東京・新大久保の送金所を訪ねた。アジアの各地から働きに来た外国人労働者が、給与として受け取った円を、自分の国の通貨に換えて家族らに送金している。
ネパール出身の女性
「日本のお金がめっちゃ安くなりました。こちら(日本)から送ったら少なくなっちゃって…気持ちが沈んじゃう…。前は10万円送ったら母国に11万ネパールルピーくらい届いた。今は10万円送っても8万6000ネパールルピーくらいかなぁ。前とは全然違う、結構大変です」
バングラデシュ出身の男性
「日本よりバングラデシュのお金が強い、レートが違うから…。去年より今年はもっと下がりました。それで私たち困るみたいです。心配しています。もっとレートが下がるともっと心配」
日本で働く“うまみ”はなくなってきたようだ。別のバングラデシュ出身者は言う。
続きを読むバングラデシュ出身の男性
「日本円が下がっているから…、なんか給料も安いし、給料そんな上がらないなら他の国が良いかなぁと…、色々考えている。アメリカかオーストラリアか、色々今考えていますから…私の友達たちも色々考えている…。(―――既に日本を離れた人もいる?)結構います。アメリカとか行った人結構います」
“円弱”な上に給与が上がらない日本は、“選ばれない国”になる…その現実に加谷氏は…
経済評論家 加谷珪一氏
「これはかなり深刻だと…。日本が(働き先として)選ばれないようになると、経済界は外国人労働者を頼りにして人手不足を乗り切ろうとしているわけですが、この中期的シナリオが崩れる」
国力の低下を表す一つの指標がある。
一国の購買力を測る指標「実質実効為替レート」だ。その国の通貨の実力を示す指数ともいえる。これが現在、1ドル360円の固定相場制だった1970年代を下回っている。この先一体日本はどうなるのだろうか…
(BS-TBS『報道1930』4月25日放送より)
引用元 https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1139737?page=3
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不法移民は別に労働環境の待遇が悪くなっても出ていかないから純粋に外国人の労働者が減ってるから全然良くないんだが
だから盗むという考えはどうかと思うんよね。
生きていく分の物価はたいして上がってないしさぁ。
バングラデシュ人って何度国が滅べばわかるん?