中央日報によると
サムスン電子と子会社が開発した「国家核心技術」である半導体洗浄装備を中国企業に輸出した一味が裁判にかけられる。容疑者らは「独自開発したもの」としながら容疑を否認したが、検察が新たに開発したデータ解析技法で技術原本の痕跡である「デジタル指紋」を確認して犯行のすべてが明らかになった。
水原(スウォン)地検防衛事業・産業技術犯罪捜査部は19日、産業技術保護法違反と不正競争防止および営業秘密保護に関する法律(営業秘密国外漏洩など)違反の容疑で中国最大の半導体装備メーカーの系列韓国企業A社の運営者と設計チーム長の2人を拘束したと明らかにした。彼らとともに犯行に及んだA社など法人3社と社員9人も同容疑で在宅起訴した。
サムスン電子の洗浄工程エンジニア出身であるA社運営者らは2021年10月から昨年4月までサムスン電子子会社で韓国最大の半導体装備メーカーM社の退職者から洗浄装備チャンバー部(装備内に構成された洗浄作業が実際に行われる部分)の図面を確保した後、これを盗用して輸出用洗浄装備を製作した容疑を受けている。
(略)
サムスン電子は子会社のM社とともに30年以上の研究開発を通じて洗浄技術を完成した。この技術は産業通商資源部から「国家核心技術」「先端技術(技術集約度が高く技術革新速度が速い技術)」に指定された。 検察の調査の結果、運営者は2018年から高年俸を提示してサムスン電子出身者ら韓国の半導体製作専門家らを迎え入れて洗浄装備関連企業を設立した。
2021年11月に中国最大の半導体装備企業から直接投資を受けることにし、自身が設立した企業の人材と技術を中国企業の韓国法人であるA社に78億2000万ウォンで譲渡した。その後中国企業向けの洗浄装備を開発する契約を結び韓国の半導体企業などの技術資料を違法に収集して洗浄装備開発を主導したことが確認された。
これまで技術流出はほとんどが外国企業が高額年俸を掲げてエンジニアをスカウトする方式だった。しかし彼らは韓国の専門家らが子どもの教育問題などで外国生活を敬遠する点などを狙い、京畿道平沢市(キョンギド・ピョンテクシ)に技術流出拠点企業となるA社を設立し運営していたことがわかった。 彼らは捜査に備えて仮名を使い、会社も看板を出さずに運営した。コピーした技術資料は徹底して削除し、輸出試作品を偶然に目撃した同じ業界の関係者が通報しようとしているといううわさから携帯電話を団体で買い換えたりもしたという。
A社は盗用した技術で実際に洗浄装備の試作品を製作して中国に輸出し、2台の量産装備を製作した。だが昨年1月に国家情報院産業機密保護センターから情報を受けて捜査に着手した検察が技術盗用の事実を確認して運営者らを拘束起訴し犯行が食い止められた。
検察はA社が中国本社から受領した開発資金約100億ウォンを犯罪収益として差し押さえ、A社の装備開発を中止させる一方、犯罪収益還収措置を取った。
検察関係者は「彼らは容疑を否認しているが、会社の資料に残った過去の資料の痕跡であるデジタル指紋で技術盗用を確認した。今後も国家核心技術、先端技術を国外に流出させる反国家的犯罪には厳正対応する」と明らかにした。
[全文は引用元へ…]
以下X(旧Twitter)より
【フィフィさんの投稿】
⬜️サムスンが30年かけ開発した半導体洗浄技術、中国へ流出の試みが発覚https://t.co/QOj5c4RZC1
— フィフィ (@FIFI_Egypt) January 20, 2025
そして元々は日本の技術らしい。
だからスパイ防止法が必要!
