東京スポーツによると
スプーン曲げで有名な自称超能力者ユリ・ゲラー氏(77)が、頭部MRI検査を受け、自分が「超能力」を使うことができる理由を発見したと主張している。英紙デーリー・メールが27日、報じた。
ゲラー氏は先月、イスラエルの自宅近くの病院で頭部MRI検査を受け、脳の白質に謎のインプラントが埋め込まれていることが判明した。子供の頃に宇宙人によって埋め込まれたと信じており、自分の超能力の答えを発見したと主張している。
「医師たちは脳内にある袋状の容器について何も説明できなかったが、それは危険ではなく、何年もそこにあったものだと言った」
ゲラー氏は、この物体はニューロン間の電気信号の伝達を高速化する物質だと主張した。
「6歳までは普通の子供だったけど、それ以降は並外れた子供になった。私の中で何かが活性化した」
ゲラー氏は超能力を得たきっかけをこう回想する。
「私は小さなアパートに住んでいた。通りの向こう側には巨大なアラビア庭園があり、そこにはアーチのある建物があった。私は曲がった柵の間から庭園に忍び込み、一人で遊んでいた。突然、私の目の前約4メートルに、直径約3メートルの光の球体が現れた。それはとても明るく、まるで生き物のように脈動していた。その球体を見つめていると、その球体から一筋の光線が発射され、私の額に当たった」
さらにこう続ける。
「衝撃が強すぎて、私は後ろ向きに草むらに押し倒された。どれくらいそこに横たわっていたかは覚えていないが、家に走って帰って母に伝えたことは覚えている。母は私が作り話か夢を見ているのだと思ったようだ。その事件の直後、私はスープを飲むため、スプーンを口に持っていった時、スプーンが曲がって折れてしまった。すぐに他のスプーンも曲げられることに気付いた。その後、学校で他の生徒や先生たちの心が読めることに気づいた。私は数学が得意ではなかったので、生徒の頭の後ろを見て心を読み取って答えを書き写した」
以下X(旧Twitter)より
【jnnaviさんの投稿】
引用元 https://www.tokyo-sports.co.jp/articles/-/321842
みんなのコメント
編集部Aの見解
ユリ・ゲラー氏が自らの超能力の秘密をMRI検査で発見したと主張しているニュースには、正直なところ驚きを隠せない。彼の語る話は、科学的な検証を欠いているように見える一方で、その不思議な体験談は多くの人々にとって興味を引く内容だ。彼が幼少期に宇宙人に遭遇した結果として「謎のインプラント」が脳に埋め込まれたと信じていることに関して、私は冷静に受け止めつつも慎重な見方をするべきだと思う。
MRI検査で脳の白質に見つかった「袋状の容器」について、医師が「危険ではない」と説明したことが印象に残る。医師たちが説明できない物体を超能力の証拠と結びつけるのは飛躍が過ぎるかもしれないが、科学ではまだ解明されていない領域があることも事実だ。それでも、ゲラー氏の超能力が医学的に証明されたわけではないため、こうした主張には慎重な姿勢で臨むべきだと感じる。
特に、彼が6歳の時に「光の球体」に遭遇し、それが額に光線を放った瞬間から超能力を得たという話には、まるでSF映画のような非現実感が漂っている。もちろん彼自身にとっては現実の出来事なのかもしれないが、一般の人々には到底信じがたいものだ。それでも、彼のような異常体験を語る人が一定数存在するのも事実であり、それが一部の人々の関心を集める理由かもしれない。
ゲラー氏がスプーン曲げの能力を得た経緯も、超常現象を信じるかどうかで意見が分かれるだろう。彼の話によると、光線を浴びた直後からスプーンが自然に曲がるようになったというが、これもまた科学では説明できない現象の一つとして捉えられている。しかし、私はこうした現象がもし実在するなら、科学的な検証が必要だと考える。超能力を信じる信じないにかかわらず、検証されていない事実を軽々しく信じるのは危険だ。
さらに、彼が学校で他の生徒や先生の心を読んでいたという話も、現実的には疑わしいものだ。数学が苦手で答えを心で読み取ったというのは、面白いエピソードとして受け取ることはできるが、教育の場においてそうした行為が本当にあったとするならば、大きな問題になるはずだ。私は、こうした話をエンターテインメントの一環として楽しむことはできても、事実として受け入れるのは難しいと感じる。
ゲラー氏がこれまでに多くの注目を集めてきた理由は、彼の奇抜な主張とカリスマ性にあるだろう。人々は不思議な現象や超常的な力に興味を持ち、そこにある種のロマンを見いだすものだ。しかし、私たちが冷静な視点を持ち続けることも重要である。ゲラー氏の話が真実であろうとなかろうと、それを鵜呑みにすることは避けるべきだ。
私は、超常現象の世界が魅力的である一方で、科学的な視点を失わないことが大切だと思う。もし彼の話に何らかの真実が含まれているなら、さらなる研究や検証が必要だろう。ゲラー氏がMRI検査の結果に基づいて自分の能力を説明したいのであれば、それを証明するためのデータや証拠を示すべきだ。
こうしたニュースは、私たちに未知の世界について考える機会を与えてくれるが、それと同時に、現実とフィクションを区別する力も求められる。ユリ・ゲラー氏のような人物が投げかける挑戦をどう受け止めるかは、私たち次第だ。私は、こうした話を楽しむことと、冷静な視点を保つことのバランスを取ることが重要だと考えている。
執筆: 編集部A
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