NHKによると…
高額療養費制度の負担上限額の引き上げについて、政府は与野党からさらなる見直しを求める意見が出ていることから、ことし8月の引き上げを見送る方針を固めました。
医療費が高額になった患者の自己負担を抑える高額療養費制度の見直しについて、政府は物価や賃金の上昇を踏まえ、ことし8月の負担上限額の引き上げは予定どおり行う一方、来年8月以降の制度のあり方は改めて検討し、ことし秋までに決定するとしていました。
しかし立憲民主党などの野党やがん患者らが引き上げの凍結を強く求めていることに加え、与党の参議院側を中心に国民の理解が十分に得られていないとしてさらなる見直しを求める意見が出ていたことから政府内で対応を協議してきました。
その結果、ことし8月の引き上げを見送り、制度のあり方を再検討する方針を固めました。
これにともなって、新年度予算案を再び修正する案も出ていて、与党側とも調整が進められています。
石破総理大臣としては、対応が固まれば7日中にも、がん患者の団体と面会し方針を明らかにしたい考えです。
なぜ見送り?政治部 長谷川デスク解説
「高額療養費制度」は、高額な治療を受けた際に、患者の負担が重くならないよう、ひと月あたりの医療費の自己負担に上限を設けるものです。
政府は、高額な薬の利用などによって、医療保険の財政が悪化していて、支え手となる現役世代の保険料負担を軽減していく必要があるとして、去年12月、負担上限額を、ことし8月から再来年にかけて段階的に引き上げる方針を決めました。
これに対し、患者団体などから「治療の継続を断念しなければならなくなる」などと反対の声が上がったことを受け、政府は方針を一部修正して、長期的に治療を続ける患者の負担については、いまの金額のまま据え置くことを決めました。
その後、衆議院での新年度予算案の修正協議をめぐり、立憲民主党が負担上限額の引き上げを全面的に凍結するよう強く求めたことから、石破総理大臣は、さらに修正して、ことし8月からの引き上げは予定どおり行う一方、来年以降の制度のあり方については患者団体などの意見も聴いた上で改めて検討し、ことし秋までに決定する方針を示しました。
しかし、予算審議の舞台が参議院に移っても、批判はやみませんでした。
野党に加え与党からも、ことし8月からの引き上げについて「国民の理解が十分に得られていない」などとして、石破総理大臣にさらなる見直しを求める意見が出ていました。
立民 野田代表「熟議の国会の1つの成果」
立憲民主党の野田代表は記者会見で「もし本当に8月からの引き上げが凍結になるなら、これまで総力戦で凍結のために奮闘してきたので熟議の国会の1つの成果になるのかなという思いだ」と述べました。
[全文は引用元へ…]
以下,Xより
【NHKさんの投稿】
【速報】高額療養費制度 負担上限額 ことし8月の引き上げ見送りへ 政府
— NHKニュース (@nhk_news) March 7, 2025
↓詳しい記事はこちら↓https://t.co/NHl36kd5E3#nhk_video pic.twitter.com/PF2EVpDpH3
こう言うのが一番原辰徳💢
— せいしろう (@azseishiro) March 7, 2025
実質増税であろうが減税であろうが、国民の顔色みて引っ込めるくらいなら最初からやんな。やるなら誰が何と言っても信念持ってやれよ
当たり前だ!
— 1 kou (@kub_jumam) March 7, 2025
最初の段階で取り下げておけば良かったのに、この間無神経な発言と態度を繰り返し、無駄に国民からの反感を買ってからの撤回。
政治センス皆無ですので一刻も早く退陣をお願いいたします。
— snow2030 (@snow2030) March 7, 2025
単なる選挙対策。
— Livin' On A Prayer (@t0shi999) March 7, 2025
ついでに、石破内閣に引導を渡せ。
— 猫野クロちゃん (@nekonosan1) March 7, 2025
まじで誰が賛同してたんだ
— Kash (@tiecud) March 7, 2025
引用元 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250307/k10014742201000.html
みんなのコメント
- 当たり前だ 最初から引き上げなんてやるべきじゃなかったのに、無駄に国民の反感を買ってからの撤回 政治センスなさすぎて呆れる
- 結局批判が出たから慌てて取り下げただけで、最初から国民の声なんて聞く気なかったんだろうな こういう後手後手の対応ばかりだから信用されないんだよ
- 高額療養費の引き上げとか言いながら、外国人は相変わらず優遇されるのか? まず先に「外国人の医療費全額自己負担」にするべきだろ 財源確保の話はそれからだ
- どこまで国民を苦しめれば気が済むのか 本当に困ってる人からさらに搾り取る政策を考える時点でおかしいだろ もっと別の見直しが必要だろ
- これで凍結が決まったからって、また来年あたりしれっと引き上げの話が出てくるんだろうな どうせ国民のことなんて二の次なんだから油断できない
- そもそもよくこんな案が出てきたな この国の政治家は誰のために仕事をしてるんだ? 本当に日本人の生活を守る気があるのか疑問しかない
- 予算の問題があるのはわかるけど、なんでいつも負担するのが日本人ばかりなんだよ 無駄な支出を見直す方が先だろ 外国人優遇をやめるだけで相当変わると思うぞ
- 立民や共産が騒いでるけど、結局こういう連中は売名行為にしか興味ないんだよな 本当に日本のためになることなら、ゴリ押ししてでも通せば支持率上がるのに
- 国民の理解が得られてないっていうけど、最初から無理な話だろ 負担が増えて喜ぶ人間なんていないんだから、そもそもこんな案を通そうとしたこと自体が間違い
- こんなことをする前に、外国人への生活保護や医療費負担を見直すのが筋だろう なんで日本人だけが損をする政策ばかり進めるんだよ 本当にバカバカしい
- 財源がないから負担増っていうけど、そもそも税金の使い方がおかしいんだよ 優先順位を間違えすぎてる 国民の生活を守るのが政府の役目じゃなかったのか?
