フジテレビの月9ドラマ「119 エマージェンシーコール」(月曜後9・00)の第3話が3日に放送された。元タレント・中居正広氏(52)の女性トラブルを巡って同局の一連の対応が批判を集める中、撮影協力していた「横浜市消防局」「横浜市会」のクレジットがエンドロールから削除された。
提供社名の表示もなく、同局ドラマの予告やACジャパンの広告が流れた。
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【Yahoo!ニュースさんの投稿】
引用元 https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2025/02/03/kiji/20250203s00041000326000c.html
フジテレビの月9ドラマ「119 エマージェンシーコール」に関して、エンドロールから「横浜市消防局」「横浜市会」の撮影協力表記が削除されたことが話題となっている。ドラマの制作において、地方自治体や関連機関の協力は欠かせないものだが、こうした表記の削除は異例の対応と言える。背景には、元タレント・中居正広氏の女性トラブルを巡るフジテレビの対応が影響していると見られている。
ドラマの撮影に自治体や公共機関が協力することは珍しくない。特に、消防や警察といった公的機関をテーマにした作品では、リアリティを追求するために、実際の施設や設備を使用することが求められる。そうした協力関係は、ドラマ制作側と協力団体の双方にとってメリットがあるはずだ。しかし、今回のように突然クレジットが削除されたというのは、関係者間で何らかのトラブルがあった可能性を示唆している。
今回の騒動の直接的な原因とされるのが、フジテレビの一連の対応への批判だ。特に、中居氏の問題に関して、同局が十分な説明を行わなかったことが問題視されている。テレビ局にとって、視聴者からの信頼は何よりも重要だが、その信頼を損なうような対応を取ってしまえば、番組全体に悪影響を及ぼすことになる。
自治体や公的機関がメディアとの関係を慎重に見極めるのは当然のことだ。特に、トラブルを抱えた番組に関与していると見られることで、自治体側が批判を受けるリスクもある。そのため、関係を整理する目的で撮影協力の表記を削除するという判断がなされた可能性も考えられる。
しかし、視聴者の立場からすれば、こうした対応は逆に疑問を呼ぶ。自治体がなぜ撮影協力の表記を取り下げたのか、その経緯が明らかにされていないため、余計な憶測を生むことになる。透明性のある説明がなされない限り、視聴者の不信感は強まるばかりだ。
また、今回の件は、ドラマのスポンサーや関係者にとっても影響を及ぼす可能性がある。フジテレビはACジャパンの広告を流したが、これは企業スポンサーが降板したことを意味するのかもしれない。スポンサーが番組から離れるというのは、メディア業界においては非常に重要な問題であり、今後の影響も注目される。
こうしたトラブルは、視聴者離れを加速させる要因となる。視聴者にとって、ドラマの内容が良ければ問題ないと考える人もいるかもしれないが、番組の制作過程で不透明な対応があると、それが番組全体の評価に影響を与えることは避けられない。特に、現在のテレビ業界はネット配信やYouTubeなどとの競争が激化しており、視聴者の選択肢は広がっている。信頼を失ったメディアは、視聴者の支持を取り戻すのが難しくなるだろう。
今回の騒動を受けて、フジテレビがどのような対応を取るのかも注目される。もし、単に批判を避けるためにクレジットを削除しただけならば、それは問題の本質的な解決にはならない。むしろ、今回の件を教訓として、視聴者に対して透明性のある情報発信を行うことが求められる。番組の制作過程や関係者とのやり取りを丁寧に説明することで、視聴者の信頼を取り戻す努力をするべきだ。
ドラマというのは、単なる娯楽作品ではなく、社会的な影響も大きいメディアコンテンツである。だからこそ、制作側は倫理的な責任を持ち、視聴者に対して誠実な姿勢を示すことが求められる。今回の一件は、メディアの在り方について改めて考えさせられる出来事だった。
執筆:編集部A
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