2024年5月9日、韓国・TV朝鮮によると、32年に韓国の半導体生産の世界市場シェアが20%に迫り、過去最大を記録するとの予想が発表された。
9日、韓国メディアによると、2032年に韓国の半導体生産の世界市場シェアが過去最大を記録するとの予想が発表された。写真は中国・上海のSNIECで開催された「SEMICON China 2024」。
米国半導体産業協会とボストン・コンサルティング・グループは8日(現地時間)に発表した報告書「半導体サプライチェーンの新たな回復弾力性」で、32年の世界の半導体市場で韓国の生産能力が占める割合は19%に達すると予想した。これは22年の生産割合(17%)より2ポイント増えた数値で、過去最大となる。
1位は21%の中国で、台湾(17%)が3位、米国(14%)が4位を記録すると予想された。
22年の韓国の半導体の生産割合は、中国(24%)、台湾(18%)に次いで日本と同率3位だった。
韓国の半導体生産シェアが増加する背景としては、工場の建設を通じた生産能力の拡大が挙げられている。報告書はこの期間の韓国の半導体生産能力の増加率を129%と予想した。
ただ、最先端技術とされる10ナノメートル(nm)未満の半導体の韓国の生産シェアは31%から9%に大幅に減少すると予想された。これは、米国政府が半導体支援法を掲げて米国内の設備投資を奨励したことで、最先端技術のための工場投資が多数増えたためだという。
この記事を見た韓国のネットユーザーからは「韓国の半導体企業、ファイト!」「半導体を使った人なら分かる。中国、台湾のものは安全性に欠け、日本のものは技術革新が遅れている」などの声が上がった。
一方で「最先端半導体が重要。9%に減少するのはダメージが大きい」「NAVERのLINEも守れないのに半導体を守れるだろうか。SK半導体も日本に渡すのではないかと疑わしい」「中国に半導体技術を流出させた人たちをみんな死刑にするべきだ」との声もあった。
また、「そんな先のことを予想しても意味がない」「来年を予想するのも難しいのに」と指摘する声も見られた。[レコードチャイナ](翻訳・編集/堂本)
引用元 https://topics.smt.docomo.ne.jp/article/recordchina/world/recordchina-RC_933253
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