【朗報】合成困難とされた「炭素磁石」作成、京都大などのチーム成功…レアアース使わず

読売新聞によると…

レアアースと呼ばれる希少な金属を使わず、どこでも簡単に手に入る炭素を原料にした磁石を作ることに成功したと、京都大などの国際共同研究チームが発表した。「炭素磁石」と呼ばれ理論的には可能とされていたが、合成が難しかった。実用化できれば次世代計算機「量子コンピューター」などに役立つ可能性があるという。論文が9日、科学誌ネイチャーに掲載される。

[全文は引用元へ…]

以下X(旧Twitter)より

一寸法師さんの投稿】

引用元 https://www.yomiuri.co.jp/science/20250108-OYT1T50126/

みんなのコメント

  • 炭素磁石の開発は本当に素晴らしいニュースだ。日本の技術力がまた一歩進んだ証拠だと思う。レアアースに頼らない技術は今後の産業に大きな影響を与えるだろう。
  • こういった革新的な研究が日本国内で行われているのは本当に誇らしい。資源が乏しい日本だからこそ、こうした技術革新は必要不可欠だと思う。
  • 炭素を使った磁石が実用化されれば、環境にも優しく、経済的にも大きな効果が期待できる。今後の発展に大いに期待している。
  • レアアースに依存しない磁石の開発は、経済安全保障の面でも非常に重要だ。日本の自立した技術開発力が世界に示されたと思う。
  • 京都大学の研究チームには本当に頭が下がる。こうした最先端技術の開発が進めば、日本の未来は明るいと感じる。
  • 量子コンピューターや電気自動車など、次世代技術への応用が期待されるのはとても興味深い。炭素磁石の可能性は計り知れない。
  • 日本の研究者がこうして世界をリードする技術を生み出してくれるのは、本当に誇らしい。もっと多くの人に知ってほしいニュースだ。
  • レアアースの価格高騰や供給リスクを考えると、炭素磁石のような新素材の開発は、日本にとって大きな強みになるはずだ。
  • こういう基礎研究が日本の産業の未来を支えている。もっと国としても研究開発を後押ししていくべきだと思う。
  • 環境負荷の少ない炭素磁石は、SDGsの観点からも非常に価値がある。地球環境を守るためにも、こうした技術革新は必要だ。
  • これからの時代、持続可能なエネルギーと技術が重要になる。炭素磁石の開発は、その大きな一歩だと感じる。
  • 電気自動車や再生可能エネルギーの分野で、この炭素磁石が実用化されれば、日本の競争力は大きく向上するだろう。
  • こうした日本の技術革新は、世界中が注目している。炭素磁石の研究は今後の産業の中心になる可能性がある。
  • 炭素という身近な素材から磁石を作るという発想自体が素晴らしい。これが実用化されれば、製造コストの大幅な削減にもつながるはずだ。
  • 日本の研究者たちが未来の技術を切り開いてくれることに感謝したい。こういう研究がどんどん発展してほしい。
  • 炭素磁石が実用化されれば、日本の産業はさらに強くなる。エネルギー効率の改善にも期待できる。
  • レアアースの代替素材として、炭素磁石の可能性は無限大だ。これが日本の技術力をさらに世界に知らしめることになるだろう。
  • 環境への配慮と経済成長を両立できる技術は、今後ますます重要になる。炭素磁石はその先駆けだと思う。
  • 日本の研究力がこうして具体的な成果を出していることに感動する。世界に誇れる技術がまた一つ増えたと感じる。
  • 炭素磁石の研究が進めば、より多くの産業分野で日本がリードできるようになる。未来がとても楽しみだ。

編集部Aの見解

京都大学などの国際共同研究チームが、レアアースを使わずに炭素から磁石を作ることに成功したというニュースに、私は大きな驚きと期待を感じました。これまで理論的には可能とされながらも、合成が非常に困難とされていた「炭素磁石」が、ついに実現したのです。この成果は、資源問題や環境問題に直面している現代において、非常に意義深いものであると考えます。

