最近のマスコミ報道を見ていると、政治や事件でも日本のネガティブな部分ばかりがクローズアップされるが、日本には世界に誇れるものがたくさんある。最たるものの一つが、日本人の国民性だ。朴訥(ぼくとつ)で親切、互いを信頼して助け合う。犯罪も少ない。多くの国民にこうした美徳が共通して備わっている国は世界的にも珍しい。
2002年に日韓で共催したサッカーのワールドカップ(W杯)は、日本の国民性を広く世界に知らしめるとともに驚かせもした。外国人サポーターがバスの料金支払いに困っていれば、そっと小銭を差し出す。コインランドリーの利用方法が分からなければ付きっ切りで教える。日本以外では考えにくい、思わずほほ笑んでしまうような美談は枚挙にいとまがない。
あのとき、海外から来る粗暴なサポーター集団「フーリガン」のトラブルも心配されたが、実際にはほとんどなかった。警察当局などの努力があったのだろうが、私は、フーリガンも日本人の国民性に接し、迷惑を顧みずに暴れるばかばかしさに気付いたのではないかと思っている。日本人の国民性はそれほどまでに世界の人々の心を動かした。
引用元 https://www.sankei.com/article/20240407-CNDQXKRFEVJ2BLAPP2ITWUZPPU/
みんなのコメント
- 正論
- 政府はまず「移民」や「移民政策」の定義を定めろ
- おっしゃる通り!
- さすが、サッカー元日本代表、元日本代表監督、Jリーグ創設者、初代チェアマン=川淵三郎氏。 背筋はしっかりしている! サッカー代表チームでも国家でも、移民だらけになったら、それはもう国(ナショナルチーム)の魅力は無い。
- 頼ってるとうより安く使いたい側が得するだけで、将来に至る禍根を産んでいるのは欧米を見れば明らかですね。
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