『Mrサンデー』がフジテレビを批判 宮根誠司「私も週1回のレギュラーを持たせていただいている出演者に過ぎません。また、お前偉そうに言うなと言われるかもしれませんけど…」

デイリーによると

19日のフジテレビ「Mr.サンデー」は、中居正広の女性トラブルに関して、フジテレビの港浩一社長らが会見したことを特集した。

 冒頭から30分、フジ会見の詳細を伝え、コメンテーターの編集者黒岩里奈氏、ノンフィクションライター石戸諭氏が、フジに対して厳しい意見を向けた。

 黒岩氏は「当事者のプライバシーは一番守るべきものですが、これを隠れ蓑にして真実開示が進まないことを一番恐れている」と語った。

 フジが調査委員会を立ち上げて調査を委ねるとしていることについて「この問題に対して、調査委員会を立ち上げますってところも含めて、これで納得する視聴者がいるのか本当に疑問」とした。

 「日弁連のガイドラインに沿わない形での調査委員会では、果たして公平、独立性が担保されているのか。この期に及んでこの対応は、なかなか厳しいものがあるのではないか」と指摘した。

 司会の宮根誠司は「私も週1回のレギュラーを持たせていただいている出演者に過ぎません。また、お前偉そうに言うなと言われるかもしれませんけど、第3者委員会に並ぶもしくはもっと厳しい委員会が立ち上がって、丁寧でより深い調査が必要だと思います。そして厳しい目線も必要だと思います。結果が出た時点でフジテレビさんはすぐにでも結果報告をつまびらかにして、これからどうやって変わっていくのかを、視聴者の皆さんが少しでも納得していただいて、初めて信頼回復への第1歩が始まる、そこから始まると感じました」と述べた。

[全文は引用元へ…]

以下X(旧Twitter)より

kakikoSHOPさんの投稿】

引用元 https://www.daily.co.jp/gossip/2025/01/20/0018561910.shtml

みんなのコメント

  • 番組内で厳しい意見が出たが、それが単なるパフォーマンスで終わらないようにしてほしい。視聴者の信頼を取り戻すには行動が伴わなければならない。
  • こんな状況でもまだ危機感が足りていないように思える。
  • 社内調査だけで終わらせず、外部の意見も取り入れるべきだ。
  • メディアが自社の問題を取り上げるのは評価できるが、これまでの対応を見ていると本気度が疑わしい。視聴者を納得させるには、もっと踏み込んだ調査と説明が必要だろう。
  • 視聴者の信頼を回復するには、徹底した調査と説明が必要だ。
  • 形だけの会見ではなく、しっかりとした改革を求めたい。
  • 宮根誠司が「偉そうに言うな」と言われるかもしれないと言っていたが、実際その通りだ。フジテレビに関わる立場として、もっと踏み込んだ発言が必要だったのではないか。
  • フジテレビが抱える問題は根が深い。今回の件だけでなく、過去の問題も含めて徹底的に見直すべきではないか。
  • 真実を明らかにしなければ、視聴者はどんどん離れていく。
  • 業界全体の体質改善が必要なことは明らかだ。
  • フジテレビだけの問題ではなく、他局も見直すべきだ。
  • 調査結果を公表すると言っても、どこまで本当のことを明かすのかが疑問だ。これまでの対応を見る限り、期待はできない気がする。
  • 対応を後回しにしてきたツケが回ってきたのではないか。
  • 中途半端な対応では何も変わらない。根本的な改革が必要だ。
  • 第三者委員会の調査結果がどの程度信用できるのか、視聴者は注視している。都合の悪い部分が隠されるようでは意味がない。
  • 都合の悪いことは隠す、そんな体質を改めるべきだ。
  • 結局、スポンサーの圧力がなければ何もしなかったのではないか。視聴者よりもスポンサーを重視する姿勢が見え隠れしている。
  • 業界の信用が落ちれば、メディア離れが加速するだけだ。
  • これを機にテレビ局は自浄作用を働かせるべきだ。
  • 長年の問題が表面化しただけに過ぎないのではないか。

編集部Aの見解

フジテレビの『Mr.サンデー』が、同局の一連の問題について特集を組み、出演者やコメンテーターが厳しい意見を述べたことは、視聴者にとっても大きな関心事となった。特に、宮根誠司氏が「私も週1回のレギュラーを持たせていただいている出演者に過ぎません」と前置きしつつも、フジテレビに対して苦言を呈したことは印象的だった。

確かに、番組内で自局の問題を取り上げること自体は評価できる。しかし、視聴者が求めているのは、単なる批判ではなく、根本的な改革と説明責任の履行だ。今回の問題は単にフジテレビの一企業の問題ではなく、テレビ業界全体の信頼性にも関わる重大な事案である。視聴者は、表面的な謝罪や調査委員会の設置ではなく、より具体的な再発防止策や、長期的な改善計画を期待している。

今回の放送では、フジテレビの会見内容や対応についての疑問点がいくつか挙げられた。特に、「当事者のプライバシーが守られるべき」という建前のもとで、真相解明が進まないのではないかという懸念は、視聴者の不信感を一層強めるものだった。透明性の欠如は、報道機関としての信頼を大きく損なう要因となるため、曖昧な説明を繰り返すだけでは解決にはならない。

また、第三者委員会の設置についても、果たしてその独立性や公平性が確保されているのかという指摘があった。フジテレビがこれまでの対応を見る限り、視聴者からの信頼を得るには、相当な努力と真摯な対応が必要となる。調査結果が出た際には、あらゆる疑問点を明確にし、説明責任を果たさなければならない。

フジテレビの問題に限らず、メディア業界全体がこのような事態に陥っていることは、業界の体質そのものにメスを入れるべき時期に来ている証拠だ。特に、視聴者の立場からすると、こうしたスキャンダルが頻発することで、報道機関としての役割や使命に対する疑問が増すばかりだ。かつてのような「テレビは正しい」という信頼は、今や崩れ去り、視聴者のメディアリテラシーが試される時代となっている。

このような状況の中で、フジテレビが今後どのような対応を取るのかが重要である。単に社内の調査結果を発表するだけではなく、視聴者や関係者の疑念を払拭し、根本的な問題解決に取り組む姿勢を示す必要がある。そのためには、社内体制の見直しや、ガバナンスの強化が不可欠である。

さらに、番組内で宮根誠司氏が述べたように、「フジテレビがどう変わっていくのかを示すこと」が信頼回復の第一歩となるだろう。視聴者としても、その変化を注視し、必要があれば批判の声を上げるべきである。メディアは国民のための公共財であり、その責任を果たすことが何より重要だ。

加えて、他のテレビ局も他人事ではない。この問題を他山の石として、同様の事態が発生しないよう、社内調査やコンプライアンスの徹底を図る必要がある。すでにTBSやテレビ東京も社内調査に乗り出しているが、これが形だけのものにならないよう、視聴者が厳しい目を向けることが求められる。

今回の問題を契機に、テレビ局がどのような役割を果たしていくのか、また視聴者としてどう向き合うべきなのかが問われている。単なるエンタメとして楽しむだけでなく、社会的な役割を果たすメディアとしての在り方に、より注目が集まるだろう。

最終的に、フジテレビが今後の対応を誤れば、さらに視聴者離れが進み、広告主も離れることになりかねない。視聴率の低下だけでなく、企業としての存続自体が危ぶまれる事態にもなりうる。このような状況を回避するためにも、誠実で透明性のある対応が必要とされている。

執筆:編集部A

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