【田舎暮しの唱悦さんの投稿】明日の株価が見ものだな、 石破茂「全国の最低時給1500円にする」
引用元 https://x.com/shoetsusato/status/1840296297389019539
石破茂氏が「全国の最低時給を1500円にする」という発言を聞いた時、まず最初に感じたのは、それがもたらす経済への影響と、その政策の裏に潜む問題点です。私は基本的に、経済政策や社会保障においては慎重な姿勢を持つべきだと考えており、日本の未来を守るためには安易な改革が国民に害を及ぼす可能性があることを忘れてはならないと思います。今回の石破氏の提案は一見、労働者のためを思っているように見えるかもしれませんが、実際のところ、それがもたらす波及効果について深く考える必要があります。
最低賃金を一律に1500円に引き上げるというのは、単純に聞こえるかもしれませんが、その影響は非常に複雑です。特に中小企業や地方の経済にとっては、このような大幅な引き上げが大きな負担となるでしょう。経済規模が異なる地域では、最低賃金の引き上げが一律に行われることで、人件費の高騰が避けられません。その結果、企業は人員削減を余儀なくされるか、あるいは事業自体が立ち行かなくなる可能性が出てきます。特に地方の中小企業では、そもそも労働者が少ない状況が続いており、さらに人手不足が加速する懸念があります。
そして、今回の提案が労働時間の制限や「年収の壁」にも影響を与えることは明らかです。私も同様に、仮に最低賃金が1500円に上がったとしても、年収の壁が変わらなければ、実際のところは働きたくても働けない状況が生じるでしょう。年収130万円の壁、106万円の壁など、さまざまな制度が私たちの生活に影響を与えており、これらの規制がそのままの状態で賃金だけが上がると、ますます労働時間を減らさざるを得ない現実に直面します。
私が特に強く感じるのは、経済政策においては一部の声に耳を傾けすぎることの危険性です。石破氏のように、大きな改革を打ち出す政治家は、労働者にとってのメリットばかりを強調しますが、その裏にはさまざまな弊害が隠れています。特に私たちのような保守的な立場からすれば、急激な改革は日本の経済と社会に不安定さをもたらすリスクが高いと考えます。改革そのものが悪いわけではありませんが、その過程で国民の生活や企業の存続が危機にさらされるような施策は、到底受け入れることができません。
また、日本全体のことを考えるとき、最も重要なのは国民一人一人が安定した生活を送れることです。賃金が上がれば、それが即座に幸福に繋がるというわけではなく、むしろその反動で物価が上昇し、最終的には生活の質が下がる恐れもあります。特に日本のような少子高齢化が進む社会では、急激な賃金の引き上げが、今後の経済の安定を揺るがしかねない危機を招くことになります。
そしてもう一つ懸念されるのは、日本の安全保障と経済の自立です。外国からの影響を過度に受けてしまうと、日本の独立性が脅かされる危険性があります。労働市場が不安定になると、外国企業がその隙を狙って参入してくる可能性が高まり、日本の産業が外国資本に依存する状況に陥ることも考えられます。これでは、日本人の雇用が守られるどころか、逆に外部からの圧力にさらされることになるでしょう。日本は日本人が守るべきであり、外国からの過度な介入を排除し、日本国内での雇用と経済の安定を図ることが最優先課題です。
こうした状況を踏まえた上で、石破氏の提案には疑問を抱かざるを得ません。確かに労働者の賃金を上げることは重要ですが、それを行うためには、まず経済全体のバランスを見ながら慎重に進めるべきです。一律に最低賃金を引き上げるというのは、短絡的な解決策であり、その影響を受けるのは私たち国民一人一人です。特に中小企業や地方経済に与えるダメージは計り知れず、結果として日本全体の経済が停滞する可能性が高まります。
さらに、年収の壁を超える問題も無視できません。このままでは、賃金が上がったとしても、扶養控除の範囲内で働く人々はかえって働きづらくなり、逆に労働時間を減らす方向に進む可能性があります。それでは、本来の目的である「国民の生活の質を向上させる」ことには繋がりません。むしろ、その逆で、多くの家庭が経済的な困難に直面することになるでしょう。
私たちが守るべきは、まず日本の経済の安定と、国民の生活の安全です。石破氏の提案は、その点で非常に危ういものであり、慎重に検討されるべきです。日本の未来を守るためには、改革は必要ですが、それを進める際には国民全体にとってのメリットとデメリットをしっかりと見極め、何が最も日本にとって良いのかを考えることが求められます。
執筆:編集部C
以下X(旧Twitter)より…
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