朝日新聞によると…

人手不足の分野で外国人労働者を受け入れる在留資格「特定技能」に、昨年新たに「自動車運送業」が追加され、バス運転手の試験にインドネシア国籍で両備グループ(岡山市)の関連会社員のイユスさん(40)=東京都=が合格した。昨年12月に行われた試験で、バス分野の受験者はイユスさんだけで、合格第1号となった。
イユスさんは、同グループ傘下の「ニッコー観光バス」(東京都)の社員だ。インドネシアの大学を卒業後、2013年に来日。「ドラゴンボール、るろうに剣心、スラムダンク……大好きな日本のアニメを見るために日本語を勉強しました」
運転手に憧れ 「うれしくて夢みたい」
日本語学校で学んだ後、旅行会社で添乗員として働いた。「ドライバーの隣に座っていて、パイロットみたいでかっこいいな、と憧れていました」
[全文は引用元へ…]
以下,Xより
【朝日新聞さんの投稿】
「国籍は関係ない」 外国人バス運転手誕生へ、「特定技能」合格1号 https://t.co/3qFxMAVfDN
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) March 3, 2025
国籍だろう
— 🟠スーパージュラ紀🦖 ステーション(ジュラ紀🦖)😈 日本🇯🇵衰退抵抗垢 (@okidokidokia) March 3, 2025
これはまずいって
エッセンシャルワーカーから入り込むんだよ
さあて、何年持つかな
— マギマギ💐 (@MitamonoKiitamo) March 3, 2025
日本人がやりたがらないのだから、外国人もすぐに辞めるよ
裏の仕事の方が儲かるからね
運転手としてだけではなく日本社会の一員としてちゃんと遵法してくれるなら関係はないがな
— かげろう (@kage7334) March 3, 2025
日本で働いてくれてありがとう
— みさん (@Hir05722805) March 3, 2025
人材不足の業界で積極的に仕事してもらえるのはありがたいし、外国人というだけで目の敵にするのは解せない。転売ヤーとか川口のあたりで騒ぎになってる人々が目立つから余計にアンチが増えるんだろうけど、、こういう記事をもっと出すと良いと思う
— みい (@hanamaruko1717) March 3, 2025
世界中で長距離バスや路線バスを利用しているが、インドやアフリカなど日本より道路環境が悪いところでも上手に運転している。国籍は関係ない。
— Jc_28F (@28fJc) March 3, 2025
引用元 https://www.asahi.com/articles/AST2X3541T2XPPZB00DM.html?ref=tw_asahi
みんなのコメント
- 外国人運転手が増えることで、人手不足が解消されるのは良いことだ。特に地方では運転手の高齢化が進んでおり、新たな労働力の確保が必要になっている。
- 日本のアニメをきっかけに日本語を学び、仕事に就くというのは素晴らしい話だ。文化を尊重しながら日本で働こうとする姿勢が感じられる。
- バスは住民の命を預かる公共交通機関だ。そこに外国人を積極的に入れるというのは、安全面を軽視しているようにしか思えない。事故が起きてからでは遅い。
- 単に人手不足を補うために外国人を入れるのではなく、日本人の若者がなぜこの仕事を選ばないのか、根本的な原因を見直すべきだ。待遇や労働環境を改善しなければ、結局は外国人にも敬遠される職業になる。
- 日本のバス業界が人手不足なのは、給料が低く労働時間が長いからだ。そこを変えずに外国人を入れたところで、一時しのぎにしかならず、いずれは同じ問題に直面することになる。
- 特定技能の枠組みを活用して働ける場が広がるのは、企業にとっても労働者にとってもメリットがある。安全管理を徹底しながら制度を活用すべきだ。
- 高齢化が進む中で、バスは多くの高齢者にとって重要な交通手段だ。言葉が通じにくい運転手が増えた場合、高齢者が安心して利用できるのか不安がある。
- バスの運転手不足は全国的な問題になっている。日本人だけでは解決できない状況だからこそ、外国人労働者の活用は現実的な選択肢の一つになるだろう。
- 特定技能の導入によって、今後さらに外国人運転手が増える可能性があるが、その結果、運転手の質が低下しないかが懸念される。単に数を増やせばいいという話ではない。
- 日本で生活し、文化を学びながら働く外国人が増えるのは良いことだ。地域に根付いて活躍する人が増えれば、社会全体にもプラスになる。
- 外国人運転手が増えた結果、労働環境がさらに悪化し、日本人の運転手がさらに減る悪循環に陥らないか心配だ。安易な労働力の輸入が長期的な問題を生まないか考えるべきだ。
- 外国人を入れる前に、日本人がこの仕事を選びたくなるような待遇改善を先にやるべきではないか。根本的な問題を放置したままでは、問題の先送りにしかならない。
- 日本で働きたいという意欲を持ち、努力して試験に合格した外国人を受け入れるのは、国として自然な流れではないか。
- 運転技術だけではなく、緊急時の対応やトラブル時の判断力が求められる仕事だ。文化の違いから、日本人と同じ判断ができるのかという点も慎重に考えなければならない。
- 特定技能の試験に合格しただけで、日本のバス運転手として十分な能力を持っているとは限らない。実際の業務での適性を慎重に見極める必要があるだろう。
- 安全性を第一に考えた上で、外国人が安心して働ける環境を整えていくことが、これからの課題になるだろう。
