【週刊金曜日09年4月24日号】 3月31日午後、卒業式などで「日の丸・君が代」への不起立・不伴奏を行なった教員が次々と東京都教職員研修センターに入っていく。この日、東京都教育委員会(都教委)は12人に対し処分を発令した。
12人のなかでもっとも注目されたのは根津公子さん(東京都立あきる野特別支援学校)だ。根津さんは、既に、停職6ヶ月というもっとも重い処分を2年連続で受けている。加えて3月24日には11度目となる不起立を行ない、さらに26日には、06年の不起立で受けた「停職3ヶ月」の取消を求めた裁判で敗訴したばかりだから、「どう考えても、免職しかない」との悲愴な覚悟でセンターに入っていった。
ところが数十分後、笑顔で約250人の支援者の前に現れた。
「停職6ヶ月です!」
歓声が上がった。免職を免れたのだ。しかも、根津さんに毎年つきものだった異動もない。処分は昨年よりも相対的には軽くなったことになる。根津さんは支援者数人と抱き合い、手を取り合ったーー「支援の方々が一緒に都庁での要請行動などをしてくれたお陰です」
だが、支援者のなかには、免職されなかったことを喜ぶよりも、「停職6ヶ月はおかしい!」と憤慨する人もいた。半年間授業ができず、給与も一時金もないという、一労働者の生きる権利を剥奪する行為だからだ。
同じく、停職6ヶ月の処分を受けたのが河原井純子さん(都立八王子東特別支援学校)。これで2年連続だ。そして、停職3ヶ月が渡辺厚子さん(都立北特別支援学校)と、3人が停職処分を受けた。
そして5人が減給処分、初めて不起立した4人は戒告処分を受けた。
この処分は他道府県から見れば極めて異常だ。[全文は引用元へ…]
引用元 https://x.com/mattariver1/status/1738795297344717226
http://shuzaikoara.world.coocan.jp/social-matter/hinokimi6.htm
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日の丸君が代がイヤなら日本から出て行け。公務員は日の丸君が代がイヤなら辞めろ。