その他にも、物価高の中で賢明な消費を目指す「節約社会」、自分のお金で気楽に生きようという意味の「ネドンピョンサル」、デジタル中毒とデジタルデトックス活動が活発な現象を表す「ドーパミン両極化」が挙げられた。

税金還付アプリや財テクアプリのインストール数が増えた上、家事に費やす時間を減らし余暇時間を増やすための掃除サービス提供アプリや洗濯サービス提供アプリなどのインストール数も大幅に増えた。さらに、ショート動画コンテンツの視聴時間が急激に増え、即座のリアクションと強い刺激を求めるデジタル中毒現象が進んだ。今年末のSNS内における「ドーパミン」の言及数は昨年初めと比べて約15倍に増加した。この中でデジタル中毒から抜け出すためのデジタルデトックス関連アプリのインストール数も増加したという。

この結果を受け、韓国のネットユーザーからは「国内の済州島や鬱陵島に行くくらいなら日本に行った方がいい。満足度がとても高いから」「済州島に行ったらぼったくられる上に店員が不親切だからね」「済州島の飲食店は値段が高すぎる」「ノージャパン(日本不買運動)をしていた時期もあったけど、今後は日本と競争しつつも仲良くしてほしい。2国の力を合わせれば、国際社会で相当な威力を発揮できるはず」「これからの時代はウィズジャパン」などの声が寄せられた。(翻訳・編集/堂本