- 外国人労働者が増えることで、バス業界全体の給与水準が下がる懸念もある。日本人の運転手がさらに減り、結果的にますます外国人に頼るしかなくなる未来が見えてしまう。
- 乗客が外国人運転手に不安を感じるのは当然だ。特に年配の方々にとっては、言葉の壁や対応の違いがストレスになる可能性がある。その不安をどう解消するのかも課題だ。
- 試験に合格し、一定の基準を満たした外国人がバス運転手として働くのは問題ない。むしろ、しっかりとした教育制度を整え、受け入れ体制を強化していくことが重要だ。
- 今後、外国人労働者が日本社会にどのように溶け込んでいくのかが課題になる。共存のためにルールを明確にし、安全を最優先に考えながら制度を運用することが求められる。
japannewsnavi編集部Aの見解
昨年、新たに「自動車運送業」が「特定技能」の対象に追加され、それに伴い、日本で初めての外国人バス運転手が誕生したというニュースを目にした。岡山市の両備グループに所属するインドネシア国籍のイユスさんが、試験に合格し、第1号となったとのことだ。この話題は、今後の日本社会にとって大きな意味を持つものであり、いろいろと考えさせられる内容であった。
まず、バス運転手という仕事は、日本社会において非常に重要な役割を果たしている。特に地方では、自家用車を持たない高齢者や学生などにとって、バスは生活の足として欠かせない存在だ。しかし、近年は深刻な運転手不足が問題視されており、特に地方のバス会社では人手不足が慢性化しているという報道をよく目にする。そうした中で、外国人労働者を活用するというのは、一つの解決策ではあるのだろう。
ただ、このニュースを読んで感じたのは、果たしてこの方向性が本当に最適解なのか、という疑問である。外国人労働者を受け入れることで、確かに人手不足は一時的に解消されるかもしれない。しかし、運転手という職業は単なる労働力ではなく、地域の住民の命を預かる責任ある仕事だ。運転技術だけでなく、緊急時の対応や乗客とのコミュニケーション能力も求められる。それを考えると、日本語の習熟度や土地勘のない外国人に任せることに対する不安を拭い去ることは難しい。
イユスさんの場合、日本に来て10年以上が経ち、日本語も堪能であるとのことなので問題は少ないのかもしれない。しかし、今後さらに外国人労働者の受け入れを広げるとなると、日本語能力の基準をどこまで厳格にするのか、安全管理の面でどのような対策を講じるのかといった課題が出てくるはずだ。例えば、災害時に迅速な判断が求められる場面で、言葉の壁が障害にならないかという点は無視できない。
また、もう一つ気になるのは、この流れが日本人の雇用環境にどのような影響を及ぼすかという点だ。バス運転手の給与水準が低く、長時間労働が問題になっていることは以前から指摘されている。外国人労働者が増えることで、労働環境の改善が後回しにされ、結果的に日本人の若者がますますこの職業を敬遠することにならないか、という懸念がある。これは、建設業や介護業界でも同じ問題が指摘されてきた。安易に外国人労働者に頼るのではなく、根本的な雇用環境の改善が必要ではないだろうか。
一方で、日本で働きたいという意欲を持ち、努力して日本語を学び、資格を取得した外国人がいること自体は素晴らしいことだと思う。イユスさんが「ドラゴンボール」や「るろうに剣心」などの日本のアニメを通じて日本語を学び、日本で仕事をする夢を叶えたというエピソードには、努力の結果が実を結んだことを感じさせる。こうした姿勢は評価されるべきだし、真剣に日本で働きたいと考えている外国人には、一定の機会を与えるべきだとも思う。
しかし、日本で働く以上、日本社会のルールや文化をしっかりと理解し、地域の人々と円滑に関わることが求められる。バス運転手という職業は単に車を運転するだけではなく、乗客の安全を守り、接客を行う仕事でもある。例えば、お年寄りの乗客に対する対応、悪天候時の慎重な運転、乗客からの苦情対応など、単なる技術以上のものが求められる。こうした点に関して、日本人の運転手と同じレベルで対応できるのかどうかをしっかりと見極めることが必要だろう。
また、今後外国人の運転手が増えた場合、地域住民の理解が得られるのかという問題も出てくる。特に高齢者は外国人とのコミュニケーションに不安を感じることが多く、日本語のやり取りに支障が出る可能性もある。こうした点をどのようにフォローしていくのかが、今後の課題になるはずだ。
この問題に対する解決策として、外国人労働者の受け入れを進めるなら、日本語教育をより強化し、現場での実習を十分に行うことが求められる。また、ただ外国人を増やすのではなく、日本人の若者がこの職業に魅力を感じられるような環境づくりにも力を入れるべきだ。給与や労働環境を改善し、日本人がバス運転手という仕事を選択しやすい状況を作らなければ、根本的な人手不足の解決にはつながらないだろう。
外国人労働者の受け入れは、日本社会が直面する課題を解決する手段の一つであることは間違いない。しかし、それが短期的な人手不足対策にとどまるのか、長期的な視点で日本社会の利益につながるのかは、慎重に見極める必要がある。ただ外国人を増やせばいいという考えではなく、安全性や地域社会との調和を考慮した上で、バランスの取れた政策を進めていくべきではないだろうか。
執筆:編集部A
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