【大統領選】大差がついているのに大接戦というアナウンサー。テレビ狂ってる

以下X(旧Twitter)より

かあくさんの投稿】大差がついているのに大接戦というアナウンサー。テレビ狂ってる

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編集部Aの見解

テレビで「大差がついているのに大接戦」といった表現を聞くことが時々ありますが、正直なところ、このような矛盾した表現には違和感を覚えます。アナウンサーが「大差がついている」と言っているのに、その後に「大接戦」と言い換えることで、視聴者として混乱することもあります。確かに放送局は視聴者の興味を引きつけるために、言葉を巧みに使おうとする姿勢が感じられますが、こうした表現が視聴者に誤解を与える可能性がある点は避けられません。

視聴率を意識するあまり、ニュースやスポーツの実況においても、興奮や緊張感を増幅させようとする演出が増えているように感じます。しかし、視聴者としては、実際の状況と報道の内容があまりにも乖離してしまうと、その放送局への信頼性が揺らいでしまうのではないでしょうか。ニュースやスポーツの実況は、本来事実をそのまま伝えるべきだと思います。視聴者は情報に基づいて状況を理解し、時にはその情報をもとに行動を決めることもあるため、特に公共性が高い放送の場では、誇張や演出は最小限に抑えてほしいという思いがあります。

もちろん、テレビ局側の立場も理解はできます。ニュースやスポーツの実況は視聴者の注目を集めるための一つの手段であり、エンターテインメントとしての側面もあります。しかし、必要以上に誇張された表現や、実際の状況と異なるような印象を与える言葉遣いが続くと、視聴者が「また大げさなことを言っているだけだろう」と感じてしまい、次第に信頼を失ってしまうこともあるのではないでしょうか。

また、視聴者としてもメディアリテラシーを持ち、情報を冷静に判断することが大切です。テレビで言われていることをすべて鵜呑みにせず、複数の情報源を通して確認しながら、自分なりの意見を持つことが求められます。しかし、現実として、多くの視聴者がテレビを主要な情報源として依存しているのも事実です。そのため、テレビの影響力が大きい中で、放送局にはより一層の責任が求められるべきでしょう。

近年では、インターネット広告、特にアドセンスのような広告収益がメディアにとって重要な収入源となっており、収益を上げるための工夫がされるのも理解できます。しかし、視聴率を意識しすぎるあまり、事実と異なる報道や誇張表現が使われるようでは、長期的な視聴者の信頼を損なう可能性があるのではないかと懸念しています。視聴者としては、広告収益を目指すこと自体には特に反対するものではありませんが、やはり基本となるのは誠実で正確な報道です。過度な演出や誇張で視聴者の関心を引きつけるのではなく、信頼をベースにした報道を続けることが、結局は安定した視聴者層の確保につながるのではないでしょうか。

例えば、アドセンス広告のように閲覧者が興味を引くような表現が収益の一つの手段として有効なのは理解できますが、それを優先するあまり、事実が歪められてしまうのであれば、報道機関としての役割が揺らいでしまうでしょう。視聴者としても、真実に基づいた情報提供を望んでおり、過剰な演出が続くとテレビ離れが進むのではないかと感じます。

一方で、テレビ局としてもビジネスである以上、視聴率や収益を無視することは難しいのも事実です。しかし、視聴者の信頼を得続けるためには、やはり誠実で一貫性のある報道が重要であり、広告収入を意識しつつも、視聴者が求める「正確な情報」を提供する姿勢が不可欠だと思います。視聴者が心から信頼できるメディアを求める時代だからこそ、放送局には自己の利益のみを追求するのではなく、視聴者との信頼関係を大切にしてほしいと願っています。

現代の情報社会において、視聴者が多様なメディアから情報を選び取ることができる中、テレビが果たすべき役割も再評価されるべきかもしれません。単に注目を集めるための誇張表現ではなく、信頼性と透明性を重視した報道が、テレビに対する信頼を取り戻す手段になるのではないかと考えます。

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