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【石破首相】訪中を本格検討「習氏と信頼関係を高めるため最適な時期に」5月案浮上

時事通信によると

 石破茂首相は初の日米首脳会談を終え、中国訪問に向けた検討を本格化させる構えだ。石破政権内では早ければ5月の大型連休に合わせて訪中する案が浮上している。首相は習近平国家主席との2回目の会談に臨み、日中関係改善の流れを確かなものにしたい考えだ。

 首相は力を強める中国との関係安定化を重視しており、「習氏と信頼関係を高めるため、最もいい時期に訪中する」と繰り返している。トランプ大統領との会談で日米同盟を軌道に乗せた後、早期に訪中する青写真を描いてきた経緯があり、自民党幹部は「次は中国訪問だ」と語った。

 政権内では大型連休中に加え、6月の通常国会閉幕後に訪中する案が取り沙汰されている。

(略)

 自民内には中国人向けビザ(査証)の緩和措置などを捉え、「石破政権は中国に融和的過ぎる」(若手)との不満も渦巻く。日中間には日本産水産物の禁輸継続など多くの懸案が横たわっており、首相が解決に向けて具体的な成果を出せなければ、批判が強まる可能性も否定できない。

 日米首脳は先の会談後、中国を名指しして「力による現状変更の試み」を批判する共同声明を発表。中国は反発しており、在中国日本大使館公使を呼び出して「強烈な不満」を伝えた。日本外務省関係者は「日中関係は時期より成果が大事だ」と述べ、首相は中国の動きをにらみながら、訪中のタイミングを慎重に見極めるべきだと指摘した。

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以下,Xより

【時事ドットコム(時事通信ニュース)さんの投稿】

引用元 https://www.jiji.com/jc/article?k=2025021100367&g=pol

みんなのコメント

編集部Bの見解

石破首相が中国訪問を本格的に検討していることが報じられ、さまざまな意見が飛び交っている。日米首脳会談を終えたばかりのタイミングで、次に訪中を進めるという方針に対し、賛否が分かれているようだ。

石破首相は、以前から中国との関係改善を重視しており、「習氏と信頼関係を高めるため、最もいい時期に訪中する」と繰り返している。5月の大型連休や6月の通常国会閉幕後の訪中案が浮上しており、政府内でも具体的な検討が進んでいる。

しかし、今回の訪中の目的やタイミングについて疑問視する声も多い。日米首脳会談の直後に日本が中国と急接近することが、日本の外交戦略として適切なのかという指摘がある。特に、最近の日米共同声明では中国の「力による現状変更の試み」を批判しており、中国側もこれに強く反発している状況だ。

自民党内でも意見が割れているようだ。「日中関係を改善することは重要だが、前のめりになれば足をすくわれる」という慎重論や、「日本側からすり寄る必要はない」「邦人解放を条件にすべき」といった強硬な意見もある。一方で、経済面や安全保障面での安定化を図るため、一定の対話は必要だという声も根強い。

さらに、石破政権が中国に対して融和的すぎるのではないかという懸念もある。例えば、中国人向けビザの緩和措置など、近年の政策が中国に有利に働いているのではないかという指摘もある。日中関係の改善が目的であっても、日本側の国益を損なう形での譲歩があってはならない。

外交はバランスが重要だ。日米同盟を強化しつつ、中国との安定した関係を築くことは、日本の安全保障や経済にとって欠かせない。しかし、一方で中国側の動きや思惑を慎重に見極めながら対応しなければ、結果的に日本の立場が弱まることにもなりかねない。

今後、石破政権がどのような方針で訪中を進めるのか、具体的な成果をどのように設定するのかが注目される。外交戦略としての意義が明確でなければ、単なる中国への配慮と見なされかねず、国内外からの批判を招く可能性もある。慎重な対応が求められる局面だろう。

執筆:編集部B

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