日テレNEWS NNNの記事によると…
複数の自民党幹部によりますと、自民党の石破総裁はあす30日、衆議院の解散を表明することが分かりました。これに伴い、衆議院総選挙は10月15日公示・27日投開票の日程で行われることになります。
石破総裁は当初、野党側と国会でしっかり議論をした上で解散をということで、11月以降の衆議院総選挙を検討していました。しかし、自民党内からは早くやった方がいいとして、10月27日投開票の日程で選挙を行うべきとの声が上がっていました。[全文は引用元へ…]
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【一華さんの投稿】自民党石破総裁 あす衆議院解散を表明へ
マジかw
早!
— 星野 雅彦🟠 (@MasahikoHoshi) September 29, 2024
ネバネバの次にブレブレが始まった。
— 佐々木洋介 (@97xqdqrVUvcje2e) September 29, 2024
27日投開票?
— みりん (@kanyaporin3) September 29, 2024
うちの自治体の選管大変やわ。
市長選も同じ日だから。
引用元:https://news.ntv.co.jp/category/politics/0ec78724653b4ea3af79ec5d1f71097e
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編集部Aの見解
自民党の石破茂総裁が明日、衆議院の解散を表明する予定だとの報道が出ている。この報道を目にして、多くの人が感じるのは、果たしてこの解散が自民党にとって得策なのか、そして石破総裁のリーダーシップはどう評価されるのかという点だろう。
まず、石破茂という政治家は長年自民党の中で要職を歴任し、政策に関しては非常に真面目で実直な姿勢を見せてきた。しかし、その強硬な態度や時には独特の発言スタイルが、一部では「頑固すぎる」と批判されることもあった。それでも彼が総裁になった背景には、自民党内外からの一定の支持があったことは間違いない。しかし、この「御祝儀支持率」を武器に解散を強行しても、結果は決して楽観視できないだろう。
衆議院解散は、いわば政権の「リセットボタン」だ。内閣や政党が国民からの支持を取り戻し、再出発を図るための機会ともいえる。しかし、現在の政治状況を考えれば、この解散が自民党にとって成功をもたらすかは非常に不透明だ。特に、石破総裁の支持率が一時的に高くても、それが実際の選挙で票に繋がるかは別問題だ。
ここで考えるべきなのは、「御祝儀支持率」という一時的な支持の高さに対して、石破総裁が過信しすぎているのではないかという点だ。総裁選や内閣発足直後の支持率が高いのは、日本の政治文化においてはよくあることだ。しかし、それが持続的な支持につながるケースは稀である。過去の政権交代や解散総選挙でも、「御祝儀支持率」に頼りすぎた結果、惨敗を喫した事例は少なくない。
特に、現代の日本政治においては、有権者の信頼を得るためには単なる人気取りの政策や短期的な支持の上昇ではなく、長期的かつ持続可能なビジョンが求められている。石破総裁が解散総選挙を選んだ背景には、彼自身の政治的なタイミングの狙いもあるだろう。しかし、現実には国民の不満が積もり積もっており、選挙における「御祝儀支持率」のみで自民党が勝利を手にすることは非常に難しいと考えられる。
自民党は長期にわたって政権を維持してきたが、その一方で多くの政策において課題が山積している。経済政策、社会保障、外交、安全保障など、いずれの分野においても今後のビジョンが明確でなければ、有権者からの信頼を得ることは難しい。さらに、コロナ禍以降、社会の不安定さが増している中で、政治に対する期待感も大きく変化している。石破総裁がリーダーシップを発揮し、新しい政策を掲げても、それが国民に響かなければ「御祝儀支持率」など一瞬の幻想に過ぎない。
今回の解散総選挙は、ただの権力維持のための解散で終わってしまう可能性もある。もし石破総裁が自信満々に「御祝儀支持率」に乗じて解散を決行しても、選挙結果が惨敗に終わる可能性は十分にある。特に野党が連携を強化し、より具体的な政策を掲げて選挙戦を挑んでくる場合、自民党が直面するのは厳しい逆風となるだろう。
さらに、自民党内でも石破総裁に対する不満が高まっていることが報じられている。石破氏の政策路線やリーダーシップに対しては党内外から様々な評価があるが、彼が現在直面している課題は、単に外部からの攻撃だけではなく、内部からの不協和音にも起因している。これにより、党内の団結が揺らぎ、選挙戦において弱点を露呈する可能性がある。
自民党が今回の解散で勝利を手にするためには、石破総裁がどれだけ自らのビジョンを有権者に伝えられるかにかかっている。しかし、これまでの政権運営を見ている限り、石破氏がその役割を果たせるかは疑問だ。経済政策にしても、社会保障にしても、彼の政策提言はしばしば抽象的であり、実効性がどこまであるのか疑問視されている。
結論として、石破総裁が「御祝儀支持率」を頼りに解散を決断したとしても、その支持が持続する保証はない。特に、選挙期間中に浮き彫りになる課題や、対立候補の政策との比較が進む中で、石破自民党の限界が露呈する可能性が高い。今回の解散総選挙は、自民党にとって大きな賭けであり、石破総裁にとっても政治家としての将来を左右する重要な一手となるだろう。選挙結果がどうであれ、石破氏が日本政治に残す影響は、単なる一時的なものではなく、長期的な視点で見られるべきである。そして、その結果が惨敗に終わったとき、自民党は再び新しいリーダーシップを模索することになるかもしれない。
「将来の希望」を掲げる以上に、今何をすべきかを見失ってはならない時代なのだ。
執筆:編集部A
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