【伊藤詩織氏】『日本で公開目指したい』米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネート

日刊スポーツによると…

【米ロサンゼルス3日(日本時間4日)千歳香奈子通信員】米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞にノミネートされた「Black Box Diaries」の伊藤詩織監督(35)が、授賞式から一夜明け、日刊スポーツの単独取材に応じた。

一問一答は、以下の通り。

(略)

-これで一区切りという気持ちですか?

「1つのピリオドは打てたと思います。ただ、私はこれから、この映画を日本で公開したいと思って。日本にいる妹であったり、友人であったり、これからの世代に届けたいと思って作ってきたものなので、次は日本で公開できることを目指してチーム一同、励んでいきたいと思っています」

-日本での公開はまだ決まっていないが、アカデミー賞授賞式に出席したことが報じられたことが後押しになるでしょうか?

「このカテゴリーで、日本人としてノミネートされたこと自体が、歴史上初めてということなので、それはとても誇らしいことです。難しい問題に光を当てている作品ではありますし、やはり、どのドキュメンタリーもそうですが、今回も5作品、どれもいろいろな光と影があるストーリーだったと思いますし、それがドキュメンタリーなので、それを劇場で、日本で皆さんと一緒に見られるように励んでいきたいですし、その日を夢見ています」

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

Yahoo!ニュースさんの投稿】

引用元 https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202503040001670.html

みんなのコメント

  • 弁護団がここまで強く批判しているのに、なぜ本人は説明をしないのか。映画の内容よりも、その姿勢のほうが問題ではないか。
  • 長年支えてきた弁護士の信頼を裏切るような行為をしておきながら、映画を正当化しようとするのは理解できない。
  • 関係者の許可なく映像や音声を使用するのは、どんな理由があろうと許されない。他人のプライバシーを侵害することが正義なのか。
  • 日本での公開を目指すというが、関係者の反発を無視したままでは、日本の観客がどう受け止めるかは疑問だ。
  • 裁判を戦い抜いた弁護士までが批判しているのだから、映画の内容以前に、制作のやり方に大きな問題があるのではないか。
  • 関係者との約束を守らず、無断で録音や映像を使うことが認められるなら、今後どんな作品も信用できなくなる。
  • 映画を評価する前に、その制作過程が適切だったのかをしっかり検証する必要がある。関係者を傷つけてまで伝える内容なのか。
  • 海外で評価されたことを強調するが、それよりも関係者の意見を無視していることのほうが問題ではないのか。
  • 映画がどんな賞を取ろうが、約束を守らないことを正当化できる理由にはならない。信頼を失った時点で終わっている。
  • 支援してきた人たちを踏み台にするようなやり方をしておいて、それでも映画を公開しようとするのは、あまりにも自分本位ではないか。
  • 弁護士や関係者の証言がここまで具体的なのに、それに対する反論がないのは不自然すぎる。説明責任を果たすべきだ。
  • 信頼を裏切ったまま進めた映画が、日本でどれだけ受け入れられるのか。公開する前にまずやるべきことがあるのではないか。
  • 映画を広めることよりも、まずは関係者との信頼関係を回復することが先ではないのか。やり方を間違えたままでは意味がない。
  • 自分の主張を広めるためなら、他人のプライバシーを侵害してもいいのか。その矛盾に気づかないのなら、ジャーナリズムとは言えない。
  • もし立場が逆だったらどう思うのか。自分が信頼していた人に裏切られ、無断で映像を使われたら、どんな気持ちになるのか。
  • 映画の公開を目指すのは自由だが、関係者の声を無視したままでは説得力がない。まずは関係者への対応をしっかりするべきだ。
  • 約束を守らなかったことに対して、本人がどう考えているのかの説明がない。なぜ関係者の声を無視し続けるのか。
  • 映画を通じて伝えたいことがあるなら、なぜ関係者と協力しながら進めなかったのか。やり方を間違えた時点で、伝えるべきことも伝わらなくなる。
  • 無断使用された側の人たちがここまで声を上げているのに、それを「映画のため」と正当化するのは、あまりにも自己中心的ではないか。
  • 日本での公開を目指す前に、まずは関係者と誠実に向き合うべきだ。このままでは、どんなに映画が評価されても、支持する人は増えない。

japannewsnavi編集部Aの見解

伊藤詩織氏のドキュメンタリー映画「Black Box Diaries」に関して、様々な問題が指摘されている。米アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門にノミネートされたことで注目を集めたが、日本国内ではその公開を巡って大きな議論が巻き起こっている。

映画の内容自体も問題視されているが、それ以上に無断で使用された映像や録音が含まれていることが指摘されており、弁護団や関係者が削除を求める事態になっている。

映画の問題点と無断使用の指摘

この映画は伊藤詩織氏が自身の性被害について6年間にわたり調査を続けた様子を記録したものとされている。しかし、被害現場とされるホテルの防犯カメラ映像が本人やホテルの許可なしに使用されていると、元弁護団が指摘している。

さらに、海外で公益通報者に該当する捜査官やタクシー運転手、裁判で代理人を務めた西廣陽子弁護士との会話を無断録音・無断録画し、それを映画内で公開していることも問題視されている。

弁護団は、「彼女を守るために8年半も戦ったのに、無断で録音された音声を映画で使われたことにショックを受けた」と述べており、関係者との信頼関係が大きく揺らいでいることが伺える。

また、ホテルの防犯カメラ映像については、2018年4月に「裁判手続き以外の場で一切使用しない、報道やインターネット配信しない」との誓約書にサインしていたにもかかわらず、今回の映画で使用されたことが明らかになっている。

日本公開に向けた課題

伊藤詩織氏は「日本で公開したい」と述べているが、こうした無断使用の問題が解決されない限り、日本国内での上映は厳しい状況になるだろう。

映画の内容が公益性を持つものだとしても、関係者の許可なしにプライバシーに関わる映像や音声を使用することは、ジャーナリズムの倫理的観点からも疑問が残る。

また、関係者の証言によれば「事前に映画を見せてほしい」との要望があったにもかかわらず、それが無視されていたという。もしこれが事実であれば、制作過程において誠実な対応が取られていなかった可能性も否定できない。

日本で公開するためには、こうした問題に対する説明責任を果たし、関係者の理解を得ることが必要不可欠だ。映画の内容そのものが問題なのではなく、その作り方や関係者の対応が問われているのである。

今後、この映画がどのような形で扱われるのか、日本社会の反応を注視していく必要があると感じる。

執筆:編集部A

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