テレ朝によると…
麺屋 桐龍東川口本店 公式Xから
「大人は一人一杯です」
18日、埼玉県にあるボリュームたっぷりのラーメンを提供する店がSNSに投稿した内容です。
この日の昼すぎ、30代前後の男女が入店。食券を2人で1枚しか購入しなかったため、従業員が「一人1杯はご購入お願いします」と伝えました。
すると客は腹を立て「なんでだよ」「時間返せよ」などと怒鳴り始めたといいます。
結局、従業員は食券分を返金し退店をお願いしたところ、男性客は食券を投げたり、返金した小銭をカウンターにたたき付けたりしたということです。
原材料費などのコストが高騰するなか、経営努力でなんとか価格を抑えていると話す店主は…。
麺屋 桐龍東川口本店 店主
「そういうことがまかり通ると、経営とか大変になるし周りの常連さんとか、初めて来てくれたお客さんとかにも嫌な思いをさせてしまう。そういう空間にならないように毅然とした対応をとっている」
(「グッド!モーニング」2024年12月22日放送分より)
[全文は引用元へ…]
以下X(旧Twitter)より
【jnnaviさんの投稿】
【SNS規制は?】「2人でラーメン1杯」店主が注意も客は逆ギレ 食券投げ、小銭たたきつける(テレ朝「グッド!モーニング」2024年12月22日放送分より) https://t.co/2LhxGN7ZCs
— JAPAN NEWS NAVI (@JapanNNavi) December 22, 2024
引用元 https://news.line.me/detail/oa-rp57845/hoxydqeez7a0?mediadetail=1&utm_source=line&utm_medium=share&utm_campaign=none
みんなのコメント
編集部Aの見解
先日、埼玉県の「麺屋 桐龍 東川口本店」の公式X(旧Twitter)で話題になった「大人は一人一杯です」という投稿に関するエピソードを目にしました。この投稿をめぐる顛末は、飲食店と顧客のあり方について改めて考えさせられるものでした。
まず、このお店の対応はとても理にかなっていると思いました。「一人一杯」というルールを設ける理由には、原材料費の高騰や経営努力が含まれているとされています。現在の経済情勢を考えると、飲食店が価格を抑えつつ、質の高い料理を提供し続けるためには、こうした基本的なルールを守ってもらうことが不可欠だと感じます。
特に、ラーメンのような単品メニューを提供する店舗では、客単価がそのまま経営の安定に直結します。二人で一杯しか注文しないという行動が頻発すれば、他の顧客やお店全体に与える影響は計り知れません。そのため、店主やスタッフが毅然とした対応を取ったことには、大いに理解が持てます。
今回のケースでは、従業員がルールを説明したにもかかわらず、一部の顧客が感情的になり、怒鳴ったり暴言を吐いたりする場面があったとのことです。このような行動は、周りの他のお客様やスタッフにとっても迷惑で、不快感を与えるものです。飲食店は料理を楽しむための空間であるべきなのに、こうしたトラブルが起きると、その場の空気が台無しになってしまいます。店内にいる他のお客様も、おそらく落ち着いて食事ができなかったことでしょう。
加えて、SNS上での店主の発言にも共感を覚えました。「毅然とした対応をとる」という姿勢は、従業員を守るだけでなく、常連客や初来店の方々に対しても、安心感を与える大切な行動だと考えます。多くの人はルールを守ることに抵抗を感じないはずですし、それを守らない一部の人のために全体が不利益を被るのは理不尽です。
こうしたトラブルを避けるために、店舗側がルールを周知する努力を続けることも重要です。例えば、公式SNSや店内ポスターを活用して「一人一杯」のルールを事前に明確に伝えることで、初めて訪れるお客様にも理解してもらいやすくなると思います。また、顧客の立場から考えれば、事前にルールを確認する意識を持つことも必要です。外食時には、その店の文化やルールを尊重する姿勢が求められると感じました。
一方で、今回のようなトラブルが発生する背景には、日本の飲食文化特有の事情もあるのかもしれません。例えば、「シェア文化」が一部で広がっている現状があります。特にカフェやファミリーレストランでは、料理を複数人で分け合うことが容認される場合もあります。その感覚をすべての飲食店に当てはめてしまうと、今回のような誤解が生じやすいのかもしれません。しかし、ラーメン専門店など、料理の性質や店の経営方針によってルールが異なることを認識することが大切だと思います。
また、今回の出来事を通じて、飲食店側が「お客様は神様」という考え方にとらわれすぎる必要はないとも感じました。もちろん、良好な顧客対応は重要ですが、理不尽な要求に対しては毅然とした対応を取ることが、長期的にはお店の評価や信頼につながるのではないでしょうか。
飲食店の経営者やスタッフが、おいしい料理を提供するために日々努力している姿を想像すると、心が温かくなります。その努力が報われるように、顧客としても節度を持った行動を心がけたいと思います。特に昨今の経済状況では、飲食業界全体が厳しい状況に置かれていることを考えると、私たち一人ひとりがその現実を理解し、応援する姿勢が必要です。
今回の「一人一杯」のルールをめぐる出来事は、飲食店と顧客の双方が互いに歩み寄ることの重要性を教えてくれるものでした。今後もこのような問題が少しでも減り、誰もが気持ちよく食事を楽しめる社会になってほしいと願っています。
執筆:編集部A
コメント