天皇誕生日 感謝と喜びかみしめたい

産経新聞によると…

天皇陛下が65歳の誕生日を迎えられた。

 即位から6年、陛下は国民を思い、寄り添ってこられた。昨年には、能登半島地震の被災地へ三度(みたび)赴かれ、住民らを励まされた。

 心から感謝し、お祝いを申し上げたい。

 今年は戦後80年の節目である。誕生日に先立つ記者会見で、陛下は、先の大戦で多くの犠牲者が出たことを悼み、「各地で亡くなられた方々や、苦難の道を歩まれた方々に、改めて心を寄せていきたいと思っております」と述べられた。

 そのお言葉の通り、陛下は今年、皇后陛下とともに慰霊の旅につかれる予定だ。激戦地だった硫黄島(東京都小笠原村)や沖縄、原爆が投下された広島や長崎に行幸啓される方向で宮内庁が調整を進めている。

 7月には天皇として初めてモンゴルを公式訪問される。親善目的だが、日本人抑留者の慰霊も検討されているという。

 終戦後、旧ソ連に抑留された日本軍将兵のうち約1万4千人が旧ソ連の影響下にあったモンゴルに送られ、約2千人が亡くなったといわれる。天皇陛下は皇太子時代の平成19年のモンゴルご訪問の際、日本人抑留者の慰霊碑に花を供えられた。

 シベリアやモンゴルには今も多数の遺骨が残されている。戦後80年にあたり、日本国の象徴であり元首である陛下が、祈りを捧(ささ)げられる意義は大きい。

 戦後50年の平成7年には、在位中の上皇陛下が上皇后陛下とご一緒に、長崎、広島、沖縄などを巡る慰霊の旅を始められた。戦後60年には激戦地のサイパン、戦後70年にはパラオのペリリュー島で慰霊碑に花を手向けられた。

 被災地ご訪問も慰霊の旅も、天皇陛下は、上皇陛下のご活動をしっかりと受け継いでいらっしゃる。

 今年は秋篠宮皇嗣殿下のご長男で、皇位継承順位第2位でいらっしゃる悠仁親王殿下の成年式が執り行われる。殿下が成年皇族の第一歩を踏み出す大切な儀式で、天皇陛下から冠を授かる「加冠の儀」に臨まれる。

 日本の皇位は初代の神武天皇から第126代の天皇陛下まで一度の例外もなく、男系(父系)の血統で続いてきた。これからも皇統は永く受け継がれていく。世界で最も古くから続く皇室を戴(いただ)く喜びを、この佳(よ)き日にかみしめたい。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

【産経ニュースさんの投稿】

引用元 https://www.sankei.com/article/20250223-KXBI3FJJ4NPZ5GJ7RBTFCOHR4E/

みんなのコメント

  • 天皇陛下、お誕生日おめでとうございます。日本の象徴として国民に寄り添い続けてくださることに、心から感謝します。これからもお元気でいらっしゃることを願っています
  • 被災地へ何度も足を運ばれ、国民を励まされるお姿には本当に頭が下がる。こういう存在があるからこそ、日本はまとまるんだと思う
  • 戦後80年の節目に慰霊の旅に出られるとのこと、日本の歴史と向き合い続けてくださる陛下には感謝しかない。皇室が続いていくことの大切さを改めて感じる
  • 普段、国旗掲揚していない家でも、今日だけはしっかり掲げるところが増えていることを願いたい。日本人ならば、この日くらいは誇りを持って祝いたい
  • 悠仁親王殿下の成年式も控えていて、まさに皇統が次世代へと受け継がれていく大切な時期。男系で続く皇室の伝統は、絶対に守らなければならない
  • 日本の天皇は世界で最も長く続く皇室。その歴史が今も続いていることがどれほど尊いことか、日本人なら改めて実感すべき
  • モンゴル訪問で日本人抑留者の慰霊が行われるのは本当に意義がある。こうやって歴史を伝え、過去の犠牲者へ祈りを捧げることができるのも、陛下の存在があればこそ
  • 戦後50年、60年、70年と慰霊の旅を続けてこられた皇室の姿勢には、深い敬意を抱く。こうして日本の歴史を絶やさず、語り継いでいくことがどれほど大事か
  • 皇室があるからこそ、日本は日本であり続けられる。これを失ったら日本は完全に別の国になってしまう。だからこそ皇統は守らなければならない
  • 陛下が国民のために尽くされている姿を見るたびに、政治家がどれだけ国民を見ていないかがよくわかる。こういう本物のリーダーが日本にいてくださることに感謝
  • 天皇陛下の存在が、日本の安定と秩序を守っていることをもっと多くの人に知ってほしい。皇室は日本の誇りであり、世界に誇る伝統そのもの
  • 被災地への訪問、慰霊の旅、どれをとっても陛下の国民を思うお気持ちが伝わってくる。こうした姿勢は他の国のどの指導者にも真似できるものではない
  • 悠仁親王殿下の成年を迎えることで、皇室の未来がより確かなものになっていく。これからも男系の皇統が守られていくことを強く願う
  • 歴代の天皇が続けてこられた慰霊の旅が、今も変わらず受け継がれていることに、日本の歴史と文化の重みを感じる。皇室が存続することの意味は計り知れない
  • 皇室の存在は、日本の精神的な支柱でもある。これを軽んじるようなことがあってはならないし、しっかりと次の世代にも伝えていかなければならない
  • 日本人として、この日は改めて天皇陛下の存在を意識するべきだと思う。日本という国を支えているのは、政治家でも官僚でもなく、天皇陛下だ
  • 悠仁親王殿下が成年を迎えられることは、日本にとっても大きな意味がある。皇位の継承がしっかりと続いていくことが、日本の安定につながる
  • 天皇陛下が誕生日に語られる言葉には、いつも日本の未来を思う気持ちが込められている。こういうお言葉をしっかりと受け止められる国民でありたい
  • 国旗を掲げたり、皇室の歴史を振り返ったり、日本人がもっと天皇誕生日を大切にする文化が広まればいいと思う。この日は特別な日として祝いたい
  • 戦後80年という節目に、陛下が慰霊の旅を続けてくださることに感謝。日本の歴史を未来へつなぐためにも、こうした行動の意味を考えたい

