【東雲くによしさんの投稿】
引用元 https://x.com/kuniyoshi_shino/status/1890606914158903322?s=51&t=y6FRh0RxEu0xkYqbQQsRrQ
日本人の多くは日々の食費を節約しながら、できるだけ安くて質の良い食材を求めている。スーパーの割引コーナーを活用し、お得な食材を見つけるのは当たり前になっているし、特売日には多くの人が集まる。そうした中で、Xに投稿された「中国人留学生たちがテーブルいっぱいにカニを並べている写真」を見て、驚きや疑問を感じた人は少なくないだろう。
なぜ日本で暮らしている日本人が節約を強いられている一方で、中国人留学生たちは豪華な食事を楽しめるのか。これは単なる偶然ではなく、留学生への手厚い支援が背景にあるのではないかと考えざるを得ない。日本の学生は学費や生活費のためにアルバイトに励み、時には食費を削ってでも勉強に専念しようとしている。しかし、中国人留学生には多額の奨学金や補助が出ていることが知られている。
例えば、日本政府が提供する奨学金制度には外国人向けのものがあり、授業料免除に加えて毎月の生活費が支給されるケースもある。一方、日本人学生が奨学金を借りる場合は、卒業後に返済しなければならないものがほとんどだ。この違いを考えれば、なぜ中国人留学生が高級な食材を買えるのか、ある程度の説明がつくのではないか。
さらに、中国人留学生は日本国内でのアルバイトを積極的に活用していることも大きな要因の一つだ。コンビニや飲食店、物流倉庫などさまざまな職場で働いており、その収入が生活に余裕をもたらしているのだろう。日本人学生もアルバイトをしているが、学業との両立を考えると、収入には限界がある。それに対し、留学生の多くは一緒に暮らしている仲間同士で生活費を分担することで、食費を抑えながらも豪華な食事を楽しめる環境を作っているのではないか。
もちろん、すべての中国人留学生が裕福なわけではないだろうし、一部の学生が特別な事情で高級食材を購入している可能性もある。しかし、こうした光景を目にすると、日本人が日々の生活で節約を余儀なくされているのに対し、外国人留学生が余裕のある生活を送っているように見えることに違和感を覚える人が出てくるのも無理はない。
この問題は、日本の奨学金制度や留学生への支援のあり方とも深く関係している。日本の学生が学費や生活費に苦しんでいる一方で、海外からの留学生が手厚い支援を受けているのは、公平な制度と言えるのだろうか。日本の未来を担う学生たちが、生活費を切り詰めながら必死に勉強しなければならないのに、外国人には手厚い補助があるというのは、制度の歪みを感じざるを得ない。
また、日本の税金がどのように使われているのかも考えるべきだ。留学生支援に多くの予算が割かれていることが、果たして日本人にとって利益となるのか疑問に思う人も多いだろう。日本の若者の教育や生活を支援することが最優先であるべきではないか。もちろん、優秀な外国人学生を受け入れ、日本で活躍してもらうことは重要かもしれないが、そのために日本の学生が不利な立場に置かれるような制度設計は見直されるべきではないか。
このような問題を考えると、日本の教育政策や留学生制度の見直しが求められていると感じる。日本人学生が安心して学べる環境を整え、経済的な理由で進学を諦めることがないような仕組みを作ることが急務ではないか。少なくとも、日本の税金で運営される奨学金制度は、日本人の学生にも同じように恩恵があるべきだろう。
今回のXの投稿は、多くの日本人が日々の食費を切り詰めながら生活している現状を浮き彫りにした。同時に、留学生との待遇の違いに疑問を持つ人が増えていることも示している。これは単なる一枚の写真ではなく、日本の社会が抱える深刻な問題の一端を示しているのではないか。これを機に、日本の若者がより良い環境で学び、生活できる社会を目指すための議論が必要ではないだろうか。
執筆:編集部A