韓国出身の女性DJ「DJ SODA」さんが2024年11月1日、人気漫画「呪術廻戦」のキャラクターに扮したコスプレ写真をXで公開し、「とても素敵」などと反響を呼んでいる。
「どっちの写真がいい?」 DJ SODAさんは「呪術廻戦」の人気キャラ・釘崎野薔薇のコスプレを立て続けに披露した。元々のボブヘアを活かしつつ、トップスもスカートも大胆に丈が短い制服を着て、黒タイツを履いている。 写真では東京・渋谷のスクランブル交差点や歩道橋で、トンカチや釘を模した小道具を構えてポーズを取ったり、東京タワーを背景にしてガードレールに腰かけたりしている。
投稿文では「どっちの写真がいい?」「この中で何がいい?」と問いかけた。
また、DJ SODAさんは同日にインスタグラムでも「Soda x Nobara=Sobara」と、同じコスプレ写真を披露している。
投稿を受けて各SNS上では、「どっちも好きです!! 美しい!! 」「全部良い」「まるで漫画やアニメから飛び出してきたような、リアルな釘崎野薔薇ですね」「とても素敵だよ」といった声が上がっている。
【ツイッター速報さんの投稿】
引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/d442775d0cf2c1b40e17b3a5f026c59d5e159d3a/images/000
韓国出身のDJ SODAさんが、2024年11月1日に人気漫画『呪術廻戦』のキャラクター、釘崎野薔薇のコスプレをSNSに公開したことについて、さまざまな意見が湧き上がっているようです。DJ SODAさんは渋谷や東京タワーといった日本の観光名所で撮影した写真を投稿し、日本のカルチャーに馴染んでいるかのような印象をアピールしています。しかしながら、かつて日本に対して批判的な姿勢を示していた背景がある中で、このように日本のキャラクターを利用した活動が話題になると、違和感を抱く方も多いのではないでしょうか。
まず、今回のコスプレ写真自体は確かに完成度が高く、日本のファンからも好意的なコメントが多く寄せられています。ボブヘアのスタイルやコスチューム、小道具を使ったポーズなど、釘崎野薔薇の雰囲気を見事に再現している点は評価に値するでしょう。しかし、彼女がこれまで日本や日本文化に対して批判的な発言や行動を取ってきた背景を知ると、どうしても彼女の行動には矛盾を感じざるを得ません。まるで日本のファン層に媚びるかのように映り、純粋に作品への愛情があってのコスプレとは感じにくいのが正直なところです。
また、日本のキャラクターや人気作品が広く愛されるのは誇らしいことですが、ただのブームや流行として扱われるだけでは、作品や文化そのものの価値が本当に伝わっているのか疑問が残ります。アニメや漫画のキャラクターが一時的に注目を集めても、ファン層の支持が深まるとは限りません。SNSでの注目を得るためだけにコスプレをするのであれば、それは日本の文化やキャラクターを「表面的なもの」として利用しているように見えます。
特に、日本の文化に批判的だった立場の人物が突然「呪術廻戦」に興味を示し、ファンの反応を楽しむ姿勢には違和感を感じる方も少なくないでしょう。確かに、作品やキャラクターを愛することに国境はありませんが、これまでの姿勢からの急な方向転換が疑問視されても無理はありません。作品が人気だからといって簡単に「飛びつく」姿勢が見えると、日本文化への真摯なリスペクトが欠けているように感じます。
このような状況は、日本のファンや文化に親しむ人々にとっても複雑な思いを抱かせるものです。単なる流行や注目を集めるためだけでなく、作品に込められた意味や文化背景にも敬意を払ってこそ、その活動がファンにとって本物であると受け止められるのではないでしょうか。もちろん、国際的に日本の文化が広がり、多くの人が関心を持つのは良いことですが、その一方で文化や作品の価値が軽く扱われてしまうのは残念なことです。
最後に、SNS上で「どっちの写真がいい?」と尋ねてファンの意見を引き出そうとする様子も、どうしてもファン層を取り込むための表面的な取り組みに映ってしまいます。実際のところ、日本のキャラクターが単なる「ファッションアイテム」として利用されているように感じる点が拭えません。本来、日本の作品やキャラクターはその背景にある歴史や創作者の思いがあってこそ愛されるものであり、SNSでの一時的な注目を集めるためだけに使われることが、作品やキャラクターの価値を下げてしまうのではないかと懸念しています。
今後、もし日本の作品に触れるのであれば、その背景や価値観も尊重したうえで活動してほしいと思います。日本文化が真に理解され、深く愛されるようになることこそが、アニメや漫画にとって理想の姿ではないでしょうか。SNSでの反響や注目度だけを求めるのではなく、作品への理解と尊敬が感じられるような活動を期待しています。
執筆:編集部A