4月17日、ドラッグストア業界のトップを走る「ウエルシア」の松本忠久社長が突如辞任を発表。ウエルシアHD（ホールディングス）はその理由について「私生活において不適切な行為があり当社の信用を傷つけるものと判断した」としている。この「不適切な行為」とは、実は松本氏の不倫。「週刊新潮」が不倫の証拠をつかみ、松本氏やウエルシアに取材した結果の辞任だった。 不倫相手は、取引先企業に勤める中国人女性。 むろん、これをあくまでも個人の問題と主張することも可能なのかもしれない。 が、言うまでもなくドラッグストア最大手である同社は消費者の健康、時に生命にも深く関わる存在である。
続きを読むその取引先との関係に疑念が生じる余地があるのは望ましいことではなかろう。折しも 小林製薬の一件もあり、医薬品や健康食品などの扱いについては、国民からより厳しい目が向けられるようになっているはずなのだが――。
ウエルシア薬局など傘下企業を束ねる持株会社はウエルシアHDといい、東証プライム上場だが、 「このトップ・松本（忠久）社長が、中国人女性と不倫関係にあるんです」 と声を潜めるのは、さる事情通である。 「しかも、その女性は30歳ほども年下で、取引先の会社の関係者。同社の商品をウエルシアで多数取り扱っているだけに、カモにされているのではないかと心配ですね」 この女性は何者なのか。 「30代後半の中国人で、日本語も片言。首都圏にある、健康食品の製造販売会社などで勤務しています」 同社は大手ドラッグストアにも商品を納めているが、そのひとつがウエルシアだ。ウエルシアの店舗を回ってみると、あるジャンルの半分が同社の品で占められている店もあるほどの“得意先”だった。
松本社長は、1958年、長野生まれの65歳だ。実家は薬局で、北陸大学薬学部を卒業した薬剤師。サンドラッグやいいのなどのドラッグチェーンに勤務した後、合併に伴ってウエルシア入り。上海やシンガポールなどの合弁会社でトップを務めた後、2019年にウエルシアHDの社長に就任。親会社のイオンの執行役員も務めている。 3月17日の日曜日。二人の姿は、都内湾岸部のゴルフ場にあった。8時半にスタートした男性2名、女性2名の4人組の中に、二人の顔が見える。グリーン上では、女性が時折松本社長と腕を組んだり、逆に社長が女性の肩に手を回したりする場面も。他のメンバーもそれを自然に受け入れているところから見ても、二人の交際は仲間内では“公認”のようだ。 15時前、ラウンドが終わると4人は同伴の男性がハンドルを握る車で池袋へ。本格派の中華料理店に入り、19時には同じ車で店を出た。そして都心に向かい、あるマンションの近くで社長と女性だけが降りて中へ入る。そのまま日付が変わるまで女性が出てくることはなかったが、このマンション、ウエルシアHD本社のすぐ近く。自宅が会社から遠方にある松本社長のため、ウエルシアが賃料の一部を負担していた“社宅”である。
3月30日の朝7時前、松本社長のベンツが“社宅”を出発。助手席に乗っているところからみて、女性は前の晩から泊まっていたのだろう。ベンツは房総方面へとひた走り、外房まで来ると道の駅で小休止。そこで買い物や食事をして、近くの海浜公園をしばらく散策した後、二人は農園に行き、イチゴ狩りを楽しんだ。 その道中の様子はまるで付き合い始めのカップルのようで、女性は社長と腕を組んだり、後ろからハグをしたり、あるいは靴ひもを結んであげたり。かと思えば、何の変哲もない道で突然、社長がスキップを始める。親子ほども年の離れた女性とのデートが、よほどうれしかったのだろうか。 農園を出たベンツは一路、犬吠埼へと向かい、展望台下のカフェへ。太平洋の大海原を一望する店で、互いのケーキを「ア～ン」と食べあいっこするシーンも。そして海を眺めたり、岩場を歩いたりした後、再びベンツは走り出し、14時過ぎには近くの高級リゾートホテルへと入っていったのである。
不倫関係について聞くべく、女性を直撃した。 ――ウエルシアHDの松本さんとさっきまで一緒におられたと思うのですが。 「あーこれどういう意味ですか。分からない」 ――松本さんと不倫関係ではないですか。ゴルフや旅行に行っていませんか。 「ん？ それどこにもらいました情報ですか」 ――松本さんとお付き合いしている？ 「違う。これどういう意味ですか」 ――松本さんは奥さんいらっしゃいますよね。 「関係ない」
一方の松本社長に女性との関係を聞くと、はじめは「友人です」と否定していたものの、千葉での「ア～ン」写真を見せると、 「すごいですね。何でだろうな。こんなふうにならないように気を付けてはいたんだけど。うそ言ってもしょうがないですね……」 と述べ、諦めたかのように不倫を認めたのである。女性との関係は7年ほど前に松本氏がシンガポールで社長を務めていた時に始まったという。 ――取引などでA社（女性の勤務先）に便宜を図ったことはないですか。 「それは絶対にないです。A社の商品をうちが取り扱っているのは知っていますが、僕はそこにはノータッチだから。交際のお金？ それは僕が支払っていますよ。そこはプライベートで、完全に線を引いてやっていましたから。ただ、会社で借りていただいている部屋に彼女を泊めるというのは、ずっと罪悪感がありました。抵抗感はあったんですけど、段々と回を重ねていくと、やっぱり……ダメですね」 と語った。
