富士山の山梨県側の吉田ルートで、今年7月から1日当たりの登山者の上限を4000人にするなどの入山規制が行われることに関して、混乱などを回避するための「予約システム」の詳細が公表されました。
山梨県は富士山の環境保全のために、7月の登山シーズンから登山者の1日当たりの上限を4000人とし、通行料として2000円を徴収するなどの入山規制をかけることを決めています。 県はこの入山規制に伴う混乱やトラブルを回避し、登山者の利便性向上のため予約システムを導入し、今月20日から予約受付を開始します。 予約サイトでは登山日前日の午後11時59分まで予約が可能で、通行料2000円をクレジットカードやQR決済で事前決済する必要があります。 代表者1回の処理で最大100人分の一括決済が可能となっています。 事前予約には3000人の枠を設け、当日分として1000人の枠を残すということです。
かこ予約サイトは日本語のほか、英語と中国語にも対応する予定です。 県は、予約システムの導入で吉田ルートの五合目の窓口で支払いをすることなくスムーズに登山が開始できるほか、団体ツアーなどで代表者による事前の一括決済が可能になるなどの効果やメリットがあるとしています。 山梨県の長崎幸太郎知事は午前11時半からの定例会見で、予約システムの導入を発表し説明する予定でしたが、スケジュールの都合で定例会見は急遽、延期になりました。 そのため、長崎知事は「予約システムを積極的にご利用いただき、安全で快適な富士登山を楽しんでいただきたいと思います」とのコメントを発表しています。
テレビ朝日報道局
引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/c137eb0037864c8c7f6243737228a88267a9552f
みんなのコメント
- 寧ろ全部これで良いのでは? 何かあった時も人数が把握できていた方が対応し易いし、なにより予定をしっかり組んで入山する規模の山で予約できないとか予約不可なんて事はないだろうし。 あと、他の方も書いているけど、料金は外国人観光客と日本在住者とで分けるべき。 こういう所で円安の恩恵を受けようとしないのが本当に日本政府は力不足(もしくは怠惰)だと思う
- 差別とか言われそうだけど、日本人枠と外国人枠を分けたり、外国人の料金設定を高くしたりするのも必要だと思います。 もちろん日本人でもマナーの悪い人もいるけど、外国人はゴミのポイ捨てとかトイレで仮眠とかモラルが問われていますので‥ 料金が高くて予約も必要となると軽装で登山して救助隊が駆け付けるような事案が減るのも期待できますね
- そもそも3700mで渋滞で動けないってどういう世界観なのか。 あり得ない状態だと思う。 富士山の山頂は神社の神域なのでもっと少ない人数で厳かな雰囲気であって欲しいところ。 毎日が初詣のような混雑では頑張って登っても萎える。 登山者を減らす工夫は沢山試したほうがいい。
- 人数制限と通行料導入は非常に良いことだと思います。大賛成です。あと、外国人旅行者と納税している日本人の通行料はぜひ分けていただきたいと思います。海外でも、自国民と外国人旅行者と別料金設定をしているところはたくさんあるはずです。美しい富士山の維持管理のためにも、誰でも簡単に入れないようどんどん価値を高めていただきたいです
- 吉田ルートで予約が取れなかった人が、静岡側から登山するのでないだろうか。結局、登山者は山頂に集まるため混雑が緩和されるかは疑問。静岡側も足並みをそろえる必要がある。そもそも1日4000人でも多いという意見もあるため、導入してから適切な人数を再検討すべきである。富士山の維持・管理をするためには、もう少し入山料を高くしてもいいと思う。
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