- 散々好き勝手やって、批判されたら取り下げる このパターン何回目だよ 本当に学習しないな こんな調子で日本が良くなるわけがない
- これを熟議の成果とか言ってる時点でズレてるんだよな ただの後始末なのに、自分たちの手柄みたいに語るのはどうかと思うぞ
- 医療費負担の引き上げを検討する前に、外国人の医療費のタダ乗りをどうにかしろよ 日本人の負担だけ増やすとか、本当にふざけてる
- 政府の言うことは全く信用できないな 今回見送りになったからって、またしばらくしたら何かしらの形で負担増を狙ってくるに決まってる
- そもそも国民の理解が得られてないんじゃなくて、最初から国民のことなんて考えてなかっただけだろう そんな適当な政治ばかりやってるから不信感が募るんだよ
- いつも国民の負担増ばかり検討してるけど、もっと削れるところあるだろ 外国人優遇の制度や無駄な補助金を見直すだけでだいぶ違うはずなのに、なぜやらない
- この国の政治家は本当に国民のことを考えてるのか? 負担ばかり押し付けて、まともな支援策は何もない いい加減にしてほしい
- また野党は「国民のために戦った」とかアピールするんだろうけど、そもそもこんな案を出すこと自体がおかしいんだよな 本当に無駄な騒ぎばかり
- 日本人のための政治をしてくれ 外国人優遇はやめろ 財源の確保なんて簡単だろ 税金の使い方を見直せば、国民に負担を強いる必要なんてないはずだろ
japannewsnavi編集部Bの見解
高額療養費制度の引き上げ見送りの背景
政府は、高額療養費制度の負担上限額を今年8月に引き上げる予定だったが、与野党や患者団体からの強い反対を受け、見送る方針を固めた。本来ならば、こうした政策は国民の意見を十分に聞いた上で慎重に決定されるべきだが、今回のように批判が集中してから撤回するという流れには疑問が残る。
もともと政府は、医療保険財政の悪化を理由に、昨年12月の段階で負担上限額の引き上げを決定していた。しかし、がん患者をはじめとする長期治療が必要な人々から「治療の継続が困難になる」との声が上がり、一部見直しを迫られた。そして、立憲民主党などが全面的な凍結を求めたことで、政府は再び修正を余儀なくされた。
最終的に政府は、今年8月の引き上げを見送り、制度のあり方を再検討すると決定。新年度予算案も修正する方向で与党と調整が進められているが、これまでの政府の対応を見る限り、政策決定のプロセスに一貫性がないと言わざるを得ない。
政治判断の迷走
政府が負担上限額の引き上げを決めた当初から、批判の声は少なくなかった。しかし、それを押し切って実施する姿勢を見せながら、最終的に撤回したことで、政府の信頼性が揺らいだ。
石破総理大臣は、参議院での審議が進む中、与党内からも「国民の理解が得られていない」との声が相次いだことを受け、さらなる見直しを決断した。しかし、そもそも最初の段階で十分な議論を行い、国民の理解を得る努力をしていれば、このような混乱は避けられたはずだ。
また、立憲民主党の野田代表は「熟議の国会の成果」だと述べているが、果たしてそうだろうか。野党はこの問題を政権批判の材料として利用し、結局は国民の混乱を招いただけではないか。医療費負担の問題は、国民生活に直結する重要な政策であるにもかかわらず、政治的な駆け引きの道具にされてしまった印象が強い。
外国人医療費問題への対応が先では
今回の高額療養費制度の見直しの背景には、医療保険財政の悪化がある。しかし、その原因の一つとして指摘されるのが、外国人による医療費の負担問題だ。現在の制度では、外国人でも一定の条件を満たせば、日本の医療保険制度を利用できるため、一部では不正利用の疑惑も持ち上がっている。
本来、政府が優先的に取り組むべきは、「外国人は医療費全額自己負担」にする制度の見直しではないか。日本の医療制度は、日本国民のために存在するものであり、負担を強いられるのは日本の現役世代である。財源確保のために日本人の負担を増やす前に、外国人の医療費問題を徹底的に見直すべきだ。
結局、今回の政府の対応は場当たり的なものに終わった。最初から国民の意見を聞き、慎重に議論を進めるべきだったのに、批判が高まってから慌てて撤回するようでは、政府への信頼が揺らぐばかりだ。今後の政策決定には、より透明性のあるプロセスと、一貫した方針が求められるだろう。
執筆:編集部B
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