【速報】水原一平被告が連邦地裁に出廷、有罪認める…量刑は10月25日言い渡し

 【サンタアナ(米カリフォルニア州)=後藤香代、淵上隆悠】米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手(29)の預金口座から約1700万ドル(約26億6000万円)をだまし取ったとして銀行詐欺罪などで訴追された元通訳、水原一平被告(39)は4日午前(日本時間5日未明)、米カリフォルニア州サンタアナの連邦地裁に出廷し、有罪を認めた。

 水原被告は連邦判事から「どのように罪を認めますか」と問われ、「ギルティー(有罪です)」と短く答えた。

 審理では、水原被告が自身の言葉で、「私は被害者A(大谷選手)の下で働き、彼の銀行口座にアクセスできたのですが、ギャンブルで大きな借金を作ってしまいました。他にどうすればいいか分かりませんでした。借金を支払うため、被害者Aの口座から送金しました」と犯行経緯を説明した。

 5月に連邦検察との間で合意した司法取引の内容に沿い、訴追事実を全面的に認めた形だ。審理の最後に判事から、量刑は10月25日午後2時に言い渡されることも伝えられた。

 水原被告は虚偽の確定申告を行った罪にも問われている。銀行詐欺罪と虚偽申告罪で最長33年の禁錮刑が科されるが、司法取引で刑が減軽される見通しだ。

 保釈中の水原被告は4日午前8時30分頃、無地の白いTシャツに上下黒のスーツ姿で、徒歩で連邦地裁に入った。法廷では審理前に弁護人と綿密に打ち合わせる姿が見られた。出入りの際、日米のメディアに取り囲まれたが、無表情のまま、質問には一切答えなかった。

引用元 https://www.yomiuri.co.jp/world/20240605-OYT1T50037/

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