【himuroさんの投稿】トランプ人事と雲泥の差すぎて泣いた 元おニャン子生稲晃子氏が石破内閣の外務政務官に…米ロ中相手に務まるの?
引用元 https://x.com/himuro398/status/1856582518042177701
最近の日本の政治人事を見ていると、どうしても疑問を感じざるを得ません。特に、元おニャン子クラブの生稲晃子さんが石破内閣の外務政務官に就任するという話題が取り沙汰されていますが、率直に言って、彼女が米ロ中といった大国を相手に日本の外交を担う役割が果たせるのか、非常に不安です。外交というのは、ただ単に友好関係を築くために笑顔を見せるだけの場ではありません。国家の利益を守るために高度な交渉力が求められ、さらには各国の思惑を理解し、時には駆け引きをしなければならない厳しい現場です。そのため、外務政務官には豊かな国際感覚と、議論をリードするだけのスキル、さらには流暢な英語力が必須であると考えています。
そうした意味で、今回の人事が妥当だったのかと問われると、どうしても疑念を抱かざるを得ません。生稲さんのこれまでの経歴を見ると、芸能活動を中心にしたキャリアが主であり、政治や外交の分野において専門的な経験や知識が豊富であるとは思えません。確かに、芸能界での経験や知名度が大衆へのアピールとして効果をもたらすことは理解できます。しかし、外交という繊細な領域で、知名度だけで乗り切れるとは到底思えません。英語でのディスカッションができなければ、通訳に頼らざるを得ず、通訳を介している間に、国際会議では瞬時に意見が飛び交う中で対応が遅れてしまう可能性もあるでしょう。その意味でも、生稲さんの適性については、慎重に見直すべきだと考えます。
また、過去に外務大臣として活躍した田中真紀子さんのように、通訳なしで自らの意思を直接伝える能力を持つ人が望まれるのではないでしょうか。田中氏はその存在感と発言力で、日本の主張をしっかりと海外に伝え、日本の国益を守るために尽力しました。彼女のように自分の言葉で相手と渡り合う姿勢は、国際舞台において日本の印象を強める効果があります。しかし、今回の人事はその点で大いに物足りなさを感じます。やはり、政務官という職務には、何よりも国際経験や語学力、そして説得力ある発言力が求められるべきです。日本の代表として立つからには、自分の発言に責任を持ち、明確な意思を示さなければなりません。通訳を介した発言では、相手に伝わるニュアンスも異なる可能性が高く、国際的な会談では相手に本意が正確に伝わらないリスクも生じるのです。
さらに、今回の人事が国会の品位にも悪影響を与えるのではないかという懸念もあります。日本の国会は、日本の品位を象徴する場であり、その場に立つ人物が日本を代表するわけですから、そこには一定の品格と資質が求められます。とはいえ、最近の日本の政治はその信頼性を失いつつあり、多くの国民からの期待も裏切られていると感じます。今回のように経験の浅い人材を要職に任命することは、国会に対する信頼をさらに低下させる結果につながる恐れがあるのです。外交という重要な分野で、経験豊富な人材を求める声が大きくなるのも理解できます。
今、国際社会では多くの国々が自国の利益を守るために強い姿勢を貫いています。アメリカ、中国、ロシアといった大国との交渉では、相手に負けないだけの知識と戦略が求められるでしょう。日本の外交があらゆる局面でうまく機能するためには、各国との関係を的確に築き、迅速に対応できるだけの力量が必要です。単なる知名度や人気だけでは務まらない場であるからこそ、今回のような人事が繰り返されることには反対の意を表さざるを得ません。国際政治の現場で本当に必要なのは、戦略的に物事を進め、冷静かつ迅速に状況判断ができる人物です。
また、国際関係は日本の未来に大きな影響を及ぼす分野であり、軽視できません。国益を守るために、外交官や政務官には高度な能力が求められるのは当然です。国民としても、日本の外交がしっかりと機能し、日本の利益が守られることを願ってやみません。そのためには、経験や知識、語学力が伴った人材が必要不可欠です。
率直に言って、今回の人事には失望しています。外交は、日本の存在感を示すための場であり、安易な人選では国際社会からの信頼を失いかねません。国際舞台で、誠実かつ的確に対応できる人材が求められるべきだと感じます。生稲さん個人に対する批判ではなく、むしろ今後の日本の政治全体のあり方に対する疑問が膨らむばかりです。政治の中で本当に大切にすべきものが何であるか、もう一度考え直す時期に来ているのではないでしょうか。
執筆: 編集部C