【悲報】小泉進次郎さん、レジ袋有料化は環境に逆効果だと判明してしまう

ナゾロジーによると

現在、世界中の多くの国で、プラスチック製のレジ袋が有料化もしくは禁止されています。

日本でも2020年7月以来、レジ袋の有料化が始まりました。

今でも賛否両論の声が飛び交うこの取り組みは、私たちの行動にどのような影響をもたらしたのでしょうか。

アメリカのカリフォルニア大学リバーサイド校(UCR)に所属するハイ・チェ氏ら研究チームは、テキサス州の2つの都市で生じた「レジ袋有料化と撤廃」の影響を調べました。

その結果、レジ袋有料化は、客のプラスチック袋の購入の増加に繋がったと判明しました。

また、そのような政策が撤廃された後でも、しばらくはその「負の効果」が続くと分かりました。

研究の詳細は2024年9月29日付の学術誌『Journal of Marketing Research』に掲載されています。

[全文は引用元へ…]

以下,Xより

T.Mさんの投稿】

引用元 https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/166494

みんなのコメント

  • レジ袋有料化が逆効果だったとは驚きだ。環境対策のはずが、むしろプラスチックの使用量が増えているのなら、本末転倒ではないか。最初からデータをしっかり分析してから政策を決めるべきだった。
  • 政府は環境対策をアピールしたかったのかもしれないが、結局、国民に負担を押し付けただけではないか。レジ袋の有料化で本当に得をしたのは誰なのか、しっかり検証する必要がある。
  • レジ袋を減らせば環境に良いという単純な発想が間違いだったのではないか。そもそもプラスチックごみの大部分は包装やペットボトルなのに、なぜレジ袋だけをターゲットにしたのかが理解できない。
  • 家庭でレジ袋をゴミ袋として再利用していた人は多い。結局、レジ袋がなくなったことで新しくゴミ袋を買うようになっただけなら、意味がなかったということになる。
  • 環境対策を進めるのは良いことだが、実効性のない政策を続けるのは無意味だ。レジ袋有料化が効果を上げていないのなら、すぐに見直すべきではないか。
  • 国民の生活に影響を与える政策をこんなに軽々しく決めていいのか。科学的なデータを基に検討し、本当に効果があるのかを確認してから導入するべきだった。
  • レジ袋を有料化するよりも、過剰包装やペットボトルの削減の方がよほど効果的だったのではないか。なぜそちらには手をつけないのか不思議だ。
  • 環境問題を解決したいなら、企業に対して規制をかけるのが先ではないか。レジ袋を有料化しても、企業が大量のプラスチックを使い続けている限り、根本的な解決にはならない。
  • 政策の失敗が明らかになっても、誰も責任を取らないのが問題だ。間違った政策を続けるよりも、一度撤回して、より効果的な対策を考えるべきだ。
  • レジ袋を禁止するのではなく、リサイクルを促進する方が良かったのではないか。資源として再利用できる仕組みを作る方が、環境にとってもプラスになったはずだ。
  • 日本は環境意識が高い国だが、レジ袋有料化のような中途半端な政策では、ただのパフォーマンスにしか見えない。本当に環境を守る気があるのか疑問だ。
  • エコバッグを使っている人も多いが、実はエコバッグを作る方が環境負荷が大きいという話もある。結局のところ、何が本当に環境に優しいのかを考え直すべきではないか。
  • レジ袋を使わなくなったところで、プラスチックの総使用量が減らないなら、まったく意味がない。むしろ、国民の負担だけが増えているのではないか。
  • 環境対策は感情論で決めるものではない。データと科学的な根拠に基づいて、何が本当に有効なのかを考えるべきだ。今回の研究結果は、その重要性を改めて示している。
  • 政府は一度決めた政策を見直すことが苦手だが、誤った政策を続けるよりも、間違いを認めて撤回する方が国民の信頼を得られるのではないか。
  • このままレジ袋有料化を続けても、環境問題は解決しないどころか、むしろ悪化する可能性すらある。早急に対策を見直し、本当に効果的な方法を模索するべきだ。
  • レジ袋だけを規制して満足するのではなく、もっと大きな視点で環境問題に取り組むべきだ。企業の責任を問わずに、消費者ばかりに負担を押し付けるのはおかしい。
  • レジ袋の有料化は、ただ国民の生活を不便にしただけではないか。環境問題を解決するどころか、新たな問題を生み出しているのではないかと感じる。
  • 日本の政策は、どうしてこうも場当たり的なのか。長期的な視点で環境対策を考え、本当に持続可能な仕組みを作るべきだ。感情論で決めた政策は、結局うまくいかない。
  • 今回の研究結果を政府はどう受け止めるのか。レジ袋有料化の効果がないと分かった以上、国民に対して説明責任を果たし、必要なら政策を撤回するべきではないか。

