バイデン大統領、討論会で時が止まっていた理由を説明 「ほとんど寝てた」

メリカのバイデン大統領は、テレビ討論会で精彩さを欠いたのは先月2回の外国訪問による疲労が原因だったと釈明しました。

 バイデン大統領は先月、フランスで行われたノルマンディー上陸作戦80周年式典とイタリアで行われたG7(主要7カ国)首脳会議に参加しました。

 その後に臨んだトランプ氏とのテレビ討論会では、バイデン大統領は声がかすれ、言葉が詰まるなど精彩さを欠き、高齢不安に拍車を掛けることになりました。

 バイデン大統領は2日、バージニア州で行われた政治資金集めのイベントに出席し、「スタッフの助言に耳を貸さずに討論会の前に2回の外国訪問を決めたのは賢くなかった」とし、「ステージでほとんど寝てしまった」と述べました。

 討論会がうまくいかなかったのは外国訪問による一過性の疲労が原因と強調することで、高齢不安を払拭したい狙いがあると見られます。

 こうしたなか、民主党のドゲット下院議員がバイデン大統領に大統領選からの撤退を求める声明を出しました。

 連邦議会の現職の議員がバイデン大統領の撤退を公然と求めるのはドゲット氏が初めてです。

 討論会の後に行われたCNNテレビによる最新の世論調査では、有権者の4分の3が民主党はバイデン大統領以外の候補者で戦った方が有利だと答えていて、今後、バイデン大統領への撤退圧力がさらに強まる可能性があります。

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引用元 https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000357828.html

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