「日本人は中国の若者を恐れている」との投稿に反響=中国ネット「それこそ正しい状態」「日本に憧れなんて産毛ほどもないわ」

Record Chinaによると

「日本人は中国の若者を恐れている」との主張が、中国のネット上で話題になっている。

中国のSNS・微博(ウェイボー)で35万超のフォロワーを持つ時事ブロガーは26日、「先日、中年の日本人男性と話をする機会があったが、彼は現在の中国人、特に中国の若者の日本に対する態度にますます恐怖を感じていると言っていた。中国の若者が心の底から(日本を)軽蔑している点が、以前の中国人とは全く違うのだと言っていた」とした。

そして、「氏いわく、以前の中国人は日本人に対して(歴史上の)怒りや恨みを持っていたものの、同時に憧れも抱いていた。しかし、今の中国の若者たちは国内外どこで出会っても、日本人に対して軽蔑あるいは無視といった態度を示すことが多いのだそうだ。それはもはや怒りも憧れもない状態であり、『日本人なぞ感情を動かすに値しない』と考えているように感じられる、とのことだった」と振り返った。

また、「それはゾウがアリを気にせず、必要があればいつでも踏みつぶすことができると感じているようなもの。力の差が大きく、正面から見る価値もないと思っている。そのような態度が、日本人にとっては最も恐ろしいことだと彼(日本人)は言っていた。むしろ、中国人がもっと日本に注目し、日本に対して複雑な感情を抱いてくれた方が良いということだった」とつづっている。

この投稿は反響を呼び、中国のネットユーザーからは「それこそ正しい状態」「私は70年代生まれだが、まさにそのように日本を見ている」「日本に憧れなんて産毛ほどもないわ」「これ(中国人が日本を軽視あるいは無視すること)こそが正常」「怖い?ならそれが正しい」「彼の言う通りだ。(中国が日本を)無視することが最高」「歴史が正常な軌道に戻ろうとしているだけ」「日本は中国の金持ちの裏庭。その役割をしっかり果たせばそれでよし」といった声が上がった。

ほかにも、「現在の世界に中国が仰ぎ見たり、横に見たりする必要のある国があるか?」「われわれが仰ぎ見るのはわれわれの先人のみ」「米国はこれまでずっと他国をそういうふうに見てきたけどな」「その日本人に伝えてくれ。後数十年すれば、われわれは日本どころか米国も眼中になくなると」などと強弁するコメントが寄せられている。(翻訳・編集/北田)

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

News Everydayさんの投稿】

引用元 https://www.recordchina.co.jp/b947794-s25-c30-d0052.html

みんなのコメント

  • 日本人が中国の若者を恐れている?そんなことはない。ただ、反日教育で洗脳された世代が増えたことで、まともな対話ができるのか疑問に思っているだけだ。
  • 中国が日本を軽視しようが、日本は淡々と自国の発展に集中すればいい。中国に依存せず、他国との関係を強化することが重要だ。
  • 日本に憧れがないと言いながら、日本製品を使い、日本のアニメやゲームを楽しむ中国人は多い。本当に無視しているなら、完全に距離を置けばいいのではないか。
  • 歴史教育の影響もあるだろうが、中国の若者の多くは政府の方針に沿った考えを持たざるを得ない。自由な議論が許される環境で育っていないことが大きな違いだ。
  • 経済力があるからといって、相手を軽視するのは危険な考え方。今の中国は確かに強大だが、歴史的に見ても、国の繁栄は永遠には続かない。
  • 中国が日本を気にしないというなら、それでいい。日本も中国を過剰に意識せず、必要最低限の関係だけ維持すればいい。
  • 結局、こういう話題を拡散しているのは中国のネットユーザー自身。気にしていないと言いつつ、わざわざ日本に対してどう思うか議論している時点で矛盾している。
  • 中国の若者が日本を無視するようになったというが、本当にそうならもっと冷静な発言が増えるはず。感情的な反応が多いのは、まだ日本が気になる証拠だ。
  • 日本に対する憧れがなくなったというが、観光地に押し寄せているのはどこの国の人たちなのか。日本の文化や技術に興味を持つ人がいる限り、この流れは変わらない。
  • もし中国が本気で日本を気にしなくなったなら、それはそれで日本にとってプラスかもしれない。いちいち歴史問題を持ち出されることもなくなるからだ。
  • 日本が気にならないと言いつつ、国際スポーツの場面では対日本戦に異様に執着するのはなぜなのか。無関心を装いながら、日本を意識している証拠ではないか。
  • 中国が強くなったといっても、技術や知的財産の分野ではまだ日本を頼っている部分が多い。真に自立できていないのに、自信過剰になるのは危険だ。
  • 中国が日本を軽視することで、むしろ日本は自国の利益を優先しやすくなる。中国依存を減らし、もっと他の国と関係を強化すべきだ。
  • アメリカが長年やってきたように、強い国は本当に興味のない国のことは話題にすらしない。中国の反応を見る限り、日本を完全に無視することは難しいのではないか。
  • 中国のネットユーザーがこういう発言をするのは自由だが、中国政府が対日政策を決める際にどういう態度を取るかはまた別の話。現実的な利益を考えれば、日本との関係を無視することはできないはず。
  • 歴史的に見ても、日本と中国は長い交流があった。今は中国が強気な態度を取っているが、未来永劫この関係が続くとは限らない。
  • 日本人は中国を恐れているのではなく、単に「まともに付き合うのが面倒だ」と思っているだけかもしれない。実際にビジネスの場面でも、中国相手はトラブルが多い。
  • 中国が「日本を無視する」と言いながら、こういう話題が広がるのは矛盾している。気にならないのなら、わざわざ言及する必要はないはずだ。
  • 日本と中国の経済的な結びつきは依然として強い。中国がどれだけ強気な発言をしても、完全に日本を切り離すことはできないという現実を忘れてはならない。
  • このまま中国のナショナリズムが強まれば、いずれ自国の発展すら阻害することになる。過去の大国がそうであったように、油断していると足元をすくわれる日が来るかもしれない。