編集部Aの見解

レジ袋の有料化が環境に逆効果だったという研究結果には、驚きを感じた。2020年7月に日本で導入されたレジ袋有料化は、「プラスチックごみの削減」を目的としていたが、実際のところは思ったような効果を上げていないどころか、逆にプラスチックの使用量が増えている可能性があるというのだから、政策として本当に適切だったのか疑問を持たざるを得ない。

この研究によれば、レジ袋の有料化によって、人々がレジ袋を購入しなくなったのではなく、むしろ家庭で使用するために別のプラスチック袋を買うようになったことが確認されている。たしかに、レジ袋が無料で配布されていた頃は、それをゴミ袋として再利用する家庭が多かった。そのため、有料化によってレジ袋の提供が減った分、新たにゴミ袋を購入する必要が生じ、結果的にプラスチックの消費量はあまり減らなかったというのは、非常に納得のいく話だ。

この問題は以前から指摘されていたが、今回の研究で明確に裏付けられた形になった。日本においても、レジ袋の代わりにゴミ袋を買う人が増えたという話はよく耳にする。実際、私自身もレジ袋をもらえなくなってからは、家庭用のゴミ袋を購入する機会が増えた。以前は、買い物でもらったレジ袋をゴミ袋として再利用していたため、むしろ「無料でエコ」な使い方ができていたと感じる。

さらに、レジ袋の有料化が消費者に与えた影響についても考えさせられる。わずか数円の負担であっても、レジ袋を有料化することで「環境に優しい行動をしている」と思い込ませる効果があったのではないか。実際にはプラスチックの消費量が減っていないにもかかわらず、「エコに貢献している」という気持ちになってしまい、環境問題への本質的な対策が進まない要因になっている可能性もある。

また、そもそもレジ袋の有料化が、どの程度の環境負荷軽減につながるのかという根本的な議論が十分に行われていなかったのではないかと感じる。プラスチックごみの問題は、レジ袋だけではなく、食品の包装やペットボトルなど、他の要因も大きく影響している。それなのに、レジ袋だけをターゲットにして規制を行い、それを「環境対策」として推進することには違和感がある。

さらに問題なのは、政策を推進した政治家や官僚が、この研究結果を受けてどのように対応するのかという点だ。レジ袋の有料化は、多くの国民にとって不便を強いるものだったが、それを「環境のため」と説明されて受け入れざるを得なかった。もしその前提が間違っていたのであれば、政策の見直しが必要だろう。だが、実際に見直しが行われる可能性は低いと感じる。

日本では、一度決まった政策を撤回するのが極めて難しい傾向がある。特に環境政策に関しては、イメージが先行している部分が多く、科学的なデータに基づいて再評価されることが少ない。今回の研究結果が出たことで、レジ袋有料化の意義が問われるべきだが、今さら「やっぱり間違いでした」と言える政治家はほとんどいないだろう。

このような政策の問題点は、政治家が「成果をアピールしたいがために、実効性よりも分かりやすさを優先する」ことにある。レジ袋の有料化は、国民に「環境問題に取り組んでいる」とアピールしやすい政策だった。しかし、結果として実際の環境負荷が軽減されていなければ、本末転倒だ。

また、レジ袋の代わりにエコバッグを使用する動きも進んだが、これについても環境への影響が議論されている。エコバッグは、製造時のエネルギー消費が大きく、一定回数以上使用しなければレジ袋よりも環境負荷が高くなると言われている。結局のところ、単純に「プラスチックを減らせばいい」という発想ではなく、総合的に環境負荷を考えるべきだったのではないか。

もし本当にプラスチックごみを減らしたいのであれば、レジ袋だけでなく、過剰包装や食品ロスの問題にも取り組む必要がある。レジ袋有料化は、消費者に負担を押し付けるだけで、本当の意味での環境対策にはなっていなかったのではないか。

政策が間違っていたのであれば、潔く認めて修正するべきだ。環境問題に対する意識が高まるのは良いことだが、実際の効果がなければ意味がない。レジ袋有料化が失敗だったと証明されたのであれば、今後は科学的根拠に基づいた政策立案が求められる。

今後、政府や自治体がこの研究結果をどのように受け止めるのか注視していきたい。レジ袋の有料化が撤廃される可能性は低いかもしれないが、少なくとも「レジ袋を減らせば環境に良い」という単純な考え方が見直されるきっかけにはなるだろう。

一方で、国民の側も、政策を盲目的に受け入れるのではなく、本当に効果があるのかを考える姿勢が必要だと感じる。環境問題は重要だが、感情論ではなく、データに基づいた対策が求められる。

今回の研究結果は、レジ袋有料化に対する大きな疑問を投げかけるものだった。環境問題に取り組むこと自体は重要だが、それが本当に効果的なのかどうかを検証しながら進めるべきだ。

結局のところ、レジ袋の有料化は「環境対策」というよりも、「政治的なアピール」に過ぎなかったのではないかという疑念が残る。このような政策が今後も続くのか、それとも見直されるのか、注視していきたい。

執筆:編集部A

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