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引用元 https://mainichi.jp/articles/20231212/k00/00m/040/024000c
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活動は朝鮮学校が高校無償化の対象から除外されていることに抗議しようと2017年8月に始まり、19年からは幼保無償化についても訴えている。街頭での呼びかけやリーフレットの配布、募金活動などを、新型コロナ禍の期間を除いて毎週続けてきた。
200回目を迎えた今月5日は、四条河原町交差点(下京区)のほか、京都タワー前(同)、阪急西院駅前(右京区)でも同時に開催。京都朝鮮中高級学校の生徒約60人を含む計約130人が参加した。
四条河原町でマイクを握った高級部1年の男子生徒は、学費が両親の負担になってしまうことから朝鮮学校への進学を一時期ためらったというが、「自分のアイデンティティーを守りたい」と進学の思いを伝えると両親が応援してくれたという。その上で「私たちも税金を払っているのになぜ差別されるのか」と道行く人たちに疑問を投げかけた。
高級部3年で生徒会長の全彩夏(チョンチェハ)さん(18)は「私にとって朝鮮学校は、同じルーツの友達と一緒に過ごせて自分らしくいられる大切な場所。絶対に失いたくない」と思いを語った。
高校無償化は10年に導入されて多くの外国人学校が対象となったが、朝鮮学校は北朝鮮による拉致問題などを理由に対象外とされ、19年に始まった幼保無償化からも外された。朝鮮学校への差別的な取り扱いについては、国連人種差別撤廃委員会などが日本政府に是正を求めて勧告している。
活動に参加した支援者の宍戸友紀さん(43)は「インターネット上にはいわゆる『在日特権』など間違った情報が広がっている。朝鮮学校が日本人の学校とそう変わらないのに、不当な差別を受けている現実を知ってほしい」と訴えた。
引用元 https://mainichi.jp/articles/20231212/k00/00m/040/024000c
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