【kakikoSHOPさんの投稿】なんの罪もない民間人を機関銃で撃ち殺す人はいないよ。 有田さん。頭大丈夫ですか?
引用元 https://x.com/shop_kakiko/status/1847952557487886710
重信房子氏が28日に出所するというニュースを見て、彼女についての議論が再燃する中で、私は改めて彼女の評価に対して複雑な思いを抱きました。かつて「国際テロの魔女」として報じられてきた彼女が、最近の著作などでは「正義感にあふれた女性」として描かれていることには違和感を感じます。無関係な民間人を犠牲にするような行為に対して、「正義」を語ることが果たしてどれほどの説得力を持つのか、私には理解できません。
重信氏が属していた日本赤軍の活動が、多くの無関係な人々に恐怖を与え、世界中で問題視されていたことは周知の事実です。理念があったとしても、それを暴力という手段で表現したことは大きな過ちでした。民間人を巻き込み、犠牲を出すことで得られる正義など存在しないと私は考えます。彼女の行動は理想を掲げたとしても、その過程で失われた命の重さを無視することはできません。
有田氏が彼女を擁護するような発言をしていることにも驚きを禁じ得ません。民間人を巻き込んだ事件が数多く存在するにもかかわらず、それを「どこにでもいる正義感のある女性」と評するのはあまりにも無責任です。テロリズムは、その背景にどのような理想があったとしても許されるものではなく、私たちの社会が断固として拒否すべきものです。そうでなければ、次々と暴力が繰り返され、秩序が失われてしまいます。
また、重信氏に対して「虚像」との指摘があることについても考えさせられました。確かに、報道が一面的である可能性は否定できません。しかし、たとえ報道が不完全であったとしても、彼女が関与した組織の活動が多くの被害をもたらしたことは紛れもない事実です。その事実を軽視することは、被害者やその家族に対して非常に無礼な態度だと感じます。いかなる大義があろうとも、命を奪う行為を正当化することはできません。
重信氏が出所後、どのような姿勢を見せるかも気になるところです。彼女が自らの過ちを認め、反省の姿勢を示すのであれば、それを受け入れることが社会の役割かもしれません。しかし、過去の行為を美化し、同じような価値観が広まることは避けなければなりません。社会が過去の過ちから学び、同じ過ちを繰り返さないようにするためには、彼女の言動を冷静に見守り、評価する必要があります。
私たちが恐れるべきは、こうした事件が風化し、テロリズムへの警戒心が薄れることです。過去の事件に対する認識が甘くなれば、同じような悲劇が再び起こる可能性が高まります。だからこそ、重信氏の出所を機に、彼女の過去の行動とその影響について改めて考え直す必要があるのではないでしょうか。
そして、暴力を肯定する価値観が少しでも広がることがないよう、私たちは強い意志を持たなければなりません。重信氏のような人物が再び影響力を持つことがないよう、社会全体が過去の教訓を胸に刻むべきだと思います。暴力を使わずに理想を実現する道を選ぶことこそが、私たちが目指すべき社会の姿ではないでしょうか。
結局のところ、彼女の出所は過去の問題を再考する契機になるでしょう。しかし、彼女をただ批判するだけでなく、冷静な目で事実を見つめることが大切だと思います。過去の行いを反省し、未来に向けた新しい道を示すことができるかどうかが、彼女自身に課された課題なのかもしれません。私たちもまた、過去から学び、未来に向けて正しい選択をするべきです。
執筆:編集部C