日本バレーボール協会は14日、女子日本代表がオリンピックの出場権を獲得したことを発表した。
日本は6大会連続の五輪となる。
眞鍋ジャパンは13日にカナダと対戦。勝てば五輪出場が決まる大一番で2セットを先取したが、逆転負けを喫し、五輪への切符獲得は持ち越しとされていた。その後、13日の全日程が終了し、最新の世界ランキングに基づきFIVBがポイントを計算した結果、残り2試合(15日セルビア戦、16日アメリカ戦)の結果に関わらず日本の出場権獲得が確定。日本バレーボール協会が国際バレーボール連盟(FIVB)およびバレーボールワールド(VW)から通知を受けた。
決定を受け、取材に応じた眞鍋政義監督は「2年半前からこのパリのオリンピック出場権を獲得するためにやってきましたからホッとしています」と話した。
パリ五輪への出場は、五輪予選を勝ち抜いた6か国と開催国のフランスを含めた7か国が今大会を前に決定済み。残り5枠は、ネーションズリーグの予選ラウンド終了時の世界ランキングが、アジア・オセアニア地域で最上位、アフリカで最上位、出場権未獲得の国のうち上位3位以内に入ったチームが獲得する。今大会ではこの日までにイタリアが“上位3位以内”の条件を満たし、五輪出場を確定させていた。
これで日本は、予選ラウンド2試合を残し、五輪出場が確定。大会成績は通算7勝3敗で、13日の試合終了時点で5位。20日からタイで行われるファイナルラウンド進出を目指し、今後は15日にセルビア(世界ランク8位)、16日にアメリカ(5位)と対戦する。
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