【国交省】国内自動車メーカーには厳しく、輸入車には簡素な書類審査で日本での販売を許可→《日本経済停滞》は国交省の“イジメ”が原因か/→「まぁ燃える車だけは入れないで」 

国内メーカーには厳しく外国メーカーには甘い

 マスコミの報道も醜い。例えばテレビ朝日の経済部記者は、「入学試験を受ける時にカンニングをして合格点を取った人に、入学後にカンニングの疑惑をかけられて、改めて試験を受けたら合格点が取れました」という話に例えて表現していたが、今回の件はそういう話ではない。  マラソンを走る時に、普段は着けない10キロの重りを着けて走っても合格タイム内で走れたので、重りを付けなくても絶対に合格タイム内で走れるのだから、わざわざ重りなしで走り直す必要はない、という感じで捉えるべきものだ。

ただし、中には毎日放送のように、国交省の問題を視聴者にわかりやすく説明する番組を作っているところもあったわけで、マスコミ全てがおかしいということではないことは付言しておく。

ちなみに国交省は、国産車に対しては厳しい規制を敷く一方で、輸入車に対しては、一車種につき年間5000台を上限とするというルールはあるものの、輸入自動車特別取扱制度(PHP)により、簡素な書類審査で日本市場での販売を許可している。

国産車は高い安全性が確保できなければならないけれども、輸入車は数が少ないから多少危険であっても構わない、ということなのだろうか。  もちろん国交省は「いや、我々はそんなことは考えていない。輸入車にも高い安全性を求めていて、国内の適合基準を満たしている車以外は販売できないようにしている」と言うであろう。だったら、輸入車同様の扱いで国産車も販売できるようにすればいいじゃないかとさえ言いたくなる。  そもそも、輸入車はそれほど安全なんだろうか? という疑問を私は持つ。

 例えば今年5月16日に福建省福州市にある電気自動車大手BYDのディーラーで大規模な火災が発生した。

 屋根裏に設置されていた電気配線がショートして出火したものが電気自動車に燃え広がったのではないかとの報道を見かけたが、真偽の程はよくわからない。それはともかく、この事件は、電気自動車は一旦燃え始めると恐ろしいということをまざまざと見せつけることとなった。

 国交省はこのBYDの電気自動車に対する安全性を十分調査しているのだろうか。  

テスラの安全性についても、米国運輸省道路交通安全局(NHTSA)は「注意深いドライバーであれば視認できたはずの危険が絡んだ、回避できるはずの事故が多発する傾向が観察された」として、現在厳しい目を向けている。

アメリカの規制当局が問題にしているテスラ車の安全性について、国交省は果たしてどこまで問題視しているのだろうか。  国内メーカーに対しては厳しいが、外国メーカーには甘いとなれば、国交省はどこの国の役所なのかと言いたくもなる。

1ヵ月の出荷停止で600億円規模の影響

 今回の事態を受けて、トヨタは現行生産車で問題のあった「トヨタヤリスクロス」「カローラフィールダー」「カローラアクシオ」について、マツダは「マツダ2」「ロードスターRF」について、出荷停止処置だけでなく、生産も停止した。  トヨタは生産停止期間をとりあえず「6月6日から28日まで」としているが、国交省の対応によっては当然、長引くことも考えられる。  野村総合研究所の木内登英氏の推計よると、仮に出荷停止期間が4ヵ月となった場合、販売金額の減少は983.7億円に上る。また、関連する業種を含めた生産額全体の減少幅は2441.7億円になるというのが、木内氏の計算だ。

仮に出荷停止が1ヵ月で済んだとしても生産額全体の減少は600億円規模になることは見ておかなければならない。  国交省のくだらない対応によって、日本の経済にもこれだけの悪影響を与えることになることを軽視すべきではない。

朝香 豊(経済評論家) [全文は引用元へ…]

引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/66c0a2911c216332c04b4555be31721b33172dcf?page=3

みんなのコメント

  • もう欧州の選挙結果が環境系と他文化共生系は終わりって言うとるやん。 トヨタの勝ちですよ
  • EV離れがはじまったら急に国内の自動車メーカーに厳しくなるなんて何かしらの意図があるとしか思えないですね
  • そんなに低品質で安全基準なんて怪しい中国産が良いなら議員の公用車にすれば良い
  • 国土交通省 代表電話→03-5253-8111
  • メイドインチャイナは大概のものは爆発して終了する鉄板ネタ
  • 1流は安全優先!! 3流は利益追求!
  • 乗らないから関係無いとも言えないよなー。。 駐車場で発火したら・・
  • メガソーラーとEV両方よく燃える
  • 車が自然発火っていう事自体がダメじゃないですか?こんな車が売られている事自体がすでに問題では?先にこういうメーカーから審査をしないとダメでしょう!国交省とか日本の省庁が最近おかしいことばかりやってるのはなんで?
  • 昔から日本の行政は外圧ペコペコマンやぞ フェンダーミラーからドアミラーも 流れるウインカーも海外から非関税障壁か!って批判されたらそれまでの規制は霧のように消えてなくなる
  • 国交大臣の車をBYDにすれば良い!
  • 海外ニュースで目立つのはトヨタのロゴ、いかにも信頼されてる結果と思っている。 国交省は認証不可の発信だけでなく、何がどの様に不適切かを説明すべきだ

 

編集部の声

編集部A: ニュースで、国交省が国内自動車メーカーには厳しく、輸入車には簡素な書類審査で日本での販売を許可しているって話があったね。その結果、日本経済の停滞は国交省の“イジメ”が原因かもしれないって指摘されているよ。

編集部B: 見た見た。正直言って、国交省の対応には大きな問題があると思うね。国内メーカーに対して厳しい規制を課している一方で、輸入車には簡単な審査だけで販売を許可するなんて、不公平だし、日本の産業を守る気がないとしか思えないよ。

編集部A: 確かに…規制には問題があるかもしれないけど、輸入車の審査を簡素化することで消費者に選択肢を提供するという側面もあるんじゃないかな?もう少しバランスを考えるべきだと思うけど。

編集部B: いや、消費者の選択肢を増やすことは重要だけど、それ以上に国内産業を守ることが大切だよ。国交省が国内メーカーにだけ厳しい規制を課しているのは、明らかに不公平だし、日本経済の停滞を招いている。1ヵ月の出荷停止で600億円規模の影響まで出てしまう。こんな対応は断固として非難するべきだ。それに、まぁ中国の有名な燃える車だけはマジで入れないでほしいよね。

編集部A: 国際競争力を高めるためには、ある程度の規制緩和も必要だと思うんだ。国内メーカーも競争力を持つために、規制に頼らずに技術革新を進めることが大事だと思うよ。感情的にならずに、理性的に対応することが大事だと思う。

編集部B: 多様性や競争力を連呼するのはいいけど、現実を見なきゃダメだよ。国交省のような不公平な対応は、日本の産業を弱体化させるだけだ。国内メーカーを守るためには、公平な規制が必要だし、輸入車に対しても同じ基準で審査を行うべきだ。国交省の対応は断固として非難するべきだ。

編集部A: それはそうね。私も色々と考えさせられるよ。この問題についてもっと深く調べて、皆に正確な情報を伝えていきたいと思う。

編集部B: うん。私たち編集部としても、この重要な問題を丁寧に取材し、建設的な議論を呼び起こしていくことが何より大切だと考えている。一緒に前を向いて、粘り強く取り組んでいきましょう。

編集部A: これからもしっかり情報収集して、みんなで協力しながら解決策を見つけていきたいと思う。一緒に頑張ろう。

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