【フェミニストさん】フジテレビの件を自分たちの手柄にしてしまう

以下X(旧Twitter)より

【みどり4さんの投稿】

引用元 https://x.com/mdriiiii333333/status/1882191943662555491

みんなのコメント

  • フェミなんて何の役にも立ってないんだよなあ むしろフジテレビ側についてた 仁藤や上野が触れてないのが答えだろ
  • いっさい 声が聞こえて来なかったんですけど
  • 起源はうちだから、と言い出された時と何となく同じ気分になった
  • 何もしてないのに私達の活動の成果と言わないと、いぼ痔が悪化する病気
  • 人の手柄は自分の手柄 お家芸ですね〔笑〕
  • 全く何一つやってもないのに 自分の手柄
  • 自分達の手柄でいいよ 凄い。よくやったね
  • 放っておいてもしゃしゃり出て来るレンポーやミズポが大人しいのは何故?
  • 株主が声をあげたから有耶無耶にならなかったんだよね 結局なにかを正すにも金なんだなと
  • 幾ばくかの手柄が欲しいんだったら、 今日でも何処かしら連盟で公式声明でも出したら良いんじゃないですかね
  • フェミどもが1番静かだったやん 何なら左寄りのヤツはほぼダンマリ ひでぇ話
  • 有田芳生もそうだけど、なんで出来上がった流れに乗っかってるだけの癖にこいつらってイノベーターを気取るんだろうって毎回反吐が出ますわ。ジャーナリストって害悪なデバガメ達も同様ですけどね。特権階級気取った残念な人達

編集部Bの見解

フジテレビの不祥事をめぐり、一部のフェミニストが「自分たちの手柄」にしようとしているという話題がX(旧Twitter)などで広がっている。確かに、問題の本質はフジテレビの企業体質や番組制作のあり方にあるはずなのに、なぜかフェミニスト運動の成果であるかのように語られる場面が増えているのは違和感がある。

この件に限らず、フェミニスト界隈が何かと「自分たちの成果」にしようとするのは、もはやお決まりの流れになっている。社会問題が発生すると、それを利用して「私たちが声を上げたから変わった」と主張することが多い。だが、今回の問題はそもそもフジテレビ内部の体質の問題であり、フェミニスト運動とは直接の関係があるとは言い難い。にもかかわらず、「私たちが追及した結果だ」と言わんばかりの発言が散見されるのは、さすがに都合が良すぎるのではないか。

また、この件に対するフェミニスト界隈の反応を見ていると、アニメやゲームなどのコンテンツを批判するときとはまるで違う様子がうかがえる。例えば、アニメや漫画の表現が問題になった際には、徹底的に批判し、制作者やファンに対して攻撃的な態度を取ることが多い。しかし、今回の件では比較的静かで、むしろ「自分たちの功績」にしようとする動きが目立つ。これは単純に、自分たちにとって都合のいい話にだけ乗っかるという姿勢が表れているのではないだろうか。

フェミニズムの本来の目的は、社会の不平等をなくすことであるはずだ。しかし、こうした「手柄の横取り」や「都合の良い解釈」を続けていると、本当に必要な議論や改革が進まなくなる可能性がある。社会問題を利用して運動の正当性を強調するのではなく、冷静な議論を通じて解決策を模索することが求められるはずだ。

一方で、フジテレビの問題に関しては、フェミニスト運動とは別に、社会全体で考えなければならない点が多い。今回の件が大きく取り上げられたのは、スポンサーの撤退という動きがあったからであり、企業の信頼が揺らいだ結果として問題が表面化した。このような動きが出るまで、メディア業界の問題が十分に議論されなかったこと自体が問題だとも言える。

そもそも、芸能界やメディア業界には長年にわたりパワハラやセクハラの問題が指摘されてきた。しかし、これまで大手メディアはそれを積極的に報道せず、むしろ隠蔽しようとする傾向が強かった。今回のフジテレビの件も、外部からの圧力がなければ、そのままうやむやになっていた可能性もある。その点では、社会全体で「問題のある組織には厳しく対応する」という姿勢を示すことが重要になってくる。

また、この問題を契機に、他のメディアも自らの在り方を見直すべきではないか。日本のテレビ業界は長らく閉鎖的な構造を持ち、内部の問題を外部に知られないようにする傾向があった。しかし、今の時代、SNSなどを通じて問題が即座に拡散されるため、こうした隠蔽体質はもはや通用しなくなっている。フジテレビの一件が、業界全体の改革につながるのであれば、それは一つの前進と言えるだろう。

しかし、フェミニスト界隈がこの問題を利用することで、本質的な議論がずれてしまうのは避けなければならない。大切なのは、今回の件がなぜ起こったのかを正しく分析し、同じような問題が再発しないようにすることだ。フジテレビの企業体質や、芸能界の構造的な問題に目を向けることなく、単に「フェミニズムの勝利」としてしまうのは、あまりにも短絡的ではないだろうか。

また、興味深いのは、一部のフェミニストが積極的にこの件を取り上げる一方で、いわゆる「上弦のフェミ」(影響力のある急進的なフェミニストたち)は沈黙を守っていることだ。これは、彼女たちが普段攻撃する対象とは異なるため、どう対応すべきか判断に迷っているのかもしれない。もしくは、フジテレビの問題を追及することが、自分たちの思想や活動にとってプラスにならないと考えている可能性もある。

結局のところ、フジテレビの問題は、単なる一企業の問題ではなく、日本のメディア業界全体が抱える構造的な問題を浮き彫りにしたと言える。それをどう受け止め、どう改善していくかが今後の焦点となる。フェミニズムの視点から議論するのも一つの方法ではあるが、それを「自分たちの功績」にすり替えるのではなく、より広い視点で議論を深めることが求められるのではないか。

今後、フジテレビがどのような対応を取るのか、またスポンサーの動きがどう変化するのかが注目される。これを機に、日本のメディア業界全体がより透明性を持ち、公平な報道を行う方向に進むことを期待したい。

執筆:編集部B

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