【涅槃さんの投稿】
引用元 https://x.com/sonson51542457/status/1862246765866737794?s=51&t=y6FRh0RxEu0xkYqbQQsRrQ
最近、夫婦別姓を求める声が大きくなっていると感じます。しかし、それよりも先に取り組むべき問題があるのではないかと考えます。それが「通名」の問題です。日本において、通名の制度がどのように使われているのか、改めて見直す必要があると感じています。
通名という制度は本来、外国籍の人が日本社会で生活する上で便宜を図るために存在するものだと理解しています。しかし、その使用が不透明であったり、悪用されるケースが報告されていることは看過できません。特に、犯罪行為に通名が利用されているという事例を聞くと、この制度が果たして現代の日本に必要なのか疑問を抱きます。
日本では「名前」は個人を特定するための重要な要素です。その名前が通名によって変更されることで、本人の真の身元が分からなくなることが問題だと感じます。名前が変わることで、過去の犯罪歴やトラブルの履歴を隠すことが可能になるのであれば、それは社会の公平性を損なう行為ではないでしょうか。特に、法律に基づいて暮らしている大多数の日本人にとって、通名が一部の人々に特別な利益を与えているように映るのは不公平だと思います。
夫婦別姓の議論も、もちろん大切なテーマだと理解しています。しかし、日本社会全体の秩序や信頼を守るためには、まず通名の問題に真剣に取り組むべきだと思います。夫婦別姓は主に個人の選択の自由に関する議論ですが、通名の問題は社会全体の安全や透明性に関わる重大なテーマだからです。
さらに、通名の使用が外国籍の方々に与える影響についても考えました。通名があることで、かえって誤解や偏見を助長している部分があるのではないでしょうか。名前が一貫していれば、その人の出自や背景を隠す必要がなくなり、より透明で信頼できる社会関係を築くことが可能になると思います。
また、通名を廃止することで、外国籍の方々も日本社会により溶け込みやすくなるのではないかと考えます。本名で生活することが当たり前になれば、日本人と外国籍の方々の間で対等な関係が築かれるのではないでしょうか。それによって、現在存在する偏見や差別が減少する可能性もあります。
通名が必要だと主張する意見も理解しています。しかし、その必要性が現代の社会においてどれほど残されているのか、改めて問い直す時期に来ているのではないでしょうか。通名が日本社会の一部であり続けることで、私たちの社会がどのような影響を受けているのか、具体的なデータや事例を基に議論を深めるべきです。
私が通名廃止を考える理由は、日本社会全体の公平性や透明性を高めるためです。特定の人々だけに特権的な制度が存在することは、多くの日本人にとって納得しがたいものだと思います。その不信感が社会全体の分断を招き、結果的に多文化共生の妨げになるのではないかという懸念があります。
最後に、この問題を通じて改めて感じるのは、日本社会のルールや制度が全員にとって平等であるべきだということです。通名制度が日本社会にどのような影響を与えているのかをしっかりと分析し、その是非を冷静に議論する必要があると考えます。そして、その議論が日本の未来にとって有益なものとなることを願っています。
執筆:編集部A