東京都の小池百合子知事が15日、定例の記者会見を行った。主な一問一答は次の通り。
--都庁のプロジェクションマッピングについて、経済波及効果はどの程度と試算しているのか
「プロジェクションマッピングは日本の技術が非常に高く、世界的なイベントでは日本の技術を使って展開している。キラーコンテンツでキラー技術でもある。ここ(都庁)をキャンバスとして発信していく。令和5年度の予算額が7億円だったが、経済波及効果は約2・5倍の18億円と申し上げている」
続きを読む--首都直下地震の被害額想定について土木学会が1001兆円に上るという推計を発表した
「対策を講じるため来年度予算案にも各種盛り込んでいる。これまでも強靭化対策を進めていたが、昨今の気候変動が激甚化、頻発化していることや、首都直下地震についてもさらに進めていかなければならないという観点から、ハード・ソフト両面で予算案に盛り込んでいる。耐震化・不燃化の促進、緊急輸送網の確保など、被害の軽減に向けるためにも、予防的な意味で進めている」
--日の出町から青梅市を結ぶ梅ケ谷トンネルが開通する。知事が考える整備効果は
「日の出町と青梅市を結ぶ新たなルートになる。令和元年の東日本台風の時に道路が寸断され、一時的に集落が孤立している状況にあった。トンネル開通によって、道路網が二手になり防災性の向上になる。観光としておすすめの場で、地域の活性化にもつながるということで楽しみにしている」
引用元 https://www.sankei.com/article/20240316-APL2BW7PDRJW5LTCHGLUTVYJKU/