産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が実施した衆院選の終盤情勢調査で、東京24区は立憲民主党の新人、有田芳生元参院議員がわずかにリードする展開だ。無所属の前職、萩生田光一元自民党政調会長は苦戦を強いられている。
萩生田氏は派閥のパーティー収入不記載事件で党公認を得られず、比例代表の復活当選が閉ざされている。街頭演説や個人演説会を重ね、高市早苗前経済安全保障担当相や日本維新の会前代表の松井一郎前大阪市長らが応援に駆け付けた。自民の茂木敏充前幹事長、小林鷹之元経済安保担当相らも応援を予定し、テコ入れを急ぐ。
一方、有田氏は不記載事件や旧統一教会(世界平和統一家庭連合)と萩生田氏の関係を争点化し、市民運動家らを前面に出した選挙戦を展開している。立民の野田佳彦代表が公示日に駆け付けたほか、小川淳也幹事長も22日に東京24区入りする。
【産経ニュースさんの投稿】
引用元 https://x.com/Sankei_news/status/1848267225381404728
衆議院選挙の終盤に差し掛かる中、東京24区では立憲民主党の新人・有田芳生氏が無所属で出馬した萩生田光一氏をわずかにリードしています。この選挙区では、有権者の関心が旧統一教会との関係や、政治資金収支の不記載事件に集中し、両者の選挙戦は熾烈なものとなっています。
元自民党政調会長である萩生田氏は、政治資金の不記載問題で党公認を得られず、比例代表での復活当選も不可能な状況にあります。そのため、彼は街頭演説や個人演説会に力を入れ、支持拡大を目指しています。また、彼を支援するために、自民党の茂木敏充前幹事長や日本維新の会の松井一郎前代表らが応援に入り、応援の陣容を強化しています。
一方、有田氏は選挙戦の争点として萩生田氏の不記載事件や、旧統一教会との関係性を前面に押し出しています。立憲民主党の野田佳彦代表や小川淳也幹事長が積極的に応援に入り、市民運動家らを動員することで支持を拡大しています。こうした戦略が有田氏のリードを支える要因となっているようです。
今回の選挙では、萩生田氏の不記載事件や旧統一教会との関わりが大きな焦点となっています。有権者の間では、政治倫理や透明性を重視する声が高まっており、これが選挙結果にどう影響するかが注目されています。
東京24区の選挙は、両候補者にとって非常に重要な戦いです。立憲民主党の有田芳生氏が優勢に立つ中、萩生田光一氏は支持者の結集と応援団の力を借りて巻き返しを図っています。選挙結果は、政治倫理や透明性を重視する有権者の声がどれだけ反映されるかによって大きく左右されるでしょう。
執筆:編集部A