— 秀穂 (@C1wh3sgIBR24844) January 20, 2025
毎度の事🤷
— 2004UA6 (@ACURA2004UA6) January 20, 2025
マジかーーーい
— ヴィンセント🇯🇵🇺🇸 (@ky05183) January 20, 2025
なんか農作物と一緒の流れだな…
— ドッシュ (@vapor_dosh) January 20, 2025
民主党時代に大量に技術者流入起きてるからね。
— 全ての人は違う人生を持つ (@millionyea) January 20, 2025
大体輸出型国家形成って戦後の日本が最初だから。
それを韓国も中国も真似した。
特に中国は大量の農村部の人間を安価に使って大輸出国家を形成。WTOなんか入れるから化け物国家作っちまった。
最後の一行😭
— himari (@wonderfulJapan8) January 20, 2025
引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/72362d49cdac54b23005d0b07ed3dae3a2cc8b93引用元
みんなのコメント
- 隣国は隣国同士仲がいいですね
- 日本は気が抜けない国ばかりに囲まれている。 気がおけない国ならいいのだけれど…
- また盗んだ技術を 自分たちが開発したような事 言い替えてるな どうせ日本の工作機械をバラシて コピーしたんだろ
- そういや最近フッ化水素の話聞かんね
- 同じような事毎回やってますね
- 日本人って、人がいいなあ……。
- 30年…苦労しただろうに…
- 自分たちがした事が大陸に真似されちゃったね。 サムスンも5年後没落かな
- 枚葉で硫酸か塩酸か弗酸かで 変わりますね 東京エレクトロンもしくは大日本スクリーンの どちらかがベースですね 見た感じは6インチWAFか8インチWAF用ですね
- 韓国が日本の技術を盗みパクリ、それを自国の技術と嘘をつき、中共に横流しする
- 半導体洗浄の元は、ウクライナ産が多い、早く戦争終わらないとずっと高い
- 東芝から盗んだものですね
- ウケる。日本から盗んだのに30年かけて開発したとか大嘘つき
編集部Bの見解
技術流出の問題は、これまで何度も繰り返されてきたが、今回もまた同じような手口で行われたという点に驚きを感じる。サムスン電子が30年かけて開発した半導体洗浄技術が中国企業に渡る寸前で食い止められたというニュースだが、こうした事件が発覚するたびに、日本を含む先進国が直面する技術流出のリスクの大きさを痛感する。
今回の件で特に気になったのは、技術流出を主導したのが元サムスンのエンジニアたちであり、彼らが高額な報酬と引き換えに機密情報を流出させた点だ。半導体産業は国際競争が激しく、一つの技術が流出するだけで国家レベルの競争力に影響を与える。そのため、日本を含む各国が技術流出を防ぐための法律を強化する動きが求められるのではないかと感じる。
技術流出といえば、日本でも農作物の種や苗の海外流出が問題になってきた。例えば、日本が長年かけて開発した高品質な果物や野菜が、海外に持ち出され、現地で生産・販売されるケースが増えている。こうした流れを見ると、今回の半導体技術の流出も同じような構図で進められていたのではないかと思う。高度な技術を持つ国が、その技術を守りきれずに流出させてしまう状況は、今後も続くのではないかと危惧する。
また、今回の事件を見て改めて思ったのは、日本も「スパイ防止法」のような厳格な法律を制定する必要があるのではないかということだ。もちろん、技術流出を防ぐための法律はすでに存在するが、それだけでは不十分であることが明らかになってきている。特に、今回のように企業内部の関係者が関与しているケースでは、より厳格な取り締まりが求められるだろう。
さらに注目すべきなのは、中国側がこうした技術を「独自開発した」と主張するケースが少なくないことだ。今回の件でも、技術を盗んだ側は「独自開発」と主張しているが、検察の調査によってデジタル指紋が確認され、流出が明らかになったという。これは過去にも何度も繰り返されてきたことであり、技術を持つ側がより厳しく管理しなければならないことを示している。
半導体産業は現在、各国の競争が激化しており、日本や韓国、台湾、アメリカ、中国といった主要国がそれぞれの技術力を高めようとしている。特に中国は、自国で半導体を生産する能力を強化するために、海外から技術を取り入れようとしている。その過程で、今回のような不正な手段が使われることが問題になっているのだろう。
技術流出が発生する背景には、グローバル化の進展もある。かつては一国の中で完結していた産業が、今では国境を越えて企業が協力し合うようになった。その結果、技術が移転しやすくなり、不正な流出が起こるリスクも高まっている。今回の事件でも、韓国国内で開発された技術が、海外の企業と関わる中で流出しそうになったという点が問題だ。
また、企業内部の管理体制の甘さも指摘されるべきだろう。機密情報を扱う従業員に対する監視が十分でなかったり、情報の持ち出しを防ぐための対策が不十分だったりすることで、こうした流出が起こる可能性が高くなる。今後は、より厳格な情報管理が求められるだろう。
この事件が発覚したのは、国家情報院産業機密保護センターの情報提供があったからだというが、もしこの情報がなかったら、技術はすでに中国に渡っていた可能性がある。つまり、発覚しないまま流出しているケースが他にもあるのではないかと考えると、さらに危機感を持たざるを得ない。
今回の件で分かったのは、技術流出を防ぐためには、単に法律を整備するだけでなく、企業の内部管理を強化し、国家レベルで情報保護の取り組みを進める必要があるということだ。特に、日本の企業もこれを他人事とは思わず、今後の対策を考えていくべきではないかと思う。
執筆:編集部B
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