【毎日新聞】「社会は崩壊しなかった」 同性婚を進めたフランスの現在

毎日新聞によると…

(略)

 ◆第1の任務は同性愛の「非犯罪化」を求める運動を後押しすることです。LGBTであること自体を犯罪とする国が今でも61カ国あります。50年前に比べれば大幅に減少しましたが、それでもまだ多すぎます。そうした国々はLGBTの人たちに一昔前の刑罰一式(罰金、禁錮、体罰、強制労働、11カ国では死刑)を科しています。これは無論、人権侵害です。

 第2の任務は性的少数者の人権の尊重を促進することです。同性愛への罰則はなくても、当事者の権利を制限している国が一定数あります。私の役割はこうした人権侵害に対するフランス外交の調整役です。国際機関にも出向いて、LGBTに対する差別や暴力から被害者を守ることを訴えています。

 ――そうした大使を設置することが、フランスにとってなぜ重要なのでしょうか。

 ◆数年前から、一部の国でLGBTの権利が後退しているからです。既存の法律をより厳格に適用するケースが多く、新たに抑圧的な法律を定める国もあれば、犯罪化を検討する国もあります。例えばウガンダは死刑導入に踏み切りました。

 極めて攻撃的で、ますますイデオロギー的な言説も出現しました。ロシアはLGBTへの攻撃の急先鋒(せんぽう)を自任しています。

[全文は引用元へ…]

↓X(旧Twitter)

【毎日新聞さんの投稿】

「社会は崩壊しなかった」 同性婚を進めたフランスの現在 同性婚が可能な国が増える一方、同性愛を犯罪として規定するなど、世界では性的少数者の権利が後退する動きもあります。フランスでは同性婚を法制化した当時、反対運動も起こりました。現在の状況を大使に聞きました

引用元:https://mainichi.jp/articles/20241212/k00/00m/040/162000c

みんなのコメント

  • また部数減るな。。 観念的なこたつ記事ばかりで、録音ですます楽な記者
  • フランスって今やばかった気がするが。 どのみち同性婚なんて認める理由にならんよ
  • 現在進行形で崩壊してるよね?!
  • 毎日が応援すると何故か気持ち悪くなる。善し悪しの判断は簡単だ!
  • 劣化や悪化はしてないのかしら?
  • 既に崩壊してるよね..
  • 元々ぶっ壊れているフランスと一緒くたにするな! 日本は日本じゃ!
  • 社会が崩壊しなかったとか言ってるけど、そもそもフランスって今いろんな問題抱えてなかったっけ?崩壊してるかどうかの基準がわからない。
  • 同性婚を認めるかどうかはそれぞれの国の事情もあるだろうけど、伝統的な家族観を守りたいって意見も無視できないと思う。
  • フランスの現在を見てると、社会の分断や価値観の対立が深刻化してるように思える。これが崩壊じゃないと言えるのか疑問だね。
  • 崩壊してないって言うけど、社会の変化に順応できない人たちが増えてるのも事実だと思う。それを無視して進めるのはどうなんだろう。
  • 結局、同性婚を認めたことで社会が良くなったのか悪くなったのか、データをもっと示してほしいよ。感覚だけで話されても納得できない。
  • 観念的な記事が多いけど、フランスの現状をもっと具体的に伝えてほしい。移民問題や治安の悪化も関連してるんじゃないの?
  • 同性婚を認めた結果、何がどう変わったのか具体例が少なすぎる。これで社会は崩壊していないと断言するのは早計だと思う。
  • フランスがどういう状況にあるかをきちんと見てから議論すべきだと思う。同性婚だけを取り上げて崩壊してないと言われても説得力がない。
  • 同性婚を推進するなら、それに伴う社会の負担や問題点もきちんと議論するべきだよ。そうしないと偏った意見にしかならない。
  • 日本でも同性婚が議論されてるけど、フランスのような結果になるのが良いことなのか、慎重に考える必要があると思う。
  • 同性婚を進めたフランスが他の国に押し付けるようなことをするのは違う気がする。それぞれの国の事情をもっと尊重すべきだよ。
  • 伝統的な家族観を守りたい人たちが置き去りにされてる感じがするね。多様性を認めるなら、その声も拾うべきだと思う。
  • フランスのような事例をそのまま日本に持ち込むのは無理がある。日本には日本のやり方があると思う。
  • 崩壊してないという主張だけじゃ説得力がない。フランスの社会問題がどれだけ深刻かをもっと知りたいね。
  • LGBTの権利を守ることは大切だけど、それが他の価値観を否定する形にならないように注意する必要があると思う。
  • 同性婚の合法化が社会にどんな影響を与えたのか、もっと具体的な事例を挙げて説明してほしい。今の内容じゃ判断できない。
  • 社会が崩壊しなかったと言うけど、それは一部の人の見方に過ぎないのでは?反対意見ももっと取り上げるべきだよ。
  • フランスの現状を見る限り、同性婚が良い結果をもたらしたとは言い切れない。もっと慎重に議論する必要があると思う。
  • 結局、社会の価値観が変わったことで不安を感じてる人が多いんじゃないかな。その声を無視して進めるのは危険だと思う。
  • 日本で同性婚を議論するなら、フランスのようにならないための対策も考えないといけない。安易に進めるのはリスクが高い。