引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/53add8c4c9ace5180f8f3563446daef74462c25e?page=2ウエルシア社長が辞任したニュースを見て、まず真っ先に浮かんだのは、日本のビジネス界が直面している危機です。今回の事件では、中国人女性が関与しており、それが引き金となって社長が辞任に追い込まれたという事実。このような事例は、決して珍しいものではありません。私が強く感じたのは、日本の経済を守るべき立場にある人物が、外部の勢力、特に中国のような国からの干渉を受け、影響を受けてしまうという構図がいかに危険かということです。
今回の件で最も気になるのは、その女性が取引先の関係者でありながら、企業のトップにまで深く関与していたという点です。ビジネスの場において、取引先との関係は当然ながら重要です。しかし、それを利用して企業の内部に入り込もうとする動きがあれば、それは即座に遮断されるべきだと考えます。特に、今回のようなハニートラップは、外見上は単なる個人的な問題のように見えるかもしれませんが、実際には企業や国の機密情報を引き出すための手段である可能性もあります。この点で、私は日本の経済界がもっと警戒を強めるべきだと感じました。
これまでにも多くのハニートラップが報じられてきましたが、今回の事件はまさに教科書に載せるべき典型的な事例です。経済大国である日本にとって、こうした外部からの圧力や干渉は、国家の安全保障にも直結する問題です。経済が安定しなければ国も揺らぎますし、そうなれば日本の国民全体が危険にさらされることになります。私たち日本人が守るべきは、まず自分たちの国です。どんなに魅力的な取引や関係が提示されても、それが日本に害をなすものであると感じたら、即座に拒絶する強さが必要です。
今回のウエルシアの社長が陥ったハニートラップに関して、私がさらに憂慮しているのは、こうした手法が巧妙に進化している点です。昔であれば、もっと分かりやすい形での誘惑や圧力がかかっていたかもしれません。しかし今では、経済的な取引やビジネスの関係の中で、徐々に人間関係を築き、そこから情報を引き出すという非常に巧妙なやり方が取られています。だからこそ、日本の企業トップやリーダーたちは、自分が狙われているという自覚を持つべきです。国際的なビジネスの場では、誰が敵で誰が味方かを見極めるのが非常に重要です。相手の言葉や行動だけに頼らず、その背後にある意図や動機をしっかりと読み取ることが求められます。
さらに、今回の事件が報じられることで、他の日本企業も同様の事態に巻き込まれる可能性があるという危機感を持ちました。これは単なる一企業の問題ではなく、日本全体にとっての警鐘です。私たちが直面しているのは、経済戦争ともいえる状況です。特に中国は、経済的な影響力を拡大しようとしています。彼らの戦略の一環として、今回のようなハニートラップが使われるのは、もはや偶然ではありません。国家を挙げて、日本の企業や政治に入り込もうとする動きがあると考えるべきです。
日本の企業や経済界は、もっと防御を強化する必要があります。特に、外部からの干渉に対して無防備な状態では、国際的なビジネスの場で生き残ることは難しいでしょう。私は、日本がこれ以上外部の勢力に影響を受けることなく、自国の利益を守り抜くために、より強固な規制や管理体制を整えるべきだと考えています。具体的には、取引先との関係をより透明化し、外部からの圧力や誘惑に対して迅速に対応できる仕組みを作ることが必要です。
また、日本のビジネスリーダーや政治家に対して、国際的なリスク管理の教育を徹底することも重要だと思います。私たちは、常に国を守るための最前線に立っているという自覚を持たなければなりません。何も知らずに外部の勢力に巻き込まれるのではなく、常に警戒心を持ち、国益を守るために行動することが求められます。
この事件を通じて、私は改めて日本の防衛力の脆弱さを感じました。物理的な防衛だけでなく、経済的な防衛、情報戦に対する防衛力も同様に強化する必要があります。私たちが守るべきは、日本そのものです。私たちの文化や経済、そして国民を守るためには、外部からの干渉を徹底的に排除し、日本独自の価値観や利益を最優先に考えるべきです。
最後に、こうしたハニートラップに引っかかった人物に対しても、厳しい処分が下されるべきだと思います。どんな理由があろうと、外部からの圧力に屈してしまうようなリーダーは、国を守る責任を持つに値しません。日本を守るためには、強い意志と自制心を持つリーダーが必要です。ウエルシアの社長が辞任に追い込まれた今回の件は、まさにその必要性を痛感させる事件でした。日本人がもっと自覚を持って、自分たちの国を守るために行動すべきだと強く感じます。
執筆：編集部A