japannewsnavi編集部Bの見解

天皇陛下がお誕生日を迎えられたことを、心からお祝い申し上げたい。日本の象徴として、陛下がこれまで国民とともに歩まれてきたことに、改めて感謝の念を抱く。

陛下は即位されてからの6年間、常に国民のことを考え、寄り添ってこられた。その象徴的な出来事のひとつが、能登半島地震の被災地へのご訪問である。昨年、三度も被災地を訪れ、住民を励まされた姿は、まさに国民の象徴としての在り方を示されたものだった。これほどまでに被災者に寄り添われる姿勢に、国民として深い敬意を抱かずにはいられない。

今年は戦後80年の節目を迎える。陛下は誕生日に先立つ記者会見で、先の大戦で犠牲となった人々を悼まれ、「各地で亡くなられた方々や、苦難の道を歩まれた方々に、改めて心を寄せていきたい」と述べられた。これを受け、宮内庁では、激戦地であった硫黄島、沖縄、そして広島・長崎への行幸啓を調整しているという。

また、7月には天皇として初めてモンゴルを公式訪問される予定だ。この訪問は単なる親善目的ではなく、日本人抑留者の慰霊も検討されているという。戦後、旧ソ連に抑留された日本軍将兵のうち、約1万4千人がモンゴルに送られ、そのうち約2千人が命を落としたとされている。シベリアやモンゴルには今も多くの遺骨が残されている中で、陛下が祈りを捧げられる意義は非常に大きい。

このような陛下のお姿は、まさに上皇陛下の歩まれた道を受け継ぐものである。戦後50年の際には、上皇陛下が長崎や広島、沖縄を巡り、戦後60年にはサイパン、戦後70年にはパラオのペリリュー島で慰霊の旅をされた。そして今回、戦後80年を迎えるにあたり、天皇陛下が慰霊の旅をなされることは、歴史の継承としても極めて重要である。

一方で、今年は皇位継承においても大きな節目となる。秋篠宮皇嗣殿下のご長男である悠仁親王殿下が成年を迎えられる。皇位継承順位第2位でいらっしゃる悠仁親王殿下が、「加冠の儀」において天皇陛下から冠を授かることは、皇室の未来にとって重要な意味を持つ。

日本の皇統は、初代神武天皇から第126代の天皇陛下まで、一度の例外もなく男系で受け継がれてきた。これこそが、世界で最も古くから続く皇室の伝統であり、日本の誇りである。この伝統が脈々と受け継がれ、悠久の歴史が続いていくことを願わずにはいられない。

天皇陛下の存在は、日本国民の心の支えであり、国家の安定に欠かせないものだ。陛下がこうして慰霊の旅を続けられ、被災地を訪れ、国民のために尽くされるお姿に、深い敬意を表するとともに、今後もお元気でいらっしゃることを心から願う。

天皇陛下、お誕生日おめでとうございます。

執筆:編集部B

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