元財務官僚で経済学者の高橋洋一氏が、自身のYouTubeチャンネルで、自民党の高市早苗氏が「石破降ろし」へ「戦闘モードに入った」と語った。
1月31日の動画で、石破茂首相が同24日の施政方針演説で「楽しい日本」という標語を掲げたところ、「参院選に戦えない、という声が私のところにも随分来ています」と高橋氏。「同志と連絡を取りつつある」と“石破降ろし”への連携が始まったことを明かした。
石破氏は「選択的夫婦別姓」についてテレビ番組で「やらない理由が分からない」と語るなど前のめり。それに対して、保守派の高市氏は「断固反対」とはっきり打ち出すなど、対立を鮮明にしだしている。 高橋氏は、「そろそろ戦闘モードに入らないと、立民が自民とくっついて、その後は予算編成して消費増税になっちゃう可能性が高いね」「次は社会保障改革っていって。消費増税に持って行くというのは、十分ありうる話なんですよね」と、今後の石破政権の狙いを推察した。
そして「どっかで止めないと、そのまま参院選に突入したら、もう自民党は最悪だから。野党は石破さんのままで参院選やりたい。楽だから。それでいけば、自民党は潰れます」と断言した。 その上で「党内政局の季節になる。ここで高市さんが動かなかったら、単なるガス抜き要員といわれるだけ。ここが正念場。動き出すんじゃないの」と期待した。
「(選択的夫婦別姓で)党議拘束を課したら、大暴れするんじゃないかな」「石破さんじゃ戦えないって言って、内閣不信任案みたいな動きが大きくなって、どっかで首をすげ替えなきゃいけないね、となると、高市さんの目も出てくる」とも。高市氏からすれば「なにかのきっかけ政局があって内閣不信任案もよし、党内から石破さんじゃ戦えないと石破降ろしがあるのもよし」と戦略を読み解いた。
一方、野党は参院選を石破首相を相手に戦いたいため、「不信任案は出さないかも。なかなか難しい駆け引きになる」と語った。
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【ツイッター速報?BreakingNewsさんの投稿】
引用元 https://news.yahoo.co.jp/articles/cda91c8749eec8041b9362925c0808ad07acb805
石破茂首相のもとで参院選に突入すれば、自民党の大敗は避けられないだろう。党内でもすでに危機感が広がっており、高市早苗氏を中心とする保守派が「石破降ろし」に動き始めたのも頷ける。
今回の高橋洋一氏の発言は、党内の空気を如実に表している。「楽しい日本」というスローガンを掲げるだけで、具体的な政策も打ち出せず、国民の不安を払拭できない石破政権に対し、多くの自民党議員が「このままでは戦えない」と考えているのは明らかだ。
特に保守派にとって、石破氏の姿勢は受け入れがたいものが多い。選択的夫婦別姓に前向きな発言をしたことも、保守層の反発を招いた要因のひとつだろう。これに対し、高市氏は「断固反対」と明言しており、この点でも明確な対立軸ができつつある。自民党の支持基盤である保守層を敵に回して参院選に突入すれば、惨敗するのは火を見るより明らかだ。
また、高橋氏が指摘するように、立憲民主党との協力が進めば、消費増税が現実味を帯びてくる。すでに国民の生活は物価高で圧迫されており、さらなる増税があれば政権への支持率は壊滅的になるだろう。石破氏がこの路線を進めるのであれば、党内からの反発も激しくなり、不信任案が現実のものとなる可能性もある。
そもそも、石破氏は過去の総裁選でも党内の支持を得られず、地方票頼みの候補だった。それが今回、党のトップに立ったことで、かえって党内の不満が爆発しつつあるのではないか。もともと、党内での発言力が弱い石破氏が、党全体をまとめられるとは思えない。
一方で、野党は石破首相のまま選挙を迎えることを望んでいる。理由は単純で、「そのほうが楽に勝てるから」だ。まとまりを欠いた与党相手なら、戦いやすいのは当然だろう。こうした状況を放置すれば、自民党は歴史的敗北を喫することになる。
では、高市氏が総理大臣になればすべて解決するのかといえば、そう簡単な話でもない。現在の自民党は、公明党との連立や党内のリベラル勢力の存在もあり、完全に保守の方向に舵を切るのは難しい状況にある。高市氏がトップに立ったとしても、党全体が一枚岩になれるかどうかは不透明だ。
しかし、それでも高市氏を中心に保守勢力を立て直すことが、自民党再生の道だろう。岸田政権の失策が続いた後、ようやく訪れた変革のチャンスを、ここで無駄にするわけにはいかない。石破首相のまま参院選に突入すれば、自民党の信用は地に落ちる。
すでに多くの有権者が、自民党に対する信頼を失っている。比例代表で「自由民主党」と書くことは二度とない、と考えている人も増えているのが現実だ。保守層の期待を裏切り続ける政党に、もはや未来はない。
さらに、自民党が進める移民政策や、外国人支援の拡大も問題視されている。税収が上振れしても国民に還元せず、隣国や海外の支援にばかり注力する姿勢には、多くの国民が不満を募らせている。さらに、日本と無関係なガザ難民を受け入れ、国民の負担を増加させるような動きも、到底支持されるものではない。こうした政策を推し進める石破氏が、国民の支持を得られるとは思えない。
また、外国人による医療費詐取問題も深刻だ。立憲民主党は紙の保険証復活を主張し、事実上、この問題を放置しようとしている。こうした迷走を続ける野党に対抗するには、しっかりとした保守の旗を掲げ、国益を最優先する政党の姿勢を示す必要がある。
高市氏を中心に、自民党の保守勢力が復活しなければ、日本の未来はますます危うくなる。今こそ、保守層が結束し、日本の政治を立て直す時だ。
執筆:編集部B
以下,Xより 【Elon Mu…