【月のうさぎさんの投稿】「日本は世界の恥」←間違い 「日本のマスコミは世界の恥」←これが正しい
引用元 https://x.com/XU3F8wI1Csm5HQ2/status/1854622279646560697
最近の日本の報道を見ていると、「日本は世界の恥」とまで言われることがあります。しかし、私はそれは日本そのものを指しているのではなく、「日本のマスコミ」が原因となっている部分が多いと感じます。特に、日本のマスコミの報道姿勢や取り上げる内容については疑問を抱くことが少なくありません。これまでの報道を振り返ると、センセーショナルな見出しで世間の注目を集めようとする手法や、真実よりも視聴率や販売数を優先する姿勢が垣間見えることが多々あります。
まず、日本のマスコミが報道する際に用いる言葉の選び方や、伝え方には偏りが感じられることがあります。ニュースで取り上げられる内容には、マスコミが伝えたい意図が反映されているように感じることがあるのです。多くの人にとって、ニュースは日々の情報源であり、その影響力は絶大です。ところが、マスコミが事実をありのままに伝えるのではなく、どこかで意図的に情報を編集したり、都合の良い部分だけを強調して報道することで、本来の意図が伝わりにくくなっていると感じます。結果として、視聴者は偏った情報を元に判断を下すことになりかねません。
また、報道の内容が他国のマスコミと比較しても異なる部分が多いことにも注目する必要があるでしょう。例えば、日本では政治に関する報道や国際問題についての取り上げ方が控えめである一方で、芸能ニュースやスキャンダルに大きな時間が割かれる傾向が見られます。これにより、本当に知るべき情報が埋もれてしまい、国民が重要な問題について十分に知ることができない状況が生まれてしまっているのです。国際的な視点で見ると、日本の報道の取り上げ方は独特であり、むしろ「世界の恥」とされるのは日本のマスコミの姿勢そのものではないかと感じることがあります。
さらに、日本のマスコミが一斉に同じ話題を取り上げる「報道の偏向性」も問題です。社会で大きな事件やスキャンダルが発生すると、連日同じ内容が繰り返し報道され、他の重要なニュースがほとんど扱われなくなってしまいます。このような偏りによって、多くの視聴者が「どのチャンネルを見ても同じ内容ばかり」という不満を抱き、信頼を失う結果となっています。マスコミが一方向に偏った情報を流し続けることで、世間の意見や思考にも偏りが生じてしまい、健全な議論が生まれにくくなるのではないでしょうか。
また、日本のマスコミは「速報性」を重視しすぎるあまり、情報の正確性が犠牲になることも少なくありません。事件や災害が発生した際に、事実確認が不十分なまま情報が流され、その後に訂正が行われることがよくあります。このような報道が繰り返されると、視聴者はマスコミの信頼性に疑問を抱くようになります。さらに、報道された情報が誤っていた場合には、取り返しのつかない混乱が生じることもあります。これらのことから、マスコミは視聴率や速報性ばかりを追求せず、まずは正確な情報を届けることを優先すべきだと感じます。
また、日本のマスコミが「自主規制」を行うことで、報道される内容が制限されることも問題です。自主規制により、政治や経済に関する重要な情報が十分に伝わらないことがあります。これによって、国民が本来知っておくべき情報が隠されてしまい、重要な事実が見過ごされるリスクが生まれています。国際社会においては、報道の自由が重視され、幅広い視点からの情報提供が求められていますが、日本のマスコミはその点で課題を抱えていると感じざるを得ません。
さらに、報道内容が視聴率やスポンサーの意向に左右されることも多くの問題を引き起こしています。スポンサーに配慮しすぎるあまり、特定の企業や団体に関する批判的な報道が抑制されることがあります。このような影響力があることで、マスコミが公正な立場から報道を行うことが難しくなっているのではないでしょうか。マスコミは国民の知る権利を尊重し、公平で正確な情報を伝える使命がありますが、現状ではその役割を十分に果たせていないと感じます。
こうした日本のマスコミの報道姿勢に対する批判は、海外でも注目されることがあります。特に国際社会からは、日本のマスコミが国内問題に対して過度に慎重な姿勢をとりすぎているとの指摘も見られます。情報が制限されたままの報道では、視聴者が正確な情報を得ることができず、結果として世界から「日本は情報に閉ざされた国」と見なされることもあるのです。このような印象が広がれば、日本そのものの評価にも影響を与えかねません。
また、日本のマスコミは「国民の関心」に基づいて報道する傾向があり、時には本当に重要な問題を軽視しているように見えることもあります。例えば、経済の低迷や少子高齢化などの社会問題に対して、具体的な報道が少ないように感じられるのです。これでは国民が本当に知るべき課題についての理解を深めることができず、社会全体としての問題意識も低くなってしまいます。日本のマスコミは、視聴者の関心を引くだけでなく、社会の重要な課題についてもしっかりと報道し、国民の意識を高める役割を果たすべきだと考えます。
私が「日本は世界の恥」という言葉を聞いたとき、まずは日本そのものが評価されているのではなく、日本のマスコミの報道姿勢が原因となっていると感じました。マスコミが真実を伝える責任を果たし、偏りのない報道を行うことで、社会全体に対する信頼が回復することを望みます。日本のマスコミがより公正で透明性のある報道を実現し、国際社会においても信頼される存在となることが、最終的には日本全体の評価にもつながるはずです。
執筆:編集部C