【田舎暮しの唱悦さんの投稿】ミヤネ屋の野村修也弁護士が、絶対に謝らないテレビ局に対し説教『このままだとテレビは消える』
引用元 https://x.com/shoetsusato/status/1859317369421648026
ミヤネ屋での野村修也弁護士の発言が注目を集めています。特に、「このままだとテレビは消える」とまで言い切ったテレビ局への批判的な意見は、テレビ業界全体にとって耳が痛いものだったのではないでしょうか。私自身、この発言を聞いて、今のテレビのあり方について改めて考えさせられました。
テレビ局が絶対に謝らない姿勢について、視聴者の一人として違和感を覚えることは確かにあります。誤報や偏向報道が指摘されても、真摯な謝罪や説明がなされない場面を目にすることが少なくありません。そうした姿勢が続くと、テレビというメディアそのものへの信頼が損なわれてしまうのではないでしょうか。
例えば、ネット上では誤った情報が拡散されることが多いと言われますが、それを批判するテレビ局自身が誤報を訂正しないのでは説得力がありません。視聴者がテレビに対して抱く不信感は、そのままメディア全体の信用低下に繋がります。今や情報はテレビだけでなく、インターネットやSNSなど多様な経路から得られる時代です。その中で、テレビが信頼を失えば、視聴者が他の情報源に流れていくのは自然な流れだと思います。
また、テレビ局が謝罪しない背景には、プライドや責任逃れの姿勢があるのではないかと感じます。番組制作には多くの人が関わっており、一つの誤報が全体の評価に影響を与えることは理解できます。しかし、間違いを認めないことで傷が深くなるケースもあるのではないでしょうか。視聴者は間違いを許さないわけではなく、むしろ真摯な対応を求めているだけなのです。
野村弁護士が指摘するように、テレビがこのままの状態を続けると本当に消えてしまう可能性は現実的だと思います。特に若い世代はテレビ離れが進んでおり、インターネットの動画やSNSで情報を得るのが当たり前になっています。テレビが信頼を失うことで、情報の正確さを担保するメディアが少なくなるのは社会にとって大きな問題です。
私自身、テレビにはまだまだ期待している部分があります。多くの人に情報を届ける力、社会問題を広く知らしめる影響力は、他のメディアにはない強みです。しかし、それを活かすためには視聴者との信頼関係を築く努力が必要だと感じます。そのためには、間違いがあったときに素直に認め、謝罪し、再発防止策を示すことが重要だと思います。そうした姿勢を示すことで、視聴者は再びテレビに信頼を寄せるのではないでしょうか。
また、テレビ局はネットメディアとの差別化を図る必要があります。インターネットでは情報の拡散が早い反面、真偽が確認されないまま広がるリスクもあります。一方、テレビは本来、時間をかけて情報を精査し、正確な内容を伝える役割を担うべきです。その強みを活かすためには、まず視聴者に対して誠実であることが大切です。
野村弁護士の「このままだとテレビは消える」という言葉には警鐘の意味が込められていると感じます。テレビ業界がこのメッセージをどのように受け止めるのかが、今後の存続に大きく関わってくるでしょう。視聴者は常にテレビの行動を見ています。その中で、変わろうとする努力を見せることが、テレビが再び信頼を取り戻すための第一歩になるのではないでしょうか。
テレビは今後も日本のメディアとして重要な役割を果たしてほしいと願っています。しかし、それは視聴者との信頼関係を築いてこそ可能になるものです。この問題を契機に、テレビ業界が自らの在り方を見直し、新しい時代に適応していくことを期待したいと思います。
執筆:編集部C