編集部Bの見解

同性婚を進めたフランスの現状についての記事を読んで、様々な視点から考えさせられるものがありました。フランスが同性婚を法制化したのは2013年のことで、当時は激しい反対運動もありましたが、「社会は崩壊しなかった」とする報道には疑問を感じる部分もあります。

まず、フランス社会の現状を見ると、同性愛や同性婚が直接の原因ではないにせよ、社会的な混乱や分断が進んでいるように見える側面もあります。例えば、移民問題や治安の悪化、経済格差の拡大など、フランスが抱える複数の課題が複雑に絡み合っているのは事実です。同性婚の合法化がこうした問題にどのような影響を与えたのかを冷静に分析する必要があります。

一方で、LGBTの権利を守るための取り組みは、人権の観点から大切なものであることも理解できます。記事で紹介された「LGBT+権利担当大使」のジャンマルク・ベルトン氏の役割は、同性愛を犯罪とする国々への働きかけや、人権の尊重を促進するという点で、国際社会において重要な役割を果たしていると思います。ただし、このような取り組みがフランス国内外でどのように受け止められているのかを、より深く知りたいと思いました。

同性婚の合法化を進めた背景には、多様な価値観を認めるべきだという理念がある一方で、伝統的な家族観や文化を守りたいという人々の声も無視できません。法制度が変わることで、価値観の衝突や新たな課題が生まれるのは当然のことであり、これを「崩壊」と見るか「進化」と見るかは立場によるのかもしれません。

記事では、LGBTの権利が後退している国についても触れられていました。ウガンダが同性愛者に死刑を導入したり、ロシアがLGBTへの攻撃的な姿勢を強めたりしている現状は、確かに人権侵害と言えるでしょう。一方で、そうした国々がなぜそのような政策を取るのかについての背景も考える必要があると思います。文化的、宗教的な違いが大きい場合、一方的に非難するだけでは問題の解決にはつながらないでしょう。

フランス国内で同性婚が社会に与えた影響については、具体的なデータや事例がもう少し示されていれば、議論が深まると思います。「社会は崩壊しなかった」という結論だけでは、実際にどのような変化が起きたのか、あるいは起きなかったのかが伝わりづらいと感じました。

同性婚の合法化が進む一方で、それに反対する人々が抱く懸念や不安にも耳を傾ける必要があります。例えば、家族観が変わることで子供の育成や地域社会にどのような影響があるのかなど、まだ解明されていない部分も多いのではないでしょうか。

今回の記事を通じて感じたのは、こうした議論が日本でも深まるべきだということです。日本では同性婚はまだ法制化されていませんが、議論が進む中でフランスの事例を参考にすることは有益だと思います。ただし、他国の事例をそのまま適用するのではなく、日本の文化や社会構造に合った形で考えるべきだと思います。

フランスの同性婚をめぐる議論は、多様性を認める社会を目指す一方で、伝統的な価値観をどう守るのかという課題を浮き彫りにしています。このバランスをどのように取るかが、今後の日本や世界全体にとって重要なテーマとなるでしょう。

執筆:編集部B

最新の記事

コメント

コメントする

CAPTCHA