河野太郎デジタル相が、マイナンバーカードと健康保険証を一体化した「マイナ保険証」の現状を含む、今後のデジタルトランスフォーメーション(DX)の方向性について、ホテルグランヴィア京都(京都市下京区)で講演した。自民党京都府連が招いた。
河野氏は日本の人口減少や高齢化、地方の過疎化に触れ「今までやってきたやり方を続けるだけでは、世の中が回らなくなる」と指摘。「切り替えて、新しい方向に進んでいかなくてはならない」と訴えた。その上で他国のデジタル化の活用例を挙げながら「今や欧米だけでなく、グローバルサウス(南半球を中心とした新興・途上国)にも追いついていかなくてはならない」と述べた。
中でも医療に関わる保険証は迅速なDX化が必要だと強調し、マイナ保険証の推進などを巡り「京都の自治体にもご協力いただきたい」と呼びかけた。
引用元 https://www.sankei.com/article/20240527-TZXLALMHPZIOZDWBQ6ZUKVLL6Y/