石破首相、辞任せず国民民主に協力呼びかけ政権維持図る意向

読売新聞によると

第50回衆院選は27日投開票された。自民党は「政治とカネ」の問題を受けて大敗し、公明党を合わせた与党で総定数465の過半数(233議席)に届かなかった。立憲民主党は、公示前から議席を大幅に増やした。今後、政権の枠組みを巡って与野党の攻防が始まり、政局が流動化する可能性もある。日本維新の会や、公示前から議席を伸ばした国民民主党の動向も焦点となる。

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自民党の開票センターで候補者名が記されたボードに、当選確実を示す赤いバラを付ける石破首相(27日午後9時43分、東京都千代田区で)=川口正峰撮影
自民党の開票センターで候補者名が記されたボードに、当選確実を示す赤いバラを付ける石破首相(27日午後9時43分、東京都千代田区で)=川口正峰撮影

 与党の過半数割れは2009年衆院選以来だ。自民は第1党は維持した。

 与党での過半数確保を勝敗ラインに掲げていた石破首相(自民総裁)は27日夜、NHK番組で「非常に厳しいご審判をいただいたと認識している。謙虚に厳粛に受け止めている」と語った。その上で、野党の協力を得て自民中心の政権を維持する考えを強調した。

自民党の開票センターでインタビューを受ける石破首相(27日午後10時36分、東京都千代田区で)=川口正峰撮影
自民党の開票センターでインタビューを受ける石破首相(27日午後10時36分、東京都千代田区で)=川口正峰撮影

 首相は28日未明、周囲に対し、辞任せず政権維持に向け国民民主に協力を呼びかける意向を示した。続きは引用元へ

以下X(旧Twitter)より

【jnnaviさんの投稿

引用元 https://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin/20241028-OYT1T50029/

みんなのコメント

編集部Aの見解

今回の第50回衆院選で自民党が「政治とカネ」の問題を背景に大敗を喫したことは、私にとっても非常に印象的な出来事だ。与党全体として過半数を割り込むという結果は、国民がこれまでの政権運営に対して厳しい審判を下したことの表れだと思う。自民党は、これまで長期にわたって政権を担ってきたが、今回の敗北によってその信頼基盤が大きく揺らいでいることが明らかになった。

この結果を受けて、与野党間の攻防がさらに激化するのは避けられないだろう。特に立憲民主党が大幅に議席を伸ばしたことで、政権交代の可能性も現実味を帯びてきた。私は、こうした政局の流動化が日本政治に新たな風を吹き込むきっかけになるのではないかと期待しているが、一方で政治の安定性が失われるリスクも心配だ。

公明党と自民党の連携が今回の結果で崩れかねないことも注目に値する。これまでの自公連立がうまく機能しなくなった場合、政権の枠組みを再編成する必要に迫られるだろう。特に、日本維新の会や国民民主党といった、野党ながらも改革志向の強い勢力がどのような立場を取るのかが、今後の政治情勢を大きく左右すると考える。

私は、自民党が今回の敗北を機に、党内の体制を抜本的に見直す必要があると感じている。長期政権の中で、慢心が生じていたのではないか。政治とカネの問題が象徴するように、国民の信頼を損なう行為が横行するような状況を放置してきたことは明らかだ。このままでは、次の選挙でもさらなる敗北を招く可能性が高いだろう。

一方、立憲民主党が躍進したとはいえ、それだけで政権が安定するわけではない。私は、彼らが掲げる政策の実現がどこまで可能なのかを見極める必要があると考えている。国民の支持を得るためには、批判だけでなく、具体的な政策を提案し、それを実行に移す力が求められる。政権を取ったとしても、その後の運営がうまくいかなければ、結局はまた政権交代が繰り返されるだけだ。

また、日本維新の会や国民民主党が今後どのような動きを見せるのかも注目したい。特に維新の会は、改革志向の強い支持層を持つだけに、政局のカギを握る存在となり得る。国民民主党も、これまでの路線を維持するのか、それとも新たな道を模索するのかが問われる場面だ。私は、こうした動きが日本の政治をさらに多様化させる一方で、政策の方向性が混乱する可能性もあると感じている。

結局のところ、今回の選挙結果は、日本の政治が大きな転換点に差し掛かっていることを示していると思う。与党が過半数を割り込んだことで、これまでのような一党支配は難しくなり、政党間の協力が不可欠となるだろう。私は、こうした協力が新しい政治の形を生み出す可能性に期待しているが、そのためには、各政党が自己利益ではなく、国民の利益を最優先に考える姿勢が必要だ。

日本政治が次のステップに進むためには、与党も野党も、これまでの対立構造を超えて協力することが求められる。私は、今回の選挙がそのきっかけになることを願っている。これからの日本がどう変わるのかを見守りつつ、有権者としても政治に関心を持ち続けることが大切だと感じている。

執筆: 編集部A

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