編集部Aの見解

この話題は、日本と中国の関係がどのように変化してきたのかを如実に示しているように思う。中国のネット上で「日本に憧れなんてない」「中国が日本を無視するのが正常」といった意見が目立つのは、国際情勢の変化や中国国内の価値観の変化を反映しているのかもしれない。

かつての中国では、日本の経済や技術に憧れる声が多かった。しかし、近年では経済成長を続ける中国が、自国の発展に自信を持ち、日本を特別視しなくなっているのだろう。特に若い世代にとっては、日本が「過去の国」であり、注目に値しない存在になりつつあるのかもしれない。この変化が「日本人にとって恐ろしいことだ」と語られているが、それは単に中国の経済発展によるものだけではなく、日本の国際的な地位の変化も影響しているのではないか。

日本の立場から見ると、この状況には複雑な思いがある。かつては、中国の人々が日本の製品や文化を高く評価し、留学や技術移転などの形で交流が活発だった。しかし、最近では日本に興味を示さない中国人も増え、むしろ欧米の文化や先進技術の方に目を向けているように見える。これは、グローバル化の中で日本がかつてほどの影響力を持たなくなったことの表れとも言える。

ただし、中国国内のナショナリズムや政府の影響も、この「日本軽視」の態度を助長している可能性がある。中国政府は歴史教育を通じて日本への否定的な感情を植え付けており、それが若い世代の意識に影響を与えていることは否定できない。さらに、米中対立が深まる中で、中国国内では「日本はアメリカの手先」といった認識が広まりつつあり、それが日本軽視の姿勢につながっている部分もあるだろう。

しかし、こうした考え方が本当に正しいのかは疑問だ。歴史的に見ても、日本と中国は長い交流の歴史を持ち、文化や技術の面で相互に影響を与えてきた。経済的にも両国の関係は深く、日本企業は依然として中国市場に大きく関与している。こうした関係を無視して、単に「日本は眼中にない」と考えるのは、短絡的な思考ではないだろうか。

また、「日本人は中国の若者を恐れている」という主張についても、どこまで実態を反映しているのか疑問だ。日本国内では、中国の経済的・軍事的台頭を警戒する声はあるものの、中国の若者そのものを「恐れている」と言えるかは微妙なところだ。むしろ、日本では中国の若者に対して「政府のプロパガンダに影響されやすい」「ナショナリズムが強い」といったイメージを持つ人も多いのではないか。

一方で、「中国人が日本を無視する」という流れが本当に進むならば、それはそれで日本にとっては悪いことばかりではない。現在の日中関係は、歴史問題や領土問題を抱え、たびたび政治的な対立が起きている。もし中国が日本に関心を持たなくなるならば、余計な摩擦が減る可能性もある。また、日本は中国以外の国々との関係を強化し、新たな経済的パートナーを見つけることもできるだろう。

それにしても、今回の中国ネットユーザーの反応を見ると、日本への関心が低下しているというよりも、日本を見下すような意識が強まっていることがよく分かる。この変化が今後どのように影響を与えるのか、日本としても慎重に見極める必要があるだろう。

執筆:編集部A

最新記事

コメント

コメントする

CAPTCHA