ヤフーニュースによると
横浜市の強盗殺人事件で逮捕された男が、「家族に危害が加えられるかもしれないと考えると断れなかった」と供述していることがわかりました。相次ぐ強盗事件を受けて、警備会社への相談が急増。大手のセコムには、通常時のおよそ8倍の問い合わせが来ています。 【写真を見る】警備会社への相談急増…通常時の“8倍”に 横浜・強盗殺人で逮捕の男「個人情報を指示役に知られ、家族に危害が…」 祖父は「家族に被害の方がまだまし」【news23】 ■警備会社に相談急増…通常時の“8倍”に 相次ぐ強盗事件どう備える? 喜入友浩キャスター 「都内の警備会社です。相次ぐ強盗事件を受け、問い合わせが増えているということで、オペレーターが対応に追われています。電話がひっきりなしにかかってきます」 24時間体制で対応する大手警備会社「セコム」のコールセンター。いま、問い合わせが殺到しています。 オペレーター 「本日も頻繁に連絡をいただいて、いずれもかなり不安に感じて『急いで資料が欲しい』と」 自宅を警備する新規契約の問い合わせが20日までの1週間で、通常時の約8倍に増加。現在、すべての問い合わせに対応しきれない状態だといいます。 セコム コールセンター 来須武美センター長 「セキュリティのシステムを導入いただいているが、『死角がないか?』、『これで万全な状態か?』、『いざというときにちゃんと使えるか?』、『セキュリティの強化をしたい』というお客様からの連絡が非常に増えている」 関東で8月から相次ぐ「闇バイト」を実行役とした一連の強盗事件。警察当局は14の事件について関連があるとみていて、JNNのまとめでは、このうち11の事件で32人が逮捕されています。 ■「個人情報を指示役に知られ、家族に危害が…」断れず犯行か 20日に送検された宝田真月容疑者(22)。10月15日ごろ、横浜市の住宅で後藤寛治さん(75)に暴行を加えて殺害し、現金約20万円を奪った疑いがもたれています。 宝田容疑者の祖父 「亡くなってしまった後藤様とご家族様には言葉がないです」 21日朝、宝田容疑者の家族が自宅を案内してくれました。
宝田容疑者の祖父 「(Q.ゲームが好きだった?)ゲームはそうだね」
宝田容疑者の部屋に飾られていたのは、キャラクターのグッズ。机の上には証明写真も。
以下X(旧Twitter)より
【jnnaviさんの投稿】
引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/0ef9fcbf29758b509ef005fb95ff70a4b7d49cf1?page=2
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編集部Aの見解
横浜市の強盗殺人事件、趣味との関連を冷静に考える
横浜市で起きた強盗殺人事件に関し、逮捕された男がゲームやキャラクターグッズに興味を持っていたという報道がなされています。この情報は、事件の背景をより深く理解するための一要素として捉えられますが、犯人の趣味だけを根拠にその人物像を断定することには慎重であるべきです。
趣味と犯罪の関連性は慎重に議論を
ゲームやキャラクターグッズといった趣味は、現在多くの人々が楽しむものであり、その趣味自体は犯罪行為とは無関係です。趣味に没頭することは個人の自由であり、それが生活の充実やストレス解消に役立つことも多くあります。今回の事件においても、犯人がそのような趣味を持っていたからといって、それが直接的な犯罪の動機につながったと決めつけることは誤りです。
事件に注目するべき本質的な要因
重要なのは、この事件がなぜ発生したのか、そしてなぜ犯人が「闇バイト」に関与するに至ったのかという点です。報道によると、男は家族に危害が及ぶことへの恐怖から指示に従わざるを得なかったと供述しています。このような脅迫的な手法で犯罪に加担させられる状況に目を向け、社会全体で犯罪組織の手口を把握し、対策を講じることが急務です。
社会の安全を守るために
この事件を受け、警備会社への相談が急増していると報じられています。これは市民の不安の高まりを反映しており、防犯意識の向上が求められる時期でもあります。ただし、個人の安全対策だけでなく、社会全体で「闇バイト」による犯罪の防止策を強化し、若者がこうした危険な状況に巻き込まれないための支援が必要です。
冷静な視点を忘れないことの重要性
今回の事件に関する報道では、犯人の趣味がクローズアップされることもありますが、それだけで人物像を描くことは危険です。私たちは、こうした情報を冷静に受け止め、偏見や誤解に基づいた判断を避けるべきです。趣味や嗜好に関係なく、個々の人間が置かれた環境や社会的背景を理解することが、再発防止に向けた第一歩となります。
まとめ
この事件を通じて、社会全体が犯罪予防のために何をすべきかが問われています。趣味が事件の原因と短絡的に結びつけられることなく、冷静な視点を持ちながら、防犯対策と社会的支援の両面でのアプローチが求められるでしょう。
執筆:編集部A
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