ニンフィア」と「ゼラオラ」に酷似したキャラクターを、許可なく冊子に掲載していました。ポケモンは厳格な著作権管理で知られており、こうした侵害が重大な結果をもたらす可能性は十分に予見できたはずです。それにもかかわらず、制作段階でのチェック体制が不十分だったことは、企業としての責任を問われても仕方ありません。教育を提供する会社が子どもたちに誤解を与えるような事態を招いた点は、特に残念です。

また、近年、AIによる画像生成技術が進化し、コンテンツ制作の効率化が進んでいます。便利なツールである一方、AIによる類似キャラクターの生成が今回のような問題を引き起こしたのではないかとの推測もあります。AI生成の画像は、既存の作品に似てしまうリスクが常に伴います。このリスクを軽視すると、今回のように意図しない著作権侵害が発生し、企業の信用が失墜する可能性があります。技術の活用は必要ですが、その前提として、しっかりとした管理と確認が欠かせません。

さらに、コスト削減や効率化を重視するあまり、プロのカメラマンやイラストレーターといった専門家の創造性が軽視される傾向も問題視されています。こうした専門家が作り上げるオリジナルの作品には、ファン効果や付加価値があり、単なる広告効果を超えたブランドイメージの向上に寄与します。ベネッセのような大企業が、短期的な効率を追求するあまり、この点を見落としていたとすれば、長期的には損失となり得ます。

ベネッセは今回の件を受けて、制作・チェック体制の見直しと再発防止を表明しましたが、これを機に教育企業としての姿勢を改め、透明性の高い運営を行ってほしいと期待されます。また、著作権侵害は法律的な問題だけでなく、企業倫理としても重大な問題です。教育に携わる企業であればなおさら、この倫理観を徹底することが求められます。

さらに、教育現場でのコンテンツ制作においては、学生たちに正しい価値観や責任感を伝える立場として、自ら模範を示すことが重要です。今回のような事件は、教育そのものへの信頼を損ねかねません。ベネッセがこの経験を教訓に変え、より良い教育サービスを提供できる企業として再び信頼を築くことを期待します。

最後に、この問題を契機として、すべての企業が著作権管理の重要性を再認識し、透明性と責任を持った運営を進めていくことを望みます。新しい技術や手法を活用する中でも、基本的な倫理観を忘れず、消費者やパートナー企業との信頼関係を築くことが不可欠です。

執筆:編集部B

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