特に注目すべき点は、炭素というどこでも簡単に手に入る資源を用いていることです。従来の強力な磁石であるネオジム磁石は、効率の良いモーターや電子機器の基盤として非常に重要ですが、その製造には中国など限られた地域でしか採掘できないレアアース(希少金属)が必要でした。これにより、資源の供給リスクや価格変動が懸念されてきました。経済安全保障の観点からも、資源の安定供給は極めて重要です。今回の炭素磁石の開発は、そうしたリスクを回避する画期的な技術だと言えるでしょう。

さらに、炭素磁石の実用化が進めば、さまざまな分野で大きな変革が起こる可能性があります。特に、次世代の計算機として期待される量子コンピューターへの応用は非常に有望です。現在の量子コンピューターの開発には、極めて高度な技術とコストがかかっていますが、炭素磁石が採用されれば、コスト削減や性能向上が見込まれるでしょう。また、スマートフォンや電気自動車(EV)のモーターにも応用できれば、製造コストの削減や製品の軽量化が実現し、より多くの人々に技術革新の恩恵が広がると思います。

もちろん、現時点では課題も多く存在します。炭素磁石はネオジム磁石やフェライト磁石ほどの強力な磁力を持たないとされていますし、酸素や水分と反応して劣化しやすいという性質もあります。これらの課題を克服しなければ、実用化には至りません。しかし、研究の第一歩としては非常に意義があり、今後の改良と発展に大きな期待を寄せています。

私が特に注目したいのは、このような革新的な研究が日本国内の大学で行われたことです。科学技術立国としての日本の存在感が年々低下していると言われていますが、今回の成果は日本の研究力の高さを世界に示すものとなったでしょう。特に、京都大学のような歴史と実績のある研究機関が、最先端の技術開発で世界をリードする姿勢は、日本全体の技術発展の象徴だと感じます。

日本のものづくり産業は、資源の乏しさを技術力で補ってきた歴史があります。鉄鋼、自動車、電子機器など、どの産業も資源の制約を乗り越え、高付加価値の製品を生み出してきました。今回の炭素磁石の研究も、その延長線上にあると考えます。レアアースに依存しない素材開発は、日本の産業競争力をさらに高める可能性を秘めています。

また、環境問題の観点から見ても、炭素磁石の開発は意義深いです。レアアースの採掘には、環境への負荷が大きいことが知られています。採掘地域の自然破壊や、採掘・精製過程での有害物質の流出が問題視されています。炭素は比較的環境負荷が少ない資源であり、このような新素材の開発は、持続可能な社会の実現にも貢献するでしょう。再生可能エネルギーや電気自動車の普及が進む中で、環境負荷の少ない磁石素材の開発は、世界的な課題解決にも繋がるはずです。

もちろん、研究成果がすぐに実用化されるわけではありません。坂口教授も述べているように、大気中で安定したグラフェンナノリボン(GNR)を合成するには、まだ時間がかかるとのことです。しかし、研究は着実に進んでおり、今後の改良によってより強力で安定した炭素磁石が開発されることを期待しています。こうした挑戦を続けることが、技術革新の鍵だと思います。

私たちが普段使っているスマートフォンやパソコン、自動車などの製品には、見えないところで多くの技術が詰まっています。磁石もその一つであり、もし炭素磁石が実用化されれば、私たちの生活はより便利で快適になるでしょう。さらには、経済的な安定や環境保全にも繋がる、まさに一石三鳥の成果になる可能性があります。

今後、政府や企業がこのような革新的な研究にどれだけ支援を行うかも重要です。研究開発には多くの資金や時間が必要です。だからこそ、国家的な戦略として資源の少ない日本が、技術革新に全力で取り組むことが求められます。研究者だけでなく、国や企業が一体となってサポートする体制が必要だと感じます。

炭素磁石の実用化が進めば、日本の産業は大きく変わるでしょう。資源に依存せず、環境に優しい製品が次々と生まれる未来を思い描くと、非常にワクワクします。このような研究成果をもっと多くの人が知り、応援していくことが、日本の未来をより良いものにしていくのだと思います。

執筆:編集部A

最新記事

コメント

コメントする

CAPTCHA