文部科学省は19日、2025年度から中学生が使う教科書の検定で「未了」となっていた社会の歴史の2点について、合格にしたと発表した。過去4回にわたり不合格とされた「令和書籍」の教科書で、日本を「現存する世界最古の国家」とした記述など100カ所以上を修正して検定を通過した。同社は多くの欠陥を指摘されたこれまでの申請図書を「文部科学省検定不合格教科書」と銘打ちネットなどで販売してきた。保守色の強い中学の歴史教科書は、「新しい歴史教科書をつくる会」のメンバーが執筆した自由社版や、育鵬社版などがあるが、文科省によると、24年度の需要に対するシェアは両社合わせて約1%にとどまる。
「令和書籍」の社長は作家の竹田恒泰氏。21年度検定版として販売した「不合格教科書」の前書きによると、17年に教科書執筆に乗り出した。「(日本の子供が)日本の建国の経緯を知らない」「中学の歴史教科書は、きわめて反日色の強い不適切なものが長年使われてきた」ことなどから、竹田氏が主筆となり「国史教科書」を執筆することにしたとしている。
だが、18年度を皮切りに4回の教科書検定で不合格になり、20年度は600カ所以上の欠陥を指摘された。21年度版は、中国の呼称を「支那」、新型コロナウイルスを「武漢肺炎」と表記したことにも指摘が入ったという。
続きを読む引用元 https://mainichi.jp/articles/20240419/k00/00m/040/385000c
みんなのコメント
- つ、ついに!(^○^)
- 合格おめでとうございます
- 素晴らしい!!!!
- しつこかったな文科省笑
- アメリカが黒塗りした教科書からようやく日本の